眼がよいと脳が発達する

一般的な認識として、なにかを見る際は、「眼」だけで見ると思われていますが、それでは不十分です。

「見る」と言う行為は、眼で見た情報を視神経を通じて大脳に送られ、脳で映像化したものを認知することによる初めて「見える」と言えるでしょう。

「眼」と「脳」の二つが正常に働くことにより私たちは眼にも映るものを見ることが出来るのです。なので眼と脳の関係は見る能力やの脳への刺激や健康においてもとても関連深いものです。

なので視力や動体視力等の見る力が低下すると、対象をハッキリ見ることが困難になり、視覚から脳に伝わる情報が減ってしまうため、脳への刺激が減少し、様々な能力低下に繋がるのです。

人は視覚からの情報が8割だと言われています。距離感、形状、サイズ、色、位置など、簡単に考えただけでも視覚に頼る情報がどれも重要なことであることがわかります。

つまり、視力や見る力を向上させたり、正常にするだけで、人間の能力は大幅に向上するということです。これは、スポーツやゲームなどの能力向上だけでなく、日常生活に関わってくる能力にも大いに影響してきます。

例えばテストを受けているだけでも、眼が元気な状態で問題を見て解いていくのと、眼が疲弊して正常じゃない状態で問題をみるのとでは、脳の把握度が変わり、処理能力に大きな差が出ます。解く時間にも影響がでるとなると、テストの結果にも大きく影響するはずです。

本を読んでいる時に眼が疲れている状態であれば、もう内容に集中なんてできませんよね?情報量は大きく減り、頭の中は眼の疲れの事でいっぱいになり読むことをやめてしまうでしょう。

ですがこれが仕事中だったらどうですか?事務作業でもなんでもPCを使って入れば大量の情報を目まぐるしき見て回ることになるでしょう。

ですが、把握能力や情報処理能力が落ちても仕事が終わるまではやめれません。なので眼の機能を回復、能力向上が誰でも必須になってくるのです。

単純に、スポーツやゲームでも勝率を上げるために眼の能力アップは絶対に欠かせないものですよね。処理能力、及び動体視力などの必須となる能力の向上に大きく関わります。

今回はそんな眼の回復と能力向上させる方法を仕組みから解説していきますので良ければお付き合いください。

眼によるFPSや格ゲーでの能力アップ法などにも興味がある方は下記の記事もよければ読んでみて欲しいです。

動体視力を鍛えたければ眼の筋肉を鍛えろ!ボールに反応、FPS、格ゲーで素早く反応するには | DISA LOG

眼が悪くなる原因

眼の回復させる行動をお伝えするまえに、何がどうなれば眼がよくなるか、を説明させていただきます。仕組みを理解して、後ほど説明する方法がどう効いているのか、なぜ効果があるのかがよく理解できるようになります。

仕組みを理解していないとやる気が起こりませんからね、継続を成功させるために「理解」という要素はとても重要になってきます。


酸素不足は眼を悪くする

眼の最大の栄養となるものは「酸素」です。

身体は何をするにも酸素が必要になりますよね?眼も酸素を多く必要とします。眼というのは動き続けていて凄まじい運動量をしています。1日10万回以上動かくのだとか

そんな運動量をしているなか、「酸欠状態」になってしまうと、眼への影響は凄まじいです。酸欠による一番の影響を受けていると言っても相違ないです。

酸素が不足すると眼にどういった影響が出るのかと言うと、「毛様体」の筋力と「水晶体」の弾力が失われることにより、「近視」や「老眼」になります。

他にも「飛蚊症」や「緑内障」といった眼の病気に繋がります。

単純に栄養不足により、視野が損なわれると考えるとわかりやすく影響が考えられますね。栄養がいきわたらない部位の能力は落ちます。逆に栄養がいきわたる部位の能力は向上します。

だから眼には充分な酸素を送れるだけでも大いに回復するのです。

「まず、酸欠になんてならないのでは?」って思ったかもしれませんが、現代人は酸欠の人がばかりです。仕事なので座りっぱなしの人などはだいたい酸欠気味でしょう。

なぜ、座りっぱなしの人が酸欠気味になるのかと言うと、座り仕事の人は前かがみ気味になります。そうすると気道が狭くなり、無意識のうちに充分な息を吸えていない状態になるのです。

そんな状態が毎日何時間も続けば、まともな呼吸ができていないで過ごしているのと同意です。加えて、座りっぱなしでいると、自分の体重で太ももやお尻を圧迫して止血している状態になります。

そうなると血流が悪くなりますよね?そうなれば酸素を正常に眼へ酸素を送ることができない状態になっていきます。血液がドロドロの人はそれだけで酸素が足りなくなっているのです。

姿勢で呼吸が阻まれたり、血流を悪くしたり、血行が悪いこによって酸素が充分に供給できなかったりと、様々な理由で眼は酸欠状態になりがちなのです。血流の流れが重要になることから特に胃腸などの内臓の影響をかなり受けることがわかります。

それでも「眼は仕方ない」「眼の悪さは遺伝だから…」と眼の健康に対して、関心がない人がとても多いです。

身体能力を上げたくて、「動体視力」「反応速度」などを気にする前に、純粋な眼の健康からの能力向上が必要なのです。

深呼吸で眼と脳の能力は上がるり回復する

上記でも説明したように、酸素を眼に送ることが重要になってきます。なので手っ取り早く効果のある行動が「深呼吸」になります。

私たちが1分間で無意識にする呼吸は平均で「15~18回」らしいです。眠っている時は4分の3~3分の2に減るので、1日で2万5000回の呼吸を行っている計算になります。

この2万回のうち、「50回」程度でも深く深呼吸をしていれば体調が改善していきます。

酸素を取り入れて集中力アップ

空気中の酸素濃度は約21%と言われています。これが20%まで落ちると思考能力が低下し、手足が痺れたり身体に異常が出始めます。

酸素濃度がたった1%落ちるだけでもこんなにも影響がでるものなのです。

酸素濃度が15%ほどになればもうまともに動くこともできなくなるらしいです。空気の入れ替えが出来なかったり、飛行機や満員電車なので閉鎖空間で頭がぼーっとしてしまうのは酸素不足が原因なのです。

眼の疲労というのも酸素不足からくるものです。本を見ていたりスマホを見ていたりすると眠くなってきますよね?疲労から酸素不足になっている為に眼を酷使するのをやめさせるためです。

逆に言えば、酸素をしっかり取ることができれば、脳に血液が回り集中力がアップします。脳に血液を回し能力を上げたければ、如何に酸素を取り入れるかが重要ということです。そんな時も一度ゆっくり深呼吸して多くの酸素を取り入れましょう。

コンタクトは眼によくない

コンタクトレンズも眼に酸素を取り入れる上でもちろん影響があります。

眼は血流からの栄養だけでなく、眼から直接酸素を取り入れています。そうなるとやはりコンタクトは物理的に酸素を入れることを阻害します。

眼の事を考えるとできるだけしない方がいいという事ですね。私もコンタクトを使用しているので考えものです…コンタクトをしている人はその分も眼の事に気を使って生活する必要がるかもしれませんね。

勝てる動体視力を手に入れる・「深呼吸」をするだけで「眼」と「脳」の能力が向上する