もくじ

  1. 現代人の見る力は低下し続けている
  2. 見えない事で起こる影響
  3. 目が衰える仕組み
  4. 目を回復させるトレーニング

 

現代人の見る力は低下し続けている

今、私たちの身の回りは目を酷使するもので常に溢れています。

 

一日のうち睡眠時間よりPC・スマホを見る時間の方が長いという人も珍しくありません。

 

これはかなりとんでもない事なんですが、普段の生活から自分に当て嵌めて考えた時にこれが大袈裟では無いと感じる人の方が多いのではないでしょうか。

 

今や「老眼」という言葉はもう二十代、三十代でも関係のない話ではなくなってきています。

 

「目」というのは一生使い続けるものです。正直今のペースで衰えさせていると人生の半分くらいかなり不便な生活を強いられる状態の人たちがとてつもなく多いです。

 

今でさえこんな目を酷使して生活しているのに衰えた状態でさらに酷使すれば使い物にならなくなるレベルの人で溢れています。

 

さらに、それほどに目を酷使して生活してきた人達にとって見て楽しむ娯楽が楽しみづらくなるのはとてもつらい事でしょう。

 

そうならない為に、どういった影響が起こるのか、目と脳の関係性はどれほどなのか、どうやって改善していけばいいかをまとめてので参考にしてみて欲しいです。

 

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見えない事で起こる影響

目と脳は密接に繋がっています。目で見た情報は脳に行くわけなので、見る力が衰えると脳の処理にも変化が出ます。

 

本や新聞の文字が見えにくい、人の顔が見えづらい、動いてるものを捉えづらい

 

見づらくても見えていればいいと思うかもしれませんが、「見えづらい」の影響力は大きいです。

 

文字が見えにくい→圧倒的に理解力が下がります。勉強などにも大きく影響します。

人の顔が見えづらい→人の顔覚えづらくなり表情を読み取る力が下がり会話力にも影響します。

動いてるものが見えづらい→運転中の安全確認が困難になり事故率があがります。

 

先ほども言いましたが目で得られる情報が脳に作用する力は絶大です。情報が鮮明か否かというだけでで、その事柄に対して脳がどれだけ対応できるかが違ってきます。

 

「ちゃんと見えている人」と「見えづらいけど見える人」では結果までも大きく変わってくるのです。なせる成果も変わってくるので普段の生活にとても影響が出てきます。 

 

いってしまえば少し見えていないだけで何をするにも能力が下がっている状態になってしまうのです。

 

見る力の衰えによる影響

・躓くことが多くなる、人とぶつかりやすくなる
・上り降りの際に体が不安定になる、よろめきやすくなる
・バットやラケットが空振りやすくなる
・物忘れが多くなる
・横切るものを眼で追えない
・車との遠近感がわからない
・文章を読んでも頭に入ってこない
・ものに手を伸ばして取れない事がある

 

 

目が衰える仕組み

簡単に説明させて頂きますが、目にはピントを合わせる機能があります。

 

眼にある筋肉を緩めたり縮ませたりして眼のレンズを厚くしたり薄くしたりすることができます。こうやって眼の筋肉を動かしレンズを調整することによって見ているものにピントを合わせる事ができるのです。

 

この眼の筋肉を「毛様体筋」と言います。眼のレンズの事を「水晶体」と言います。

 

PCやスマホは同じ距離で目を動かさずに見続ける事が殆どです。これによりピント調整をしないで目が固まった状態になる為、「毛様体筋」が衰えていきます。筋肉を使わないと衰えていくのと一緒で目の筋肉も使わないと衰えていきます。

 

毛様体筋を動かさない為、水晶体も硬くなっていきます。これにより目のピントがスムーズに合わせられなくなります。これが「老眼」といわれる状態です。

 

目を回復させるトレーニング

目のトレーニングするうえで重要なのが脳と目の両方を意識する事です。

 

目で見て脳で情報を処理することで初めて「見えている」状態になるので目と脳をセットでトレーニングする事が必要なのです。

 

物を見つけきれなかったり見たものを忘れたりしてしまう原因は見たものを脳で認識していない事が原因で起こってたりします。見て意識できてないもは目線に入っていても見えてないのと一緒なのです。

 

 

遠近法トレーニング

有名で簡単なトレーニングです。
近くのものを見て遠くのものを見る事でピントを切り替えるトレーニングです。

 

やり方
手順1 手元のものにピントを合わせる
手順2 遠くの物にピントを合わせる
手順3 手順1.2を繰り返す

 

手元の物は何でもいいです。本の文字にピントを合わせのが有効ですね。

 

遠くを見る場合は1.5m以上遠くの物を見ましょう。

 

日頃の生活から長い間近くのものを見続けた後は何でもいいので遠くのもにピントを合わす癖をつけるといいですね。

 

瞬間把握トレーニング

3桁以上の数字を一瞬だけ見て目を閉じ、見た数字を思い出すトレーニングです

 

数字はなるべく違う数字にしましょう。大体1秒くらいで数字を覚えます。

このトレーニングはかなり動体視力のトレーニングにもなります。一瞬で状況を把握する能力がかなり鍛えられるのでお勧めです。

 

やり方
手順1 三桁以上の数字を見て覚える
手順2 数字から目を離し(閉じてもよい)見た数字をすべて思い出す。
手順3 どれだけ覚えているか確認

 

数字をどんどん増やしていいって難易度を上げていきましょう。数秒間見れば覚えきれちゃいますが一瞬しか見れないことで瞬間の把握力が試されます。

 

下記にこのトレーニングができるお勧めのアプリを紹介します。上記の画面もこのゲームです。 

Flash Numbers

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眼球運動トレーニング

指を使った眼球運動のトレーニングです。

ペンなどの軽くて長い棒があればそれを持ってやるのがお勧めです。私はペンを持ってやっています。
 
 

やり方

指を立てて(親指でも人差し指でも構いません)視界の端までゆっくり動かしながら回したり、左右に振ったり回転させたりします。

それを眼で追い続けます。パターンとしては左右に振る・八の字を書いく・斜めに動かす・円を描くように指を回すといった感じです。

これを逆に動かしたりしてゆっっっくり目で追っていきます。

 

把握しづらいという方はどういった感じのトレーニングがわかる動画を見てみてください↓

 

目は一生酷使するものです。これからの時代もっと目を酷使する世の中になってくると思われますので早めに目の健康を意識していきましょう。

 

目のトレーニングにおすすめの本

 

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