進撃の巨人
『進撃の巨人』は、諫山創によるダーク・ファンタジー漫画で『別冊少年マガジン』にて連載されていました。
アニメから映画やイベントと常に話題が尽きず、2022年9月時点でコミックス全34巻の発行部数は世界累計1億1000万部を突破していて、一大コンテンツとして成り立つほどの大ヒット作品になりました。
序盤から設定と話にとてつもないインパクトがあり、かなり話題になっています。
こういった作品にありがちな展開として、最初のインパクトはでかいけど、話がグダったり設定が飽きられたりするパターンが多く、最後まで人気を維持できないことが多いですが、この作品では良い意味で裏切られましたね。
ダークな設定からありがちな、「出オチ感」を出すことなく、安定して読者をひきつけて逃さないストリーや展開には目が離せませんでした。
アニメのクオリティもかなり高く、話が難しい分雑誌や漫画を読んだ後もアニメを追う、という人が多い印象です。一番最初のOP「紅蓮の弓矢」もかなり話題になりましたね。
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「進撃の巨人」The Final Season Part1 OP
「進撃の巨人」The Final Season Part1のオープニングです。
正直最初見た感想は…
「?????」
以外なかったですね(笑)数秒後に思ったことは「キャラ出てこないじゃん!!」でした(笑)(一応最後出ていますね)
このわけわからん感じが中毒性のある要因の一つかもしれませんね。よくわからないし画面結構切り替わるからもう一回見たいと思ってしまいます。
私はこんな頭悪い感じになっていましたね(笑)ですが、割と同じように思って再度見直した人は結構いるのではないでしょうか。
かなり「戦争」の要素が強いですね、巨人要素が全体合わせても数秒しかないので「進撃の巨人のオープニング」という感じがないです。
今までのオープニングの雰囲気は鬼気迫るというか、今から起こるストーリーの壮絶さを表した模写や音楽が多かったから余計に雰囲気の違いを感じました。
まぁ、そこら辺の理由は制作会社がWIT STUDIOからMAPPAに変わったことが大きいとは思いますが、昔の雰囲気に全然寄せていかない感じがとてもいいです。
恐らく雰囲気を変えたのは、今までの刺激的な展開やストーリーというより、ファイナルシーズン特有の話しの重さだったり、主人公の変わりようも意識しているからだとも感じ取れます。
ファイナルシーズンの面白さは今までより鳥肌が立つような面白さで全体通して一番好きです。
にしても最初は前期よりかなり期間が空いていたのもあって、オープニング含めて全然ついていけなかったです。
「オープニングもよくわからないし情報もないし、話始まってもよくわからん」って感じで(笑)
ですが、観ていくほどに、このオープニングめちゃくちゃあってるしよくこんなできのいいものを作ってきたな、って私は思いました。
反響があった分、結構いろいろ言われもしたオープニングでもありましたね、酷評の理由はよく覚えていませんが…
意外だったのが海外の人に評価されていることです。
確かに日本人が観ても海外の人がみても同じように意味が分からないんなら同じように人気がでるのかも(笑)
海外の反応で私が個人的におもしろいと感じたところは、日本と全く同じ理由で人気があることです(笑)
「不気味」「戦争やん…」「最初は嫌いだった」という意見から、「毎日聞いてる」「中毒性凄い」「オープニングが飛ばせない」「何回も何回も聞いてしまう」と、同じように中毒性ある曲にハマってしまっています(笑)
あの頃に酷評していた人も最後にはハマっていたのかもしれませんね。
神聖かまってちゃん「僕の戦争」
フルで聞いてビックリしたのが最後に日本語の歌詞が来たことです。
あれだけ戦争戦争いってる歌の最後に平和な感じの歌詞が来るので、すごく意味深なことを言っているような感じになりますね。
私は神聖かまってちゃんの歌をちゃんと聞いたことが無かったのでわかりませんが、毎回こんな曲をつくっているんですかね?
アートワークが子供が銃をもってる物騒な画像になっています。最後の歌詞の雰囲気と戦争パートの両方が混ざっている表現ですね。
オープニングの映像について
今回のオープニングは「進撃の巨人」のタイトル表示からなんか不穏です。今までならここらへんではもう音楽が張り切っていました。
最初は全く聞き取れない歌詞と共に爆発シーンが連続で繰り返されていきます。ここらへんで、「え?戦争?」っていうのを感じ取ります。
ここのシーンがなんで印象深くなるのかというと、重火器や爆弾や戦艦と「人が人を殺すためのもの」が沢山出てきたからです。
進撃の巨人という作品のテーマが「人間」対「巨人」なので、巨人ではない人が人を殺す模写が出てくるとかなりインパクトを感じることになりますね。
そこで観た人はなんとなくでもこう思うのではないでしょうか。
ここからの敵は「巨人」ではなく「人間」なのかな、と
そう考えると納得のいく映像になるのではないかなと思います。
表現がカッコいい
Aメロにはいるタイミングで出るこの鳥が落ち居ていくシーンが、ここからの話しの重さを表現していますね。
この作品において、「鳥」=「自由」の大事なイメージがあるので、その鳥が大量に死に落ちているシーンはかなり印象に残りやすいのではないでしょうか。
行進のシーンも頭に残りますよね(笑)なんとなく戦争を連想させる模写が続く中、このシーンが来たことにより、「うわ、もうこれ完全に戦争やん」ってなります。
この頭の角度がガチですよね。なんかあの国全体が洗脳されて戦争に積極的になる感じ、がうまく表現されてて、重火器を使っている模写とかよりも世界大戦を強く連想させられます。
サビの途中でサムネの巨人が落下するシーンが来て「あ、やっと巨人でた、これ進撃の巨人だもんな」ってなりました(笑)そのあとに「ん?これ本当に巨人か?」ともなりましたが(笑)(ちゃんと巨人でした)
あと私は雨を手で受け止めるているシーンの表現かなり好きなんです!雨がすごくパラパラしている!(語彙力の低下)
そして、最後のシーンですね。「エレンでた!!顔こっわ!!」ってなるシーンです。
そのシーン何回か観てると、
「何このシーン滅茶苦茶かっこいいな!!!!」
ってなりませんか?私はなりました!このエレンが一番かっこいいです。この白黒調の模写が凄い生きてますよね。最後にアップになる終わり方が最高です。
このシーンでよぎるのは「本当の敵はエレンなんじゃないか…?」みたいなことを思わせるうな歌詞と絵の表現が本当によく考えられているなって感じました。
このOPみたいに、人に考察させるようなOPがもっと増えたら嬉しいですね。
驚異の中毒性がオープニング 「進撃の巨人」

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