間違えたダイエットの常識
ダイエットの話になると結構な確率で出てくるのが果物の話ですよね。「朝バナナダイエット」なども流行りました。
そういったダイエット法などからも生まれたイメージとしては、「果物は太らない」「フルーツはダイエットに最適」などです。
「果物は果糖だから問題ない」って聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
確かにお菓子や、肉、ごはん、とかに比べると、果物だったら許されたような感覚になりますよね。
それに美味しくて甘いです!栄養価も高い上にダイエットで強く欲しくなる「甘さ」を太ることなくカバーできるのであれば重宝されます。
先に言っておきます。後で詳しく説明しますが…
果物は太ります。
100%ジュース?残念ながら太ります。「果糖だから太らない」なんてことはありません。しっかりと糖分です。
逆に「果糖だからこそ太りやすい」まであります。ブドウ糖でないから痩せるのではなく、ブドウ糖でないからこそ、より太りやすくなってしまうのです。
私も昔は、「お菓子食べちゃうくらいなら果物で凌ごう…」なんてよく理解もしてないのに思っていたことがあります。無駄な我慢をしていましたね…まぁ、お菓子よりは健康面的に身体に良いかもしれませんが、ダイエットを意識しているのならミスになります。
果物を多く用いたダイエットをしている、しようと考えている、という方は、一度この記事を読んでみて欲しいです。とてもよい食材ではあるのですが、割とダイエットを意識した時には、扱いにくい食べ物でもあることを知っておくべきです。
あと、ダイエット時に意識するのは「お酒」ですね。「ビール」なんて太るのは誰にでもわかる事です。
だからと言って「お酒全部がダメ」というわけでもないです。それどころか、ダイエットの手助けになるお酒だってあります。
日本人はお酒に弱い体質の人が多いです。それゆえに「お酒は身体に悪い」という印象が少し強いです。それはダイエットの考えにも少なからずあります。
ビールや日本酒といった糖質が多く太りやすいお酒が主流なのも原因の一つです。
しかし、アルコールというのは案外身体にいいものです。軽くお酒を嗜む人は圧倒的に飲まない人よりも長生きしやすい、なんて言われるくらいだし、実際にその通りです(笑)
お酒を楽しみたいけどダイエットの事も考えたい、という方も是非この記事を読んでみてほしいです。
「果物・お酒」は長い人生において、かなり深い付き合いになる食べ物であり、飲み物です。知っているのと知っていないのとでは、食べ方や飲み方が大きく変わってくると思うので、是非、正しい知識を持って楽しんで欲しいです。
この記事を読む前に、「糖分」というのがどれほど太りやすいものか、という題材で書いている上記の記事を見るとより理解が深まりますので、よければこの記事を読む前に読んで見て欲しいです。


果物は太る

上記で軽く触れていますが、果物は太りやすいです。果物はブドウ糖ではなく、「果糖」になります。
一見、「ブドウ糖じゃないし果糖の方がよさそう」ってなるかもしれませんがそうではありません。期待を裏切ってブドウ糖より太りやすいです。
その理由なのですが、ブドウ糖は皆さん知っての通り主にエネルギー源として消費されます。
一方果糖に関しては、充分なブドウ糖がある場合は、ストックされるようになっております。今の時代ブドウ糖が充分に取れていない人なんて殆どいないでしょう。
「ストック」というのはすなわち…「中性脂肪」に変わります。ブドウ糖よりダイレクトに脂肪になりやすい、ということですね。
私はこれを知った時、結構ショックでした…あの果物ならスッキリしてるし多く食べても許される感、に救われていたのに、まさか余計太りやすいなんて…って感じです(笑)
ミネラルやビタミンと、良い栄養素も詰まっているので、朝に食べるのがいいらしいです。「朝バナナダイエット」は実際よいのかもしれせんね。
因みにバナナは果物の中でも最も糖質が多い果物だそうです…食べる時はそれを踏まえて考える必要があります。エネルギー補給と考えれば効率のよいものですが…
果物を食べるときは、なるべく皮を剥かないほうが良いそうです。リンゴは皮ごと、とかですね。
皮だけに含まれる食物繊維を一緒に摂ることにより、消化に時間をかけることによって、血糖値の上昇を緩やかにすることが可能になります。
缶詰のフルーツみたいにかなり食べやすくされているのは、果糖のみを効率的に摂取する形になってしまっていますね(笑)
何かと果物を食べやすくしている商品がどんどん増えているので、意識的に自分から素の状態で食べれるようにしましょう。
ジュース化されると、大した満足感を得られないままガンガン果糖を摂ることになるのでかなり注意が必要です。
フルーティーな甘さや美味しさが身体に都合のいいものだけで成り立っているわけではない、という事を頭の片隅にでもいいので置いておきましょう。
ワインは本当に痩せる

ワインは凄いですよ!痩せたい人ワインを飲みましょう!!
ワインだけではありませんが、本来アルコールといものは身体に良いものです。「アルコール中毒」やビール類などの糖質が高いお酒による生活習慣病でイメージは悪いですが、アルコールは長寿に欠かせないものです。
なぜ、ワインなのかと言うと、ワインには血糖値を下げる効果があります。
なぜ血糖値を下げると痩せるのか、と言うのを凄く簡単に説明すると、ブドウ糖の濃度が上がると血糖値が高くなります。それを下げる為にインスリンが分泌されてブドウ糖を処理するのですが、余ったブドウ糖は「中性脂肪」になります。
逆に、血糖値が下がるとインスリンが脂肪を作らないので太らないし痩せていきます。もっと詳しく知りたい方は下記の記事を読んで見て欲しいです。
夕食にワインを飲めば、翌朝は血糖値が低くなります。そうなれば朝から糖質があるものを食べやすく、栄養があるものを摂りやすいですね。
赤ワインには、強い抗酸化作用もあります。これは生きている人全員に必要なものですね、少しでも長く元気に若々しくいたいなら「酸化」を防ぐ抗酸化作用のあるものが必要になります。
血糖値が気になる方はこれを機にワインを楽しんでみてはいかがですか?
腹八分目を意識する

私たちの生活の中では当たり前になっていますが、「お腹いっぱい食べる」というのは身体に良くはありません。
残すのは良くない、という風潮があるのですが、一番いいのは「腹八分目」になります。
子供なら食事の量を調整することは難しくなっているかもしれませんが、大人になれば自分でコントロールできるはずです。
子供の頃と同じようにお腹いっぱい食べるのは、自分をコントロールしていのと同じです。
できることなら食事の回数を食べる量が変わらないように増やし、血糖値の変化を緩やかにするのが理想です。
さすがにそれは難しいので、「ゆっくりしっかり噛む」たったこれだけでも意識するだけでも大いに効果はあります。
満腹感を得られやすいし、食事を楽しむこともできるし、何より消化の負担を減らすこともできます。
とても簡単ですし、大きな効果を得られるので、この記事を開くくらいには身体のことを気にしている人であれば、是非、次の食事からでも意識してほしいです。
「健康」を疎かにしてダイエットを成功させるのは不可能です。健康的に時間をかけたダイエットを心がけましょう。
缶コーヒーを飲む人は痩せない!どれだけカロリーを気にしても糖質を気にしない限り痩せるのは不可能 | DISA LOG
「脳科学 心理学 から学ぶ記事 間違ったダイエットの常識」

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