ブルーロック

ブルーロック』は、金城宗幸(原作)ノ村優介(作画)によるサッカー漫画で『週刊少年マガジン』にて連載中です。

2022年に第45回講談社漫画賞を取ったり、アニメの放送が始まったり、アプリがサービス開始したりと、現在かなり勢いのある漫画ですね。

サッカー漫画なのですが、マガジン特有の「デスゲーム感」があり、他のサッカー漫画とは結構雰囲気が違う印象です。

デスゲーム感はこの漫画の舞台となる「ブルーロック」という施設のルールで「失格者は日本代表入りの資格を永久に失う」というシステムがある為、「失格したらサッカー人生終わり」という部分から感じられます。

あらすじ
日本フットボール連合は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成すべく、将来有望なFW300人を対象とした「青い監獄プロジェクト」起ち上げる。このブルーロックでただ一人生き残れば日本代表に入ることができる。しかし、この施設で失格者となってしまうと、日本代表入りの資格を永久に失ってしまうという条件があり、勝てば日本代表、負ければサッカーの夢が潰える、というサッカー人生をかけて高校生が競い合う。そんなブルーロックへの招待状がこの漫画の主人公である「潔世一」のものとに届くところから物語が始まる。

いやあああもうめっちゃくちゃハマりました!!!

正直めちゃくちゃ面白いです(笑)キャラ・雰囲気・ストーリーまで全部好きですね。私は漫画まで集め始めました。

軽い気持ちでアニメを見ていたのですが、止めきれなく放送している範囲で10話くらい全部一気見しました(笑)話のテンポ良くて気分のいいシーンがずっと続きますし、何よりキャラの覚醒シーンが見ていて最高に昂ります!

少年漫画に求める最高の瞬間が詰まっている感じです!私はサッカーに特別詳しい訳ではないですが、そんなことは全く気になることなく楽しく読むことができました。

常に続きが気になります!ポジションが皆フォワードなので、まともなサッカーにならないのですが、同じポジションな分、全員個性を押し付けてくるので、異常な試合展開になるのも魅力だったりします。

この漫画は個人の「エゴ」を伸ばすことに重視しており、選手達は自分のエゴを主張し、「エゴイスト」であろうとします。

そのせいで自己中みたいなのがいっぱいいるんです(笑)チームに迷惑をかけてもプレイスタイルを変えなかったり、仲間からボールを奪ったりします(笑)あげく自分がゴールを外して味方が入れてくれてもそいつに殺意を抱いたりします(笑)

この登場キャラの自己中っぷりがこの作品の凄みになっていると思います。何かと派手なのですよね、これが見ていて飽きないんですよ。

「エゴ」が主張され過ぎてて、作品の中で『エゴい』なんて言葉も出てきました(笑)

「めちゃくちゃエゴかった」「エゴい顔してる」なんて言われてたりします。SNSでブルーロックの話をした時に言ったりするのも見かけました(笑)現実でも流行ったら面白いですね(笑)

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ブルーロックのOPがかっこいい

オープニング・テーマ 
UNISON SQUARE GARDEN『カオスが極まる』

オシャレでかっこいいアニソンでお馴染みのUNISON SQUARE GARDENの曲です。

歌詞が凄いブルーロックにあってて気に入りました。

「邪魔だ!すっこんでろ!!!」

って歌詞で主人公のエゴい顔がアップになるシーンが特に好きです(笑)本当にこの歌詞みたいな感じなのでブルーロックのオープニングにピッタリな曲を作ったなぁ、って思いました。

もともとユニゾンはたまにCDを買うくらいには好きだったのですが、今回はサッカーソングな要素もうまく交えつつ、いつもの良さをだしてたのでよりポイントが高かったです。

オープニング・テーマ 
ASH DA HERO『Judgement』

2クール目のオープニングはめちゃくちゃお洒落なやつきましたね!!

これからの展開的にもピッタシの映像でしたし、1クール目のオープニングより主人公のエゴさが際立ってめちゃくちゃかっこいいです。

初っ端からインパクトのある配色で始まってびっくりしました。初見ではなく2クール目だからできるオープニング映像って感じです。

ブルーロックの見所

キャラクターが良い

上記でも軽く触れたのですが、ブルーロックの見所の一つとして、キャラがめちゃめちゃ個性的なだけじゃなく、この漫画のテーマがストライカーとしての「エゴ」を主張することにあるので、皆キャラが濃いんですよね。

特徴が濃いというより言動が濃いです。基本的には「俺が一番!」ってノリなので、皆主人公じみた言動をするんですよ、それでいて特徴が違っていたりして、好きなキャラが多いです。

あと覚醒すると眼がぐるぐるになったり燃えたりします(笑)これがめちゃくちゃ好きなんですよね。覚醒モードに入っている感が厨二心をくすぐります(笑)

アニメや漫画で見ていて「うぉおおおおお!!」って感じになるシーンが多くてとても楽しめます。

それに加えて絵に迫力があるからかなり引き込まれます。シンプルにキャラデザがいいですよね。女性キャラは一人であとはイケメンが多いから女性層にも人気が高のもこの漫画の特徴です。

主人公が見ていて面白い

主人公の潔世一は温厚そうで普通の主人公って感じですが、物語が進むにつれてどんどんエゴイスト度が強くなっていきます。

話が進むにつれてどんどん口が悪くなっていきます(笑)

通常時が温厚な分、ギャップがあって態度がめちゃくちゃ変わってるように感じるんですよ、言動荒々しくなっていきます。

その主人公の主張が強くなっていく様を見るのが本当に面白いです!基本的に下に見られることが多いので、そいつらを見返していく感じはとても痛快です。

最初は他のキャラが好きだったんですが、読み進めていくうちに一番主人公が好きになりました。

サッカー経験者に好かれない?

これだけべた褒めしてきましたが、私独自の調査をした感じ、正直言ってサッカー経験者にはあまり好かれていない印象が方が強かったです。

サッカー経験者だけでなく、日頃からサッカーを見ている人にも聞いたりしたのですが、「好きじゃないかな」って意見の方が少し多かったです。

ガチガチにスポーツ観戦したり、普段からスポーツをしている人からしたら、やはりトンデモ理論な感じが強くてリアルさが無いのかもしれません。

もちろんごりごりにサッカーしていてこの漫画好きな人もいました!因みに私にこの漫画を勧めてきた人もサッカーしているサッカー大好き人間でした(笑)

私が思ったのが、アオアシなどの超本格的な他のサッカー漫画を普段から読んでいる人とかは抵抗感があるかもしれません。

私は「アオアシ」もドはまりしたのですが、「ブルーロック」を読んだあとだったので大丈夫だった気はしました(笑)「アオアシ」→「ブルーロック」なら意見が変わった可能性はあります(笑)

因みに私は「アオアシ」と「ブルーロック」なら「ブルーロック」の方が好きです。どっちもめちゃくちゃ好きですけどね、「アオアシ」は震えるおもしろさ、「ブルーロック」は昂るおもしろさ、って感じかなと、どっちも良きです(笑)

個人的にお勧めする読む順番は「ブルーロック」→「アオアシ」です。

漫画として楽しむか、サッカーを楽しみたいか、って感じになりますかね、どっちも楽しんで読める方が最強です!

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ブルーロック サッカー経験者にあまり好まれない漫画?