もくじ

  1. うまく会話ができない事による弊害
  2. うまく会話ができない原因
  3. 会話をスムーズにする方法・覚えたことを引出せるようになる
  4. 情報をうまく脳に入力・保持する・出力するトレーニング
  5. 会話はするには冴えた脳で-冴える脳を作れる本の紹介-

うまく会話ができない事による弊害

人との会話がスムーズにできなくて困っている人は結構多いです。特に普段から緊張する相手と会話する機会が少ない人は普通の会話すらままならないという方います。

人との会話がうまくできない人は会話中に下記のような事を思う事があるのではないでしょうか。

・相手の言っている事がスムーズに頭に入ってこない
・言葉に詰まることが多い、言いたい言葉が頭に出てこない
・自分の考えが纏まらない
・見たこと、聞いたことをすぐ忘れてしまう。

上記の事が少しでも当てはまるのならこの記事を読み進めてみて欲しいです。

会話はどんな生き方をしていてもとても重要になってきます。仕事から娯楽まで「会話」によりうまく進めたり楽しんだりする為には欠かせないものになる事が殆どです。

なので会話が得意ではない。というのは長い人生においてかなり損をしているといっても大袈裟ではないでしょう。

なにより「会話」というのは脳トレになります。

殆どの人が毎日会話をするので普段から意識してトレーニングしているか、していないかで脳の力は全然違ってきます。

さらに「会話が苦手だから…」と人と話す機会をさらに減らしてしまっている人は、良く話す人と脳のトレーニング量に差がついてしまいます。

なので話術を鍛える方法を把握して他の人より脳を鍛えつつ話し上手になれるよう今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。

会話をしなくても相手の情報を大量に得る方法。観察法を知るだけで相手より優位に立つことができる | DISA LOG

うまく会話ができない原因

会話とは脳にうまく情報を入れる事、記憶したことをうまく出し入れする事、をうまく行う事でなりたちます。 

脳の入力→情報処理→出力を確認する

簡単に言えばこういった流れになります。これがうまくかないと会話がスムーズにならなかったりします。

主に記憶をうまく引き出せないのが会話をうまく進めきれない原因になっているんです。

「見たこと、聞いたことをすぐに忘れてしまう」という方は得た情報を意識的に脳へ入れる事が少ない可能性があります。

脳は一度得た情報を勝手に全て記憶するようになっています。覚えようとしなくても「覚えている」という状態になるのはこのためです。

しかしいらない情報ばかり増えると脳が持たないので、意識的でない記憶から消えるか、すぐに引き出せない所にいきます。そのせいで必要な記憶も出し入れできない所にいってしまい、記憶しているのに扱えない記憶となってしまっているのです。

なのでまずは必要な記憶と必要でない記憶を意識的に分ける必要があるのです。

なにか大事なことがあれば「この事は重要」と頭の中で意識するだけでも効果がありますね。

会話をスムーズにする方法・覚えたことを引出せるようになる

下記ができればスムーズな会話ができるようになるだけでなく記憶力のある脳を形成ることにも繋がります。

・脳にある情報を意識的に入力する
・情報を脳の中で保持する
・入力した情報を解釈する
・脳の中にある情報を出力する

人に伝える事を前提に情報を脳へ入力する

得た情報をうまく出力するに情報を得る際に「その情報を出力する」「誰かに伝える」という前提をもって脳に入力する必要があります。

たとえばですが電車からただ景色を眺めていたとします。そのあとに

「どんなものが見えましたか?」

と聞かれてもあまり答える事ができないはずです。

ですが「どんなものが見えたか後で教えてください」と言われたら、意識して景色を見るので後で教えるつもりで脳に入力することができ、記憶は引き出しやすく長らく脳に保持されます。

本を読んだり、人との会話でも同じ事が言えます。

なにかの教本を読み終わった後って正直要点すら覚えてなくて、理解をしていても人に教えられるレベルにはならないですよね。素通りしてみた景色と一緒になります。

ですがこれが「誰かに教える為」であったり、読書感想文であったりしたらどうですか?要点を抑えて誰かに伝えれるレベルで覚えていますよね。「わかったつもり」ではなく、しっかりとした記憶と理解をもって脳に刻まれるのです。

人との会話がうまい人もただただ話術に長けているのは無く、普段から意識的に文書を読むにも人との会話にも誰かに伝えるつもりで記憶しているからなのです。

情報を得る時点で誰かに話すつもりで記憶してるため、話題や語彙の引き出しが常に出しやすい状態になっているので話題につきないしうまい事を言えるし言葉に詰まらないのです。

要点
情報を得る際には情報を出力するつもり脳に入力する

情報をうまく脳に入力・保持する・出力するトレーニング

上記から情報は出力するつもりで取り入れる。これを普段から意識して行うだけでも充分なトレーニングになるのですが、その他脳に効果的なものを紹介します。

・ブログを書く

人に伝えるつもり情報を入れると事と言えばブログを書くことです。ブログは最高の脳トレになりますし人との会話で話題が沢山だせます。これは自分がブログを書いててとても実感できましたね。

人に読んでもらうものなのでできるだけキレイに纏めなくてはいけないし、文章もかなり整理して読みやすくする必要がある為、「人に伝える為」を考え尽くすのでこれ以上にないトレーニングになります。

・報告書を書く

これは自分からやりたくてやるものではないかもしれませんが普段からやらないといけないという人は「自分の為になる」と考えれるようになれば少しはモチベがあがるのではないでしょうか。

理由としてはこれも「ブログを書く」と同じ理由です。人に見てもらう事が前提となってその事柄に対しての情報がより脳に強く入力されます。

「報告書を書かせる」理由として本来はこいった目的で書かせていいるのだとか、報告書に纏める行為は忘れることを防いでくれます。どこかで出力する機会のない記憶はどんどん忘れてしまうものなのです。

・人に話す

一番簡単に毎日やりやすいのが人に話す事です。ただ会話するのではなく相手に聞いてもらいやすいように要点を纏めて話せるよう意識して話してみてください。そして相手の話をする際も同じことを同様に意識して行ってください。入力と出力をうまくできるか試しつつ会話してみましょう。

保持した情報には解釈を
得た情報を長らく鮮明に保持するには自分なりの解釈やイメージをつけるとより効果的です。どう解釈してどう相手に伝えるかで話に深さや広がりがでますので記憶した情報に自分の考えを加えるようにしましょう。

会話するには冴えた脳で-冴える脳を作れる本の紹介-

今回記事を書くにあたって参考にさせていただいた本です。会話をするにも記憶力を上げるにもブログを書くにも報告書を書くにも脳がさえていればそれだけでクオリティが上がります。

本書では普段の生活から仕事まで知っていれば大きな差がつくような有効性の高い15の習慣が書かれておりとても為になります。今より「冴える脳」に興味がる方は是非読んでみてください。

賢く円滑に会話ができるようになる方法・普段の生活から会話力と脳が鍛えれる簡単トレーニング