食べ過ぎる

食事をしていて満足する瞬間って、「お腹いっぱい!」って思うまで食べた時ですよね。脳がそう感じることが出来るようになるまで只管に食べ続けてしまいます。

しかし、毎日三食お腹いっぱいまで食べていたら大概の人は太ってしまいます。人体の構造的に言って、「満腹まで食べる」=「必要な量」というわけではないです。

後々詳しく説明していきますが、お腹いっぱい食べなくても満足することが可能です。逆に言えば今の感覚のまま満足のいくまで食べていると、必要以上に食べてしまっていることになります。

人間も動物ですからね、いつ何時食べれない状況になっていもいいように脂肪としてエネルギーを蓄える術を持っています。

ですが今の時代にその機能をフル活用していしまうと大変なことになります(笑)

あと、あの腹八分目で食事が終わってしまったと時の台無し感は何なんですかね…もう充分だと理解していても食べる手を止める気には全くなりません。満腹まで食べないとその食事事態が台無しにでもなったかのような気分に陥ってしまいます。

しかし、この記事タイトルを見てここまで読んでいる方ならわかっているはずですが、満腹まで食べてらんないですよね!太ります!痩せません!

今回はダイエットの助けになる知識を記事にしました。ダイエットに関係なく食事に関する大事な知識なので読んで損はないと思います。

因みに私は体重60キロから50キロまで落として、その体重を維持することが出来ています。ダイエットは努力も大事ですが、基礎的な知識もあるべきだと思いますので、よければ読んでみて欲しいです。

消化は体に負担がかかる

まず予備知識として、消化についての話です。これをしっていれば少しは食事を抑えようと意識しやすいかと思います。

食べたものを消化する、という行為はかなり体に負担がかかります。正直言って必ず毎日食事をとるより、一週間に一回くらいは丸一日断食するくらいがいいです。

消化を行わなければ体の修復や回復にあてられるほどに、消化というのはエネルギーを使っています。脳の回復にもなるので、何も食べない方が体の調子が良くなるほどです。

栄養に関しては毎日充分なほどに取っているはずです。たまには野菜ジュースで一日を過ごすのも全然ありでしょう。

とりあえずダイエットをする手助けになる知識として、「たまに何も食べないことはむしろ体にいい」「消化は体に負担がかかる」という二点だけでも頭に入れて、普段の生活から意識するようにしましょう。消化器官を休めることは結構大事です。

消化物が少なく、胃腸の働きが良くなると栄養の吸収能力から血液の巡りまでよくなり、代謝機能がよくなります。毎日休みなく食べ続けると胃腸の消化能力は下がるので栄養が上手く行きわたらなくなります。

あとは断然お通じが良くなります。身体が軽くなると気分がよくなりますよね、代謝が上がると美肌効果やアンチエイジング効果やPMSや生理痛の改善や冷え性の改善にも繋がります。

腸内の善玉菌が増えれば幸せホルモン(セロトニン)の分泌も促されて精神安定アップや免疫力もあがるのでかなりいいことづくめです。

自分ができる範囲で胃腸を休めるように意識していきましょう。

満腹度が増える仕組み

「満腹まで食べると食べ過ぎ」となるのならどれくらいを目安に食べればいいのかと言うのを紹介します。満腹になるまで食べれないならストレスに繋がりそうですが、血糖値を意識すれば満腹まで食べなくても満足することができます。

食事中には変わりませんが、食事を終えてしばらくすると血糖値が上がっていきます。

実は血糖値が上がると満腹感が訪れるのです。

これ割と知らない人がいるんですよね、もしくは意識できていない人が結構います。この満腹感を得ることを意識しないで食べていると自分が本来満腹と感じる以上の量を食べてしまうことになります。

よく噛まずに食べるスピードが早い人が陥りがちですね。必要以上に食べ過ぎてしまったあげくに苦しい思いをします。

よく噛まない、食べるのが早い、という要所だけ聞くと、対して太る要因にならなそうですが、この満腹度が上がることを意識して考えると、この特徴から太っている人が多い事に納得できます。

「良く噛んでゆっくりたべる」これはとても大事なことだという事をまず知ってほしいです。

満腹度の具合

「よく食べた、満足している」100%

「かなり沢山食べた、少し食べ過ぎたかもしれないけどとても満足している」120%

「食べ終えた。あとも一杯くらいならいけそうだけど充分」80%

後々に血糖値の影響で訪れる満腹感は「+20%」程で考えましょう。そうれすればどれくらいがベストか計算しやすいです。

「普通に満足(100%)」だと後々訪れる満腹感で「120%」になってしまいます。そうなると身体を動かすのが億劫になります。食後に動く気がなくなる原因はこれにありますね、心当たりがあると思います。

「少し食べ過ぎた(120%)」なんてもう苦しくなるだけです。「食べ過ぎたな…」っていってソファから座って動かなくなる人を見たことがあると思います(笑)

なので通常の食事は80%くらいで抑えるのが理想です。これにより消化量が減るので胃腸への負担を大きく減らすことができます。

胃腸は許容範囲以上になることが一番問題になので、しっかり消化が間にあうようにすることが大事です。

ダイエットを意識する人であれば70%くらいには抑えたいですね。「今は満腹感をえれずに少しつらいけど少し時間が経てば満腹感が得られる…!」って考えれば我慢しやすいです。

健康面を意識するうえでも大切なことなので、最悪「食べ過ぎ」にだけでもならいよう注意しましょう。

我慢する事が無理なことを前提にする

ダイエットをするうえで重要なことは「自分は食べる事を我慢できない人間」と理解することです。

上手く自分をコントロールできる人ならまずダイエットをする状態にならないです。「もっとスタイルのよい体にしたい!」という場合は少し違いますが、結局どんな人でも食事を制限するのは困難です。

だからまず我慢できないことをしっかり理解したうえで、我慢をする必要のない状況を作ることに専念することが大事になります。

これを意識するだけで行動は大きく変わるはずです。第一に家に食べ物を置いておかない、などです。

いつでも食べ物を食べれる状況になってしまえばもう意思の強さは関係ないです。どうあっても我慢できずに食べてしまうでしょう。

食べてもいい理由を頭の中で何個も考えてしまうのは皆さん経験があると思います。ストレスも多くなるし失敗率がかなり上がります。

繰り返しになりますが、「食べる」という選択肢がある時点で負けだと思った方がいいです。

お腹が空いた時に手元に何もない、外にでないといけない、でも店も開いてないし食べる術がない、みたいな状態になるのが理想です。諦めがつく状況を作りましょう。

我慢をする必要のない状況」を普段から考えていれば痩せやすい環境を作っていきやすいです。買い物などの際には意識しておきましょう。

フルーツで我慢

我慢をしていると食べたい物のレベルって下がってくるんですよ、最初は「ピザが食べたい」「ラーメンが食べたい」などと思うのですが、最終的には「ごはんでもいい…卵かけご飯でも…!」みたいに食べれればなんでもよくなってきます。

そうなってくればフルーツを食べるようにしましょう。栄養価も高く太りにくいし満足感もなかなかあります。

満足感で言えば「バナナ」が腹持ちがいいと言われていますね。食べ応えもあるし美味しいし、毎日食べれるものなのでお勧めです。

やけになって食べ過ぎてもダメージが少ないのもいい所です。種類もいろいろありますし常備しておくとよいでしょう。

可能であればコーヒーなどもいいですね。いろいろなものを駆使して乗り切りましょう。

食べ過ぎてしまわない知識、お腹いっぱい食べなくても満腹になれる、食事を我慢することが無理だと自覚する