頭がいい人はどんな人か
皆さん一度は考えたことがあると思います。「もっと頭がよくなりたい」「高いIQが欲しい」「天才的な脳が欲しい」と…
学生時代であれば、「もっと記憶力があれなぁ…」と思い、社会人になれば「もっと賢く考えれたらなぁ」と、どうすれば頭がよくなるか、どうしたらもっと脳を進化させれるかと考えます。
「もっと頭がよければな」なんて何かある度に、誰でも思っているでしょう(笑)
この「頭がいい」を真面目に考えた時に、どういった人が頭がいい、ということに当てはまると思いますか?
ここで思いつく人が多いのが「IQ(知能指数)」だと思います。
頭がいいと思った人に対して、「あの人はとてもIQが高い」というでしょう。テレビでも難解な問題に挑む時に紹介されるのはIQの高い人間です。
しかし、実際にIQが高い人は、本当に私達が望むような頭のいい人なのか考えたことはありますか?
私たちが望む頭の良い人は、「勉強ができる人」「仕事が出来る人」「機転が利く人」「名案が浮かぶ人」などだと思います。
今回はそういった「頭のいい人がIQが高いのか」という点を説明したいと思います。
世の中には「頭を良くする」という謳い文句がありふれています。
「読めば頭がよくなる本」「解けばIQが上がるクイズ番組」「頭がよくなるゲーム」「頭が鍛えられるパズル」などなどです。
脳細胞は使えば使う程に増えていくことがわかっているので、どれも「脳を鍛える」という点では適しているのかもしれません。
しかし、やっていてどう効果が出ているのか、どれくらい頭がよくなれているのか、と言う点がよくわからないですよね。
その中でも「IQを上げる」とされているものが、自分の望む結果なものかわからない人は多いと思います。
上記のようなものは毎日する必要があるので、かなりの努力をしないといけなかったりします。
そういった努力をする前に、「IQは高いとどうなるのか」くらいは把握しておきたいですよね。
IQが高かった人が、どのような成功をしたんか、勉強はどれくらいできたか、なども併せて紹介します。
人の脳と言うものは、使わなければどんどん衰えていきます。逆に言えば、使えば使う程に鍛える事も出来ます。
なので「脳を鍛える」という点において、人生でいつまでも必要なことになってくるので、まずは脳への理解を高めて、脳を衰えさせずに、どんどん頭がよくなる生活ができるようにしていきたいですね。
ミスが多い、仕事ができない人、になってしまう原因・努力ではなく脳の状態が影響する | DISA LOG

IQと頭の良さ

一般的にされている「IQテスト」というものは、「知能テスト」が使われています。
どういった内容が行われるのかと言うと、「学校の勉強にどれくらい適しているか」という点が調べられます。
そうなると、IQが高いと学校の成績が高くなるということなので、いい進路が見出しやすく、成功率の高い人生がえられやすい、ということになるはずです。
一般的な勝ち組コースと思われる、良い成績でレベルの高い学校に進み、レベルの高い企業に就職できる確率が高いはずです。
しかし、IQが高くて学校の成績がいいと、という人は全体の半分くらいだそうです。
好成績を出せる脳を持っているはずなのですが、そうとは言えない結果ですよね。
このことから言えるのは、「IQが高い=学校で良い成績が出せるか」と言う点については、「学校の成績とIQは関係がない」という結論を出していいと思います。
さらに気になる事としては、「IQが高いと社会に出て成功しやすいか」と言う点です。
これも調査されており、IQが高く、仕事や研究での成績も高い、と言う人は全体の一割以下だったそうです。このことからもIQの高さと仕事の関係性はさほど深くない、ということがわかりますね。
上記のような結果になると私は考えます。なんかショックのようなー…でも、自分がそんなIQ高いと感じたこともないので安心した!って気もします(笑)
私個人の感想ですが、学校の「成績」や、社会に出て評価される「実績」や「功績」は高い数字を出しやすい頭の良さが大きく関わるというより、社会性や行動力であったり、数字で出されるもの以外の能力の要素が大きいのかもしれません。
学校の成績くらいなら、とりあえず「高い数字」を出せてればよい結果が得られそうなものですけどね、上記のような結果になっているのでわからないものです。「成績」と言うのはいろいろな要素の上で成り立っているのかもしれませんね(笑)
IQを生かせる人

IQが高くても学校の成績が良くなるわけでもなく、社会で成功しやすいわけでもない、という結論付けしましたが、実際IQが高かった人がどうだったかを紹介します。
IQが高くて有名な人と言えば、「アインシュタイン」ですよね、とても偉大な研究者として高いIQと能力を発揮した人です。
申し分ないIQの高さをもっていたアインシュタインですが、学校の成績は悪かったそうです。これはそもそもIQがどうとかいうより、学校の成績と偉大な発明や発見は関係ない、という所ですよ。
あくまでIQとは「一つの指標」であるということですね、高い点数を取るのことの情報として使えますが、大きな成功を成すにはそれが全てではないということです。
アインシュタインが偉大な人物になれたのは、その能力を最大限に生かしたからです。
「もっと頭がよくなりたい」と思う人はまず、自分の能力を把握することに専念しましょう。
自分の能力をしっかり把握し、それを生かせるように立ち回る、それを生かせる環境を作る、という点を意識することができ、努力の方向や仕方を間違えない人が「頭のいい人」になる近道です。
「IQは生まれつきのものか?」という疑問がありますが、IQは常に変動し、一定ではないです。
つまりIQは生きていれば変化していきます。「生まれつき頭が悪いから…」や「私は頭が悪いから…」と、無駄に悲観したりせずに、頭のいい自分を作り上げていきましょう。
「脳科学 心理学 から学ぶ記事 ミスが多い、IQ 勉強」

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