考え続けても名案は生まれない

考えが行き詰る、ずっと考え続けているのにいい企画(アイデア)が思いつかない。そんな切羽詰まった状況は誰でも経験のあることでしょう。

一回詰まると全然進展しなくなるんですよね。多くの人の場合はそのまま考え続けるでしょう。良くて一度気分を変えて軽く休憩するくらいです。

後は運よくいい案が思いつくのを願って只管に悩み続けるのみです。

ですがやはり頑張り続けたところで事態が好転することはありません。脳を使い続け時間がたてばたつほどに思考力は鈍っていく一方です。

冴えた脳でよりよいアイデアを生み出したり、効率よく考えたりしたいなら、思考を切り替える事がもっとも重要です。

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思考の切り替えは難しい

思考を切り替えるのが大事とはいっても思考を切り替えるのはかなり難しいです。

意思が強かったり頭が良かったりすれば思考を簡単に切り替えれるわけではありません。一旦休憩をとったりするのは軽く効果はありますが、脳のメカニズムから言えばほとんど効果はないと言えるでしょう。

思考を止めてボーっとしたり、歩き回ったり、いろんな人と話したり、景色を見たりするのが効果的と言われていますがやはり思考を止めるには限界があります。

そもそも人間は思考することを止められない生き物で、常に何かを思考し続けて、一日に2万~6万程の量を脳内で考えてていると言われています。

いつも頭の中はごっちゃごっちゃになっている事が殆どです。何もしていない日でも夜には頭がなんか疲れていて普通に眠くなりますよね?脳内では無駄な思考がノンストップで駆け巡り続けているので疲労が溜まっているのです。

つまり、起きて「何かをしている」という状況では、どうあがいても思考が続くので「切り替える」事は困難なのです。

「仮眠」が最強

思考を切り替える上でもっとも効果的な方法はなにかといえば「昼寝」となります。

理想の睡眠時間は「10~15分」になります。このくらい短い時間で昼寝をすれば、脳は完全に休息する事ができます。つまり、ずっとオンになっている思考をオフの状板に替えることができるのです。

思考の切り替えができない状態が続くと脳の血圧はずっと上がったままで、ある種の「興奮状態」になります。その結果、睡眠不足や不眠症を引き起こしやすくなるといわれています。

そうやって上がってしまった脳の血圧を下げることができるのが睡眠なのです。少しでも睡眠をとれば脳の血圧を楽に回復できます。

考えに行き詰ったり、集中力が落ちて効率が下がってきたら、とりあえずタイマーをかけて10分寝る。というのを習慣にしましょう。

思考の切り替えが簡単にできるようになるし、思考を自在にコントロールして、脳の機能を高めることができますし、仕事の効率もかなりあがります。

最近は15分の睡眠休憩を取り入れている会社がかなり増えてきましたね。寝るための施設を作っている会社もあります。

昔よりは睡眠休憩が受け入れられている時代になっています。寝づらい環境にいる人でも一回気にせず寝てしまいましょう。効率は圧倒的に変わるので早い段階で自分から眠れる環境を作っていくことが大切です。

脳の知識を得る

日常に使える脳の知識を簡単に学ぶことができます。

「やる気の出しかた」「集中力の出し方」「記憶力の上げ方」「正しい休み方」「日常に活気を出す方法」などの脳科学に関わる役に立つ知識が纏まってて便利な本です。

脳の知識があるだけで生き方が大きく変わります。ですが脳について完全に知るにはとても時間がかかりますし難しいです。

そんな人は是非読んでみてほしいです。書店で見かけてなんかボリュームある見た目のわりに結構値段も1000円以内とお得だったので買ってみました(笑)私は値段以上のものを得れたと思いますのでお勧めです。

「脳科学 心理学 から学ぶ記事」