クリエイティブな脳は総合力が高い

今の時代技術が進んだことにより記憶媒体も増え、脳は覚える作業や雑用から解放されたといっていいでしょう。

脳が簡単な雑用をしなくてよくなった分どんどん創造的なことに脳を使っていくことが望まれます。

しかし「創造力」「クリエイティブな考え」「アイディア」こういったひらめく力は脳を只管に回転させれば才能があったり天才だったりの人がパッと浮かぶものではありません。

どんな人でもひらめく力を持つことはできます。しかしそれをうまく活かせるには一定の能力がいります。

こういったひらめく力を発揮できるようになるには「意識的な情報を得る力」「記憶を引き出す力」「思考を整理する力」「情報を組み立て伝える力」それ全ての能力を扱えることにより初めてクリエイティブな人間に近づくのではないでしょうか。

当たり前のことを言っているような感じがしますがこういった能力は日々の意識の違いや努力によって積み重なっていきます。

普段の生活から「この情報は使えないか」「仕事で役に立つ情報ではないか」「今度この情報を伝えてみよう」とあらゆることにレーダーを張って生活することがまず第一歩です。

人にうまく伝える為に正しい語彙を使うよう意識したり勉強したりする事で少しの情報で分かりやすく多くの情報を人に伝えれる人になることも重要です。

「クリエイティブな人」というのはただ何かをひらめく力があるわけではなくて「情報を集める力」「集めた記憶を保持する力」「人に伝える力」を常に高めている人なのです。

とりあえず上記を意識して生活することでクリエイティブな人に近づける一歩になりますね。

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「誰の役に立つか」で考える

まず何か特定の条件化のものでを考え生み出す場合はアイディアを誰のためのもであるかを限定するのが有効です。

選択しが広すぎると考えが纏まらなくなる、独善的な考えを防ぐ、といった効果があります。範囲が広いといつまでたっても思いつかない、考えが纏まらないという状態になるので

脳は無限に選択肢がある中から有効な選択や判断を行う事ができません。経験があると思いますが悪い事だろうが言っちゃいけない事だろうが一旦脳に浮かびますよね?情報に対して判断するのはあくまで自分であって脳ではないです。なのでゴールを絞り込んで選択しを限定する事が必要になってくるのです。

対象がはっきりしない場合でも対象を年齢層で絞るだけでも答えは大きく変わってきますよね?「どんな人たちのためのアイディアなのか」ということを思い浮かべて考える習慣をつけるだけでも正確さやアイディアを出す質の良さや速さが変わってくると思います。

情報の組み合わせ

無から有を出すのはとても苦労する作業です。大体のことは今あることを工夫するだけでうまくいくことが多いです。

無理に無から生み出そうと時間とエネルギーを費やす前に一旦今ある情報をうまく組み合わせてみて何かを生み出せないか考えてみましょう。

それで無から生み出すよりとても価値のあるものが生まれる可能性はおおいにあります。

「アイディア」は情報の組み合わせ、掛け合わせということを意識しましょう。

その為に会議や話し合いで情報を交換する場が多く設けられているのにだた集まる事が当たり前になって新しい情報の共有する有用性を忘れている人が多いです。新しい情報を自分の脳に入れてうまく混ぜ合わせる事の有用性を意識しましょう。

一旦書き出し情報を出力する

脳が一度に系列化できる情報は限られています。その弱点を克服するには情報を一度出力するのに限ります。

その中でも一番有効なのが「書き出す」ことです。読み直す、書く、見る、と情報を強く脳に刻み直すことができます。今脳に必要な情報が脳に強く刻み直されるので脳がその情報を中心に回り始めます。

一度出力した情報は他の情報と掛け合わせ安いです。一見しての情報も得やすくなるのです。脳の中では見えづらい情報どうしの関係性や立ち位置も見えやすいです。

情報を組み合わせることを狙うのであれば書く事以上に考えやすいことはないでしょう。考えに行き詰った人などもだまされたと思って一度今ある情報を書き出してみることをお勧めします。

もし何も思いつかなくても状況の整理と把握にとても役に立ちます。

活動的でよく寝る人

クリエイティブな能力を高めるのに大切なのは「興味をもってなんでもやってみる」「積極的になんでも楽しむ」ことです。同じことばかりしていても脳に刺激はいきませんので

自分ができる範囲で全然問題ないです。「いつもと違う道を通って帰る」だけでも脳はかなり刺激を受けるらしいです。

そんな生活の中で「何かに活用できないか」と軽く意識するだけでも脳は大いに成長・変化を得ることができます。

そしていろいろな情報を蓄えたらしっかり寝て得た情報を整理する必要があります。必要な時に情報を引き出せるようにするには寝ている時に情報を整理している必要があります。

マルチな活動をして沢山寝る。というのがシンプルで一番クリエイティブの脳を作れます。

まとめ
・クリエイティブな才能は脳の総合力
・「誰の役に立つか」で考える
・情報の組み合わせが重要
・情報を一度出力する(書き出す)
・マルチな活動をしよく寝る

会話はするには冴えた脳で-冴える脳を作れる本の紹介-

今回記事を書くにあたって参考にさせていただいた本です。会話をするにも記憶力を上げるにもブログを書くにも報告書を書くにも脳がさえていればそれだけでクオリティが上がります。

本書では普段の生活から仕事まで知っていれば大きな差がつくような有効性の高い15の習慣が書かれておりとても為になります。今より「冴える脳」に興味がる方は是非読んでみてください。

アイディアの出し方・クリエイティブな考え方・「何か」より「誰か」の役に立つかで考える