会話無しでも相手を知れる
生きていれば出会いの連続です。どんな人でも生きていれば様々な「初対面の人」とあいさつを交わすことになるでしょう。
「第一印象」というのは、その人との今後の関係に凄まじく影響してきます 。そんな大事なことなのに、基本的には相手の情報が無い状態で関係が始まります。
まぁ、だからこそ第一印象で得る情報は大きな効力を持つもことにもなるのですけどね。
理由は省きますが、人は他者に対して一度抱いた印象はなかなか手放すことはできません。
少しの追加情報があったとしても、第一印象がその人に対する印象の全てになる可能性は少なくありません。それほどに最初に与える印象は重要なのです。
よく言われるのが「第一印象は外見が9割」です。確かに外見が大きく影響するのはわかりますが、一度、今まであなたが初対面の人と会話した時の事を思い出してほしいです。
外見の印象はあれど、話した内容についてもそこそこ覚えていると思います。外見が全てと言う訳では無いのです。話した内容に関する印象も無視できない要素になります。
なので、「外見だけ気にすればいい」ではなく、良い印象を与える会話も重要になってくるのです。
そうなってくると、「話したこともない相手にどうやって良い印象を与える会話をするの?」となるはずです。
そこで必要になってくるのが、相手の情報を集める技術です。
「情報」というのはどんなことであっても、強力な武器になることは皆さん知っていると思います。その武器が生きるのは会話も同じです。
相手が几帳面、寛大、謙虚、積極的、協調性、主体性、誠実、ケチ、傲慢、生意気、冷たい、短気、小心者、貧乏、金持ち、社会的地位、スポーツ好き、芸術面の仕事している、事務職、営業職などなど、この中のたった一つだけでも情報があれば会話の仕方をいろいろと工夫できます。
会話が始まる前にこういった情報を一つか二つでも知れたり、職業などを想定できれば、会話をスムーズにしたり、相手に良い印象を与えたり、強い印象を与えることもできるでしょう。
なので、会話をしなくても相手から多くの情報を取れる技術を紹介していきたいと思います。
会話が始まってからでも相手の情報を多く取れれば優位を取りやすいですよね。あと、相手の情報を多く集めれる人、ってなんかかっこいいです(笑)
知識として持っていても損にはならないので、是非最後まで読んでみてください。
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視るだけで得られる無限の情報

情報を得るとなれば、まずは相手の服装を見ますよね。服装はスーツか、それともジーンズにスニーカーか?
スーツであるなら、目の前の人物は新しいスーツを着ているだろうか、あるいは肘が少しテカテカしていなだろうか。これだけでもどんな人物か透けてきますね。
握手でわかる大量の情報
握手して挨拶する時に得られる情報は多いです。まず、肌は滑らかか、ざらざらしているか、などなどです。
手入れがされているのなら、オフィスワークの可能性が高いです。何らかの代理店や市役所などに勤務しているかもしれません。医者や銀行員かもしれませんね。
マニュキュアをしていたら、まず手を使って何かを作ったり整えたりする仕事でないことはわかります。しかし、デスクワークに就いている人も手が荒れていたり、指にたこができていることもあります。その場合は何か手を使う趣味があるかもしれません。
スポーツをしている人なら手を一見すればわかりやすいですね。ウェイトリフティング・ゴルフ・ロッククライミング・釣りなどが好きな人もいます。このような趣味は外見から見つけやすいです。
決めつけるのではなく、一つの情報として拾えるものを拾って行くのがポイントです。
手の色からも情報を得られます。
・指先が黄色くなっている人はヘビースモーカーの可能性あり
・肝臓や胆嚢に疾患がある人は手が全体的に黄色になっていて、気分が落ち込みやすかったり、怒りっぽい傾向がある
・手の血色が悪いと貧血気味で、疲れやすく活発性の無い人
・手に赤みがある人は、興奮しやすく感情的な面がある。
・親指の付け根のふくらみに赤い斑点がある人は、アルコールを摂り過ぎている可能性がある。
あくまで可能性の話しです。ですが、視えていることなら勿論それは事実です。上記の状態になっている可能性もあるということです。
装飾品から得られる情報

多くの情報をわかりやすく知ることができるのがアクセサリーや装飾品です。
まずは結婚指輪を見ますよね、ネックレスにイニシャルが入っていると分かりやすいです。指輪にイニシャルを入れる人もいます。
あとはどんな腕時計をしているかもチェックポイントです。
ロレックスをしてるか、スウォッチだろうか、ロレックスなら本物か、イミテーションか、さすがに見分けるのが難しい、という場合はその人の全体を見て判断することが可能です。
恰好からその人が数十万する腕時計をしていそうかどうかは見てわかる事でしょう。
そんな場合は靴を見ると分かりやすいです。汚れているか、どんな靴か、などなど靴も特徴が多いです。もし合皮の靴であれば本物の可能性はかなり低くなるでしょう。
キーホルダーも意識してみると割と特徴的な情報を得られたりします。車の車種がわかったり、趣味関連のキーホルダーであればさらにわかりやすいです。
細かい動作から情報を得る

上記と違い会話を交えた情報収集法になりますが、大きな要素を二点、併せて紹介します。
・相手の話し方
慎重に言葉を選んで話している様子か、感覚で言葉を発しているか、という点を見ればどんなタイプなのかはよくわかります。
・身振り
大きな影響力を持っている人や、社会的に地位の高い人の動作は堂々としていて、ゆったりした動作が多いです。
ほんの一瞬の些細な動作にもその人の様々な情報が含まれています。「意識してみる」を日頃から実践していると得られる情報は変わってきます。
今回紹介したのはあくまで観察する際の要素の一部です。重要なのは洞察力を身に着けようと考えてみる事ができるかどうかです。
上記のような要点を知っていれば、洞察力を身に着ける視方が意識しやすくなると思います。
社会的に成功している人は「人を見る力」に長けた人が多いです。自分の人生は周りの人間が大きく影響して成り立っていることを理解しましょう。
そして、観察による推理は可能性の範囲を超えないことが多いです。例外も多く存在することも事実です。
それを踏まえたうえで自分の会話や態度に上手く活用できるようにしましょう。
「脳科学 心理学 から学ぶ記事」


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