「飲みすぎ」による脳への影響

お酒っていいですよね。日々の労働のストレスを洗い流してくれたり、皆で飲んで会話するのも楽しいですし、BBQなどで外で肉を焼いて、それをビールで流し込んだらこの上ない最高の気分を味わえます。

 

日常的な癒しにしている人も多く、「酒が無いと寝られない」なんて言う人も結構います。「適量」であればいいのですが、多くの人が行きつくのは「沢山飲みたい!」「潰れるまで飲む!」などの過度な飲酒です。

 

無限に飲んで体にいいものなら良いのですが、そうはいきませんよね。やはり飲酒に付きまとう問題としては「健康面」に関してです。

 

そうなってくると少しでも「自分は飲みすぎてるな」と感じている人は「肝臓」などの状態を気にすると思います。

 

ですが、ここだけを意識していると、「自分の肝臓はまだまだ全然大丈夫」「正直まだ意識する年じゃない」「診断しても問題はなかった」など、さして気にもせず、無理な飲酒を繰り返している人が多いと思います。

 

今回私が伝えたいのはここです。過度な飲酒が影響する箇所は肝臓辺りだけではなく、「脳の健康」に関しても強く影響する、という事です。

 

脳の状態に関してはなかなかチェックする機会なんてありませんからね、多くの人が見落としがちになりうますし、影響があると意識すらしないと思います。

 

ですが、過度な飲酒による脳の影響は大きいです。早い段階で意識していないと今後、様々な影響が出て来るかもしれません。

 

今回の記事を読んで、少しでも脳と飲酒について、出て来る影響やどういった事が起こっているのか、を知って軽くでもいいので意識できるようになっていただければ幸いです。

 

 

脳の損傷

脳の損傷を回復できない

お酒を飲むと、「思考できない」「呂律が回らない」「平行感覚がない」「感情が抑えられない」などと影響は様々です。


因みに酔った際の凡その状態としては以下が目安になります。

 

血中濃度が「0.15未満」では脳の理性を司る大脳皮質の活動が低下し、感情を司る大脳辺縁系の活動が活発になる。理性が弱くなり、態度が大きくなったり感情が不安定な状態になります。

 

血中濃度が「0.30未満」で脳が麻痺して思うように体が動かせなくなります。

 

血中濃度が「0.40未満」で海馬が麻痺して状況把握が困難になり、何をしているかも、何があったのかも把握が出来なくなってきます。

 

血中濃度が「0.50未満」で脳が機能しなくなり、呼吸もまともに行えず、最悪の場合死に至る危険性が出てきます。


普通に考えて、飲んで酔っているし仕方ないで終わりますよね?ですが、この状態が治らなくなるとしたらどうですか?どんでもないことに感じますよね?

 

過度な飲酒を長期間にわたって繰り返していると、脳の損傷が回復できない状態になりかねません。

 

米国国立アルコール乱用・依存研究所(NIAAA)にて、長期的な飲酒により脳が委縮する可能があると報告があります。

 

「脳が委縮する」に関してだけ言えば、「聞いたことがあるな」くらいの人はいるのではないでしょうか。ですがあまりピンとこないですし、よくある脅し話にも感じるのであまり印象にないと思います。

 

ですが、こうやって研究が進み、一つの結果として報告されている以上軽く考えることはよくないでしょう。この事を知った時私は結構納得がいきました。

 

あれだけ人体に影響があり、「酔う」という形で脳に影響しているので、脳みそに直接的で大きな作用があっても不思議じゃないと思いました。

 

脳の情報伝達に影響がでる

「脳が委縮する」以外にも影響が見られており

長期的な飲酒により、脳細胞の間で行われる情報伝達に問題が生じます。

 

簡単に言ってしまえば、酔っていない状態でも思考することが難しくなったり、反応が遅れるようになってしまします。

 

スポーツや私みたいに対戦ゲームが趣味の人からしたら致命的な影響がでますね…ただ反応速度に影響がでるだけでなく、思考力が損なわれるのは人間が能力を発揮するうえで致命的な欠陥になります。

 

思考が遅れることは平気で日常生活に支障をきたしますし、下手したら社会的評価を落とす事になりかねません。医者など数秒の判断で大きく結果が変わる職業も少なくありません。

 

毎日車に乗る人であれば、常に自己の危険性が高くなってしまっていると言っても大袈裟ではないでしょう。

 

意識を持つことが大切

飲酒による脳の影響を説明してきましたが、もちろんお酒を飲むことを否定しているわけではありません(笑)

 

この記事で伝えたいことは脳への影響を考えて過度な飲酒は控えましょう、という事です(笑)

 

「まだ若いから」「身体に以上が無いから」と高を括らずに早い段階から意識して「将来の脳」の事を考えてお酒を楽しみましょう。

 

飲酒による脳への影響が軽くでも意識できるようになれば、結構飲んでしまった翌日などに「今日はちょっと控えようかな」って考えやすくなります。

 

付き合いが多くなって、一気に飲酒量が増えてしまうパターンもよくあります。少しの間だけ生活が乱れただけで、そのまま乱れた生活を続けてしまうことも少なくないでしょう。

 

上記の記事は逆にアルコールを摂取していなくても、アルコールを摂取した状態に近くなる事を説明した記事です。脳のパフォーマンスに関連のある記事なので併せてみていうただけたら幸いです。