成功者の朝が早い理由

社長や役員の地位にいる人や、成功体験を記事やインタビューで語る経営者の話を聞くと「朝が早い」という人がとても多いです。

そう聞くと「朝が早い人はしっかりしているから」という印象でなんとなく納得してしまいます。しかし早起きの理由はその人の能力というより生物学的な理由が強く、多くの人に当てはまる理由があるのです。

日本人の平均的睡眠時間は6時間~8時間と言われていますよね?しかし睡眠時間は季節であったり年齢であったりと様々な理由で変化していきます。

そしてそれらの理由で一番影響されるのが加齢による睡眠量の変化となります。

人は「10代」「20代」「40代」「60代」と年を重ねるごとにで数10分程の睡眠量が減っていきます。

そして成功者や上の役職についている方は年齢の高い人が殆どです。なので意識が高いのが理由かと言われればそれだけでは無いということです。

若い人は沢山寝るので、「早起きが得意ではない」「沢山眠りたい」と思うのは普通の事で年齢的な問題もあり、「意識が低い」と悲観的に捉えすぎなくても大丈夫なのです。

早起きの身に着け方

とは言え早起きは絶対に身に着けた方がいいです。早起きが大事というより寝坊することがダメです。

早起きを成功させるこつは前日の夜に朝の予定を立てることです。早起き出来たらあれとあれをやる…と感覚的に決めるのではなく、「明日の朝にこれを実行したい」と明確にしっかり自分の中で決めて置けば成功率がかなりあがります。

実行することは「自分が楽しみにできること」を予定できるといいですね。起きるモチベーションに繋がります。もしくは実行できれば自分の為になったり、その後が有意義になるものにすると良いです。

朝は集中力や記憶力がとても上がります。勉強をしたり本読んだり、少し難しいことを片付けたりするのに最適なので有効活用しましょう。

美味しいコーヒーでも入れて気分を良くして望んだりするとモチベーションもかなりあがります。

夜や朝にだらだらとSNSを見る時間を省いて、有効活用してみてはいかがでしょうか?

思い切って趣味の時間を朝に取るのもありです。仕事前、学校に行く前だから気分がノらない、と考える人も多いともいますでしょうか、案外そんなこともありません。

疲れて帰ってきた状態で趣味に没頭するより、寝起きで頭もスッキリして体力も回復しきっている状態の方が快適に楽しめます。

なにより、一日で一番万全状態で臨めるので、「よい結果」も得られやすいです。

例えば、私の趣味がゲームなのですが、「ランクマッチ」などの、人と競う要素があり自分の能力が試されるジャンルのゲームであれば、朝に潜った時の方が断然良い結果を得られる事が多いです。

創作ごとの趣味や、スポーツの練習なども頭が回っている時の方がいいアイデアが浮かびやすかったり、練習の経験値が多いです。

是非、朝だけが味わえる自信の最高スペックを活用してみてください。

早起きを成功させるポイント1

予定を立てる注意点としては、億劫な雑務であったり、人を集めた予定にしないことです。

やりたくない事を予定に立てるとモチベーションがかなり下がります。頑張って起きてつらい目に合うと習慣化が非常に困難になります。

また、人を集めた予定(ジョギングや勉強会など)にしてしまうと、「プレッシャー」がかかってしまい、夜の寝つきが悪くなったり、早起きが負担になってしまいます。無理のない軽い予定を立てて習慣化していきましょう。

割と「朝はバタバタするから」と簡単な雑務を夜にしたりしている人も多いと思うので、それを朝にやってみるのもいいです。

日用品の補充、喚起、水やりetc… いろいろあるので、簡単のものを一つだけ朝にもってってみるのもありです。

朝に全部終わらせてスッキリして、夜は自分の時間に集中する、というのも気分がいいです。

早起きを成功させるポイント2

最低7日間以上続けましょう。

「習慣化」に必要な日数は最低「7日間」だと言われています。

逆に7日間続けることができればその後は行動に移す抵抗感が減っていく傾向にあります。抵抗感が減っていけばどんどん慣れていって最終的には身体が勝手にその行動に移そうとしたり、やらないと逆に気持ち悪いと感じてしまうようになります。

なので最初のうちは少し頑張りましょう。最初の頑張りは絶対に必要になりますがそれが1週間でいいと分かっていれば多少楽に感じれます。終わりが見えないと人はすぐに諦めてしましますが、終わりさえ見えていれば案外頑張れます。それもたった1週間ならなおさらです。

早起き以外にも言えることですが、何かを「一週間頑張ろう!」ってなった時に、キリがいいからと言って、日曜までサボって「月曜日」から始める人が結構多いのですが、必ず明日から始めましょう。

できる事なら当日からが一番いいのですが、早起きに関してはどうにもならないので(笑)

日曜まで粘ってしまうと、その時のモチベーションが消えて、日曜になっても始めない、又は忘れてしまっているという危険性もありますし、「変わりたい」と思ったのなら、その日から行動に移すのが一番です。

早起きはいつ始めたとしてもメリットが大きい事が殆どです。早起きを心がけたい方は是非明日から取り組んでみてください。

早起きは人生を豊かにする一番最初の一番優しい関門だと思って早いうちから身に着けちゃいましょう。

睡眠時間がうまく取れない人・しっかり寝れない人へ

不健康な人も多忙な人も改善や工夫が必要になってくるのが「睡眠」です。この本は時間をとれるようにするだけでなく、効果があり意味のなる確かな「睡眠」について知ることができます。

医師が書く快眠法なので睡眠に悩む人にも是非読んでほしい一冊です。原因の解明から解決まで根本的な解決に繋がる可能性があると思います。

日頃から睡眠に悩んでいない方でも自分の「睡眠」を見直すいいキッカケになると思いますのでよりよい生活を考えている方は是非よ読んでみてください。

「脳科学 心理学 から学ぶ記事」