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ゾーンについて
最近は一般的にも知られるようになりましたね。イメージ的にはスポーツだけでなくどのジャンルでも集中を極めた際に入るのが「ゾーン」という印象だと思います。
特に黒子のバスケという漫画により知った方は多いのではないでしょうか。

眼から閃光が出ていてかっこいいですよね。あれを見ると人間離れした能力が発揮される必殺技みたいに思えます。男であれば一度はああいった能力に憧れます。
もしゾーンを自分の意志で入れるようになればよいのですが、とても現実で入れるようなものではないと思いますよね。
「自分の呼吸以外聞こえなくなった」「周りがスローモーションに見える」という話からも一般的には体感する事の無いような話から自分には関係のない究極の世界という感じがするのではないでしょうか。
何かを完全に極める事ができないとたどり着くことができない領域という。
という印象が強いので到底一般人が入ることはできないと思われるかもしれません。
ですが案外そんなことはありません。確かに簡単に入る事はできないかもしれませんがゾーンはある条件の心理状態になった時の集中を指すものなのでなにかを極めたらなるとかそういったものではありません。
ようは自分の心理状態を調節することによってゾーンに入ることができるのです。
漫画のような眼光を出す事はできませんが研究者によって「ゾーン」についての解明はされていて誰でも目指すことができるものです。高い集中力を発揮することはできるゾーンの入り方は是非知っておきたいものですね。今回はそのやり方について説明していきます。
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ゾーンに入る条件

ゾーンは緊張状態でもリラックスしきった状態でもなる事はできません。
ゾーンになるためには理想的な心理状態になる必要があります。
それは適度なリラックスと適度な緊張状態であることです。
適度なリラックスと適度な緊張が共存した状態で、不安が無く集中することができる状態が「ゾーン」に入っている状態となります。
注意点として理想的な心理状態であっても気持ちがマイナスになっている場合はゾーンに入れないです。不安などが無く気力がありプラスの状態である必要があります。
・適度な緊張状態である
・気持ちがプラスになっている事
いろいろ細かく条件をいう事ができますが要約すればこの三つだけです。
「適度」というあいまいな部分がありますが、これは個人によってゾーンに入る感覚が異なるからです。
感覚が違い感じかたも違いその人に起こる現象も違います。「雑音が聞こえなくなった」「自分の呼吸だけが聞こえた」などの違いや「周りがスローに見えた」「体が軽く自分だけが速く動けた」など感じ方は様々です。
ゾーンの入り方
ゾーンに入る条件は説明しましたので今度はゾーンに入るための理想的心理状態にする為の方法です。
リラックス

適度な緊張が必要といっても最初から緊張を意識する必要はりません。そもそも緊張をコントロールするのはとても困難です。大概の場合は緊張に対してコントロールが効かずに本番で失敗してしまうことでしょう。
ちょっと緊張を残そうなんて無謀なので一度完全にリラックスすることに集中した方がいいです。逆に完全に緊張をなくす方が難しいのでいい感じに残る事が多いと思います。
正直このリラックスすることが一番重要です。
ゾーンに入った多くの人が語るには、最初に完全なリラックス状態を得る状態からゾーンに入ることが多いです。
ゾーンに入れなかったとしてもリラックス状態は高い集中力を安定して出しやすいです。まず最初にリラックスすることを極めるのもかなり有効です。冷静な判断をするにもリラックス状態が不可欠なのです。
こちらで簡単なリラックス法方を紹介します。
参考にしてみてください。
無駄に力が入っている箇所は一度思い切り力を加えると脱力しやすいという要素を取り入れてるリラックス法です。細かく自分の体に意識を向けるようにして試してみてください。
サイキングアップ

リラックスしきったら今度は緊張状態を作っていきます。
緊張状態を作るというより気を高めて意欲を上げ、気持ちを引き締める感覚で臨みましょう。
その際に使うのが「サイキングアップ」という方法です。
サイキングアップとは気持ちを高める心理的ウォーミングアップです。
体を動かしたり発声することによって脈拍や心拍数をコントロールしてやる気を高める事が来ます。
気合を入れる時に「よし!!!」とか声をだしをしたり、軽い体操や伸びをして意識的にモチベーションをあげましょう。
本番を怖がるのではなく楽しむよう考えて、「ワクワク」する感情「ドキドキ」する感情を意識しながら気持ちを高めましょう。
本番とか緊張する場面でなければ「楽しい時の興奮」を意識しましょう。いい感じに気持ちが高ぶった時の状態を考えるのがポイントです。
アンカリング

皆様「パブロフの犬」という現状を聞いたことがありますか?
犬に餌をやる際に毎回ベルを鳴らす。これを何回も繰り返すことによって脳内で「ベルの音」=「餌」の状態になり犬はベルの音を聞くだけでよだれが出るようになるという有名な実験です。
人間でも同じような事が可能で感情をコントロールする「何か」を設定することによって感情をセルフコントロールすることができます。これを「アンカリング」と呼びます。
ポピュラーなのが「音楽」です。
例として
上記のように気分に合わせて曲を聞いておくことによって、その曲を聴けばいつでも自分のなりたい状態にコントロールすることができます。
もちろん曲でなくてもアクセサリーであったり動作さであったりなんでもいいので自分の「トリガー」になるものを決めてみましょう。
ゾーンに入る上で感情のコントロールは重要になってきますので脳をだます工夫も必要です。
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ゾーンの入り方・ゾーンに入る条件と知る、緊張とリラックスのコントロール法


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