「入浴後の疲れについての記事」
食事が先か、お風呂が先か
毎日の習慣ってとても重要です。些細なことでも毎日で一年もすれば身体にも大きな影響を与えます。
毎日の習慣と言えば、晩御飯とお風呂は欠かせませんよね?とても大事なことなのでどちらも毎日欠かすことはほぼないと言っていいでしょう。
そんな毎日行う食事とお風呂ですが、皆さんどちらから済ませますか?「どっちの方が先がいいのかな?」って一度くらいは考えたことがあるのではないでしょうか。
私の個人的な考えですが、皆さん食事から先に済ませることが多い印象です。
私もこのタイプでしたね、食事は発汗することも多いですし、口周りに匂いが付くこともありますし、手の汚れやすい料理とかでも後でお風呂に入るなら気になりませんし、いろいろと都合がいい気がします。
そうは言っても入浴後の食事もいいものですよね、全部スッキリしてリラックスしている状態で食事を楽しむことができるし、入浴という後々のやることを一つ済ましている状態は、精神的にもゆとりが生まれますし、夜の自由時間を過ごすうえで大きな影響を与えます。
なので基本的には「健康面」を意識するっていうわけではなく、「効率」を重視して考えて決めている、って方が多いですね、私もその方がいいと思います。
ですが、「健康面」を意識した際に、「食後に入浴」より、「入浴後に食事」 の方がいい、という知識があればどうでしょうか、「一応どちらでもいいかな」って人であれば「入浴後に食事」を選択する人も多いはずです。
もちろんどちらでも問題ありません。自分にあってる方を選ぶのは大前提です。それでも知識として持っておいて選択肢の幅を増やすにはいいと思います。
再度言いますが、「食後に入浴」より、「入浴後に食事」の方が健康です。
今回の記事は、なぜ 「食後に入浴」より、「入浴後に食事」 が良いのかを説明します。
「入浴」というのは、体温、メンタル、血流、自律神経という生きてくうえで大事な要素ケアしてくれるとても重要なものです。
「少しでも入浴を効果的に生かしたい」、と考える人は是非読み進めて、どういった違いがでるのか把握してほしいです。
特に「最近疲れる…」「全然疲れが取れない…」「どうにかして今までより元気に活動したい」って方には一度試してほしいです。
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「入浴後に食事」 で疲れづらい身体に

上記でも軽く触れましたが、「疲れ」に対して効果があり、「入浴後に食事」にすることによって、疲れの抜け方や溜まり方が変化していきます。
なので「疲れやすい人」「疲れが抜けない人」「とても疲れきっている人」で日頃から「食事→入浴」の流れが多い人は順番を変えてみて欲しいです。
とくに自律神経に影響するので普段から緊張状態が多い人は疲れが取れずらくなっていると思います。自律神経の乱れによる身体への影響はとても大きいです。
順番は「入浴→食事→就寝」です。
よく夜は「内臓を休ませるべき」と言うのを聞いたことありませんか?睡眠の4時間前には食事を済ませるべき、なんて言うのをどの健康本でも見かけますよね。
交感神経を働かせる「活動系の時間」と副交感神経を働かせる「休息系の時間」を昼と夜で切り替えることによってうまくバランスを取っています。
「活動モード」と「休息モード」があることをイメージして頂ければいいです。このモードは食事と風呂で切り替わります。
休息モード
食事を取ることにより内臓が動き始め、体の消化と吸収をするためのモードが切り替わり、消化と吸収が上手く行える副交感神経が働いてる状態になります。
睡眠を取る前は血流量が一時的にあがります。血流量があがるのは心拍数が上がっているわけではなく、副交感神経の働きにより血管が拡張しているのです。この状態が「休息モード」です。
活動モード
お風呂に入ることにより体温があがります。身体は体温を下げえる為に心拍が速くなり、体の表面に血流を多く循環させます。
心拍が速くなっている状態は「活動モード」になります。この状態は交感神経が働いています。
お風呂上がりでぽかぽかしてリラックス気分になっていると思いますが、体は頑張って血流を循環させているのでリラックスする状態ではないといことです。
このモード切り替えを意識すればわかりやすいでしすよね。活動モードになる風呂、休息モードになる食事、就寝の際は「休息モード」であるのがベストになるので、就寝前は休息モードとなる「食事」が来ることが理想となります。
「寝る前に風呂に入る」というのは「身体を活動状態に変えてから眠ろうとしている」、と言っても相違ないことなのです。

温泉旅行をした時の事を思い出して欲しいのですが、基本的に入浴後に夕食を取っていたと思います。旅館側が「入浴→食事→就寝」を意識しているからなのかは私にはわかりませんが、とても快適なものです。
この温泉でもやっている流れを自宅でもすればいい、と思えばこの流れも悪くないように感じます。疲れている時とそうでない時に使い分けるのもいいかもしれませんね。
夕食が遅くなるのでは…?

上記でも言いましたが、食事と就寝時間が近いと良くないと思うでしょう。これは眠って身体を休めようとしても、身体が消化を行う為に活動状態になるからです。活動状態だと身体が効率的に休めなくなります。
しかし、お風呂より後に食事が来るとどうしても食事と就寝時間が近くなってしましいます。「それなら食事が先の方がよいのでは?」と考えるはずです。
これはそもそもの考えた少しだけ違います。時間が空いていればよい、と言うものではなく、そもそも夕食は消化に良い軽いものを食べることが理想です。
お風呂が先か、食事が先か、というレベルの話をする前に就寝前の食事は消化に良いものを食べるのが身体に良いです。朝から昼にかけてがっつり食べて夜は軽いものを食べるのが身体のことを考えた食事になります。
確かに消化の観点から言えば少しでも消化時間を取る為に食事が先がいいですが、両方の要素を取り入れることができる入浴後に消化に良い軽いものを食べる食事が一番理想になります。
夕食をガッツリ食べたい気持ちはよくわかります(笑)ですが、「夕食は消化によいもの」という知識だけでも頭に入れておいて、軽く意識していて欲しいです。
「病人には消化によいものを」という事が当たり前の常識になるほど、消化というものはエネルギーを使う作業です。
実際、順場を変えるだけなので工夫次第でどうにかなります。帰宅したら何よりも先にお風呂を優先する、などの工夫をすればあとは自由です。
下記に纏めましたので、軽く意識してみて日常のなかで取り入れてみましょう。
・理想の睡眠パターンは「入浴→食事→就寝」
・お風呂は身体が「活動モード」になる
・食事は身体が「休息モード」になる
・夕食は軽いものが良い
・寝ている時に消化中だと身体が休めない
「脳科学 心理学 から学ぶ記事 入浴後の食事で疲れない身体になる」

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