睡眠不足と睡眠時間の因果関係

「昨日2時間しか寝れなかったわ~」と言われたり言ったりする会話を一度はしたことがあるでしょう。実はこれが「睡眠不足」の大きな要因になりかねないのです。

ブラウン大学のメアリーカスケイドンという方の実験でこういったものがあります。

陽が一切入らず時計などの時間を知ることができるものが一切ない部屋で2グループに3時間睡眠をとってもらう

上記の実験内容を実施し、2グループに3時間の睡眠をとらせました。どちらも睡眠時間事態には違いはありません。

1つ目のグループには下記のように伝えます。

「8時間ぐっすり眠っていた」

2つ目のグループには下記のように伝えます。

「3時間しか寝ていない」

実験結果

1つ目のグループ

結果としては8時間睡眠と認識しているグループは殆ど睡眠不足を訴えない。

2つ目のグループ

3時間睡眠と認識しているためグループの全員が睡眠不足を訴えた。


上記のような結果になりました。睡眠不足と睡眠時間の因果関係に疑いを持たせる実験結果になったと思われます。

「タイムディストーション」という言葉があります。日本語に訳すと「時間のゆがみ」という意味です。

楽しいことをしている、集中している、といった場合に時間が速く進み。辛いこと、退屈なことをしている時は時間の流れが遅く感じます。他で言えば幼少の頃と比べて今過ごす一年の長さはとても短く感じる人は多くいるでしょう。こういった現象を「タイムディストーション」といいます。

「8時間眠っていた」と伝えた被験者に対しても睡眠不足を訴えなかったのはこのタイムディストーションが起きていたのかもしれませんね。

とりえず言えることは「自分は寝ていない」「今凄く眠い、睡眠不足だ」と強く感じてしますのは自分がそう思い込むことによって強く感じてしまっている可能性は高いのです。

こんな状態でも興奮したり、楽しかったり、動き回っている時には眠くなることなんてありません。極端な話、単距離走をしながら「ねむたいなぁ」って感じ人間はいないでしょう。結局は「脳」でどう考えるか、という部分が睡眠不足を感じる要因になるのです。

8時間眠っていようが気持ちが良ければお昼寝しちゃいますもんね。

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