目が悪くなっても気にしない人達
日本人は世界的に見ても、かなり「近視」の割合が多い国って知っていましたか?
目が悪くなる原因を上げ始めたらキリがないほど出てきますね。最近では「0.1以下」の強度の近視がどんどん増え、さらに視力低下の低年齢化も年々酷くなっていっています。
それに伴い、その他の目のトラブルを抱える人も増えています。これはもう当然の結果ですし、恐らくこれからもさらに増えていくことでしょう。
そして、そんなことよりも今一番に問題視するべきことは、視力が低下することに抵抗がなくなっていることです。
「こんな生活しているし、近視になるのはもう仕方ないかな」
「年を重ねれば老眼なんてなって当たり前」
「目が悪くなっても眼鏡かコンタクトでどうにすればいい」
確かに最近はレーシックやICLなどの視力を回復させる技術が発展してきましたが、ここまで眼の健康の意識が低くなるのはかなり問題だと思います。
さらに中には「自分が近視なのは遺伝だから仕方がない」と考える人までいるくらいです。
確かに近視に関して、遺伝の影響を受ける可能性が高いと唱える専門家は多いです。ですが、確実に遺伝の影響があるとは誰も明言できていないのが現状です。
百歩譲って、近視が遺伝によるものだったとしても、それが眼の健康を疎かにしていい原因にはならいないです。
起きている時間はずっとスマホを手に持ち、暇さえあればスマホ、スマホを見ていない時でもモニターを見る、という生活をしている今の人達は、30代を迎える前にまともに見えなくなる、なんてことは全くありえない話ではないのです。
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近視は遺伝ではない

上記でも触れていますが、「近視は遺伝によるものなか」という疑問に対して、私は「遺伝ではない」という説を推します。
まぁ、正直言ってもう遺伝するしないが関係ない段階にきているような感じもしますが(笑)
今は誰であろうと眼を酷使している生活をしていますし、たとえ近視になる遺伝が無かったとしても、若い世代で目のことを意識していない人は近視になる可能性が高いですからね。
遺伝かどうかに関しては、「裸眼視力が0.1以下」の子供を調査したデータでわかります。
文部科学省が発表しているデータでは、昭和24年には視力「1.0以下」である近視率が「6%」でした。
ところが、令和3年の近視率は「36.8%」と、およそ6倍以上の子供が近視になっています。
昭和50年代くらいは小学生で6人に1人くらいでしたが、今では3人に1人以上は近視になっています。中学生になれば「60%」を超えていて、半分以上は近視です。
遺伝であれば近視である子供の数は一定でなければなりません。この変動の仕方は間違いなく環境によるものと言えるでしょう。
若くして緑内障になる人が増えている

緑内障は網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気であり、特徴的な視神経の変形と視野異常(視野欠損)を呈する。一度喪失した視野は回復させることが出来ないため、失明の原因になりうる。日本では、最近になって糖尿病網膜症を抜いて1番目の失明の原因となっている。視野狭窄は自覚されないうちに末期症状に至ることも多く、発見には定期的な(眼を検査対象に含めた)健康診断が必須である。
ウィキペディアより引用
「緑内障」はお年寄りがなるイメージが強い眼病ですが、近年は20代30代でなってしまう人がかなり増えています。
上記でも記載されている通り、緑内障は日本で一番失明の原因となっている病気です。早期での適切な処理が求められます。
ですが痛みもない為、末期症状になってモノが見えなくるまで放置してしまう人が多いです。失明寸前で慌てても悪化を食い止めるのは難しいでしょう。
ドライアイは怖い病気

ドライアイ(Dry eye, Keratoconjunctivitis sicca)は、眼疾患の一つ。「ドライアイは,さまざまな要因により涙液層の安定性が低下する疾患であり、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある」と定義されている。涙の量が少なくなったり、成分が変化することにより、眼球の表面が乾燥し、傷や障害が生じる病気。
ウィキペディアより引用
ドライアイと聞けば、「よくあるやつ」「目薬でどうにかなる」程度に考える人が多いです。
しかし、「目が乾く」というのはかなり危険な状態です。涙は眼を乾かないようにするだけではなく、殺菌、洗浄、栄養補給と大事な役目を担っています。
そうなると他の目の病気にもなりやすくなります。ましてや、そんな状態でパソコンにスマホと眼を酷使し続ければ悪化はさけられないでしょう。
ドライアイが悪化してしまうと、何をしていても目に痛みを感じるようになるし、肩こりや頭痛が酷くなります。
「目薬をしてないと仕事にならない」なんて状況になっているかたは早急に改善することをお勧めします。
近視になる原因は遺伝ではない
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