集中できない原因を解説。「集中力」が無くなる原因を理解して超集中を手に入れる
集中力とは
どんなジャンルでも輝かしい成功を収めている人は凄まじい「集中力」を持っています。
野球でいえば、常人が130キロくらいのボールを撃ち返すのが困難なのに対して、プロ野球選手であれば150キロ級の弾を撃ち返すという殆ど神業みたいな事をやってのけます。
スポーツだけでなくFPSや格ゲーの大会などでもすぐ後ろで周りが大盛り上がりしている中、深い読み合いや高度な判断をしてものすごい試合をしています。
それを皆が見ている中、絶対に負けられない本番中にやってのけるのは尋常ならざる集中力がなせる業と言っていいでしょう。
それを聞くと私たちは「そんなとんでもない集中力なんて常人には無理」って思はずです。無理だと思い自分には関係ない話だと半ば諦めた捉え方をしてしまいます。
しかしそう思ってしまうのは「集中力」というものを勘違いしているからです。本来集中力というのは圧倒的なパワーであったり、鋭く研ぎ澄ました意識とかではありません。集中する対象に強すぎる程の意識を向ける必要はありません。
言葉で表すと集中力というのは「没入感」になります。「対象への強い意識」ではなく、「対象以外が気にならなくなる」くらいのことで「集中する」ことはできるのです。
集中力といえば強い意識をすることを重要視しがちになりますが、他の事が気にならなければいいのです。余計な事を考えずに対象の事を緩やかにでもいいのでいらない思考に邪魔されず考えられる、という状態ができればそれは凄く集中しているといえるのです。
一つの事にのみ意識を全集中させる!という感覚よりは簡単に感じませんか?意識を落とし込もうと考えなくていいのです。意識が他に分散させなければ強く集中しているのと変わらないです。
集中する為の考え方
失敗する脳の仕組み
集中する為にとても重要な「脳の仕組み」を理解する必要があります。
まず脳はネガティブであったり否定的な考えを持っていると能力が下がる傾向にあります。その逆にポジティブだあったり好感の持てる事に対して能力を発揮できるようになります。
感覚でわかっているような事かもしれませんが、それは気のせいなどではなく本当に、否定的物には能力を発揮できず、好きなものには能力が発揮できる、という特徴があるのです。
これがどうゆう風に集中力と結びつくかというと、上記は集中する際にも当てはまり「いやいややる」「失敗してショックを受ける」「どうせ大した効果が得られない」「成功しない可能性もある」などの感情があるとその事柄から目を背けようとし、意識を向ける続けるのも困難になり、周りに目が移るようになってしまうのです。
自分には難しい仕事を任された時、「やらされてる感」や「取り掛かっても終わらないしうまくできない」「困る、どうしよう」などの感情が出てきた経験があると思います。
もうそう思ってしまっている状態が自分の能力と集中力を大幅に自分で落とし始めているのです。
たとえトップアスリートであったとしても上記は当てはまり、「勝てないかも…」「失敗してしまう…」「このくらいできれば…」などと考えてしまった時、パフォーマンスは大幅に下がります。
「本番に弱い」という人も多くの原因はこれですね。うまくいかなかった時のことを考えてしまい、自分のパフォーマンスを発揮しきれず終わってしまっているのです。
成功させる脳のしくみ
上記から言えることは、まず集中する為に余計な考えから捨てていきましょう。
試合の前であれば「勝てない」「失敗する…」などの不安要素の見直しをするのをやめましょう。練習や準備期間であればそれはとても重要なことですが試合直前では必要ありません。能力を下げる理由にしかならないので試合前だけでも強きで楽しみ勝ちにいく意識を持ちましょう。
勉強が集中できないのであれば、「やらないといけないから…」「勉強していもたいして効果がない」「他にやりたいことがある」などの考えを捨てましょう。考え方を「やらないとけないから」ではなく「自分の為になる」を軸に考えましょう。勉強に対して不満を考えるのではなく効果があって意味のあるものだと思い込んで始めるのが大切です。
ポイントは柔軟に自分の考え方から変えていくことです。ネガティブな考えを持っている限りどれだけ頑張って集中しようとしても絶対に集中することはできません。まずはその取り組むものをポジティブな考えで取り組むように徹底しましょう。
集中力の維持・集中力が切れるわけ
優位に立っていたのに最後の最後で逆転されてしまう。最初からずっと好調だったのに後半の成績が悪くなる。勝負事において割と経験することが多い現象です。
私は「スマブラ」というゲームが大好きでかなりやりこんでいるのですが、相手の残機を先に無くすルールで自分が「残機3」相手が「残機1」の状態で勝ちを確信していると、その状態から残機1の相手に残機を全て取られて逆転負けしてしまう事が何度もあります。
これスマブラ好きな人なら絶対わかるやつです(笑)
これにはちゃんとした理由があり、ただ単に「油断したから」で終わる話ではないのです。こんな経験をして学習した後でも全く気を抜いていないにも関わらず、同じように負けてしまい「やっぱりどこかで気が緩んでいたのかな…?」と疑問に思っている人いると思います。
これは気の緩みというより集中力が切れているのです。
脳は「報酬」があると、それを得ると為にやる気、能力、集中力が上がります。しかし先にその報酬を得た状態に似た状況になるとその能力アップ効果は切れてしまうのです。
最初の段階だと脳は勝ちに行っている状態です。ですが優位状態になると「この状況を維持すれば勝てる」と現状維持を目的としてしまいす。しかし現状維持を目指している状態は現状維持すらできないスペックまで下がっているのです。
それはそうですよね。自分の能力を引き出して相手より上を行こうとしている状態と、「今の状態でいればいい」と思っている状況じゃ出せる能力が同じなわけないです。
必要なのは常に上を目指す意思です。対戦なら勝っている状況であっても、今から相手より力を発揮して倒しに行く、という意識が必要です。現状維持して時間切れを狙う場合でも本気で勝ちに行ってこそ集中は続きます。「このまま逃げきれそう…」などと考え始めた場合は引き出せる能力は下がっています。
優位に立った時に「安心しない」「気を緩めない」くらいの考じゃ甘いのです。そんな考えでは集中力は落ちています。一度落ちた集中力はその場では戻すのは困難です。
「集中力を一度落とすと二度と集中できない」と意識して、常に上を目指し勝ちに行く姿勢をとりましょう。
集中力の根源
いろいろと「脳の仕組み」から集中力について話してきましたが、やはり脳というのは「気持ち」とセットで考えることでその力を発揮できます。
「楽しい」「やめられない」「やってみたい」「やり切りたい」こう思ってやっていることには自分が全く意識しなくても最高の集中力を得られることができます。
集中を得るには脳の「自己報酬神経群」という箇所を働かせることによって得られます。この機能を生かすにはポジティブな情報をとして認識することが大切です。
要は脳を動かすには「気持ち」が大事というわけです。まずは気持ちから変えて「楽しそう」「楽しむ」「やりがいがある」「成功させたい」と気持ちや姿勢から変えて取り組めばいいという事です。
自分の能力を発揮したいなら楽しみましょう!
最初のイメージというのもとても大事です。最初から「おもしろそう」と思って始めたものはポジティブなな感情を乗せやすく集中しやすいです。反対に「おもしろく無そう…」「やる意味がない」という印象で触れるとまず集中できません。脳がしようとしません。
そうなってしまうと集中してないのでうまくいかず残念な結果に繋がりやすいです。結果というのは感情に大きく影響します。この状態から集中してポジティブな状態に持っていくのは困難です。
何事にも「面白そう」「興味を持てる」などの好印象よりの考えを持つように心がけましょう。
趣味を充実させたくて集中力を得たい
私が強い集中力を得ようと思った理由が、スポーツの試合に勝ちたいとかテストでいい成績を取りたいとかではなく、趣味のゲームで生かしたいからです(笑)
とても熱中しているゲームで「大乱闘スマッシュブラザーズ」というゲームと「Apex Legends(エイペックスレジェンズ)」というゲームです。
スマブラの方では上記で記載している通りの状況で負けるのが悔しくて悔しくてどうにか強い集中力が欲しいと思いました(笑)
エイペックスの方では相手が一人で自分のチームが三人という3VS1というまず負けることない状態で逆転負けすることがあり、ここでも悔しい思いをしました(笑)
どうしても優位状況に弱く、気を抜いてしまうんですよね。頭では「油断しない!」って意識しているんですがおそらく「意識しているだけ」になってしまっていたんですよ…
この状況は結構共感できる方が多いと思います。 ちょっとやそっとの事じゃ改善しないんです。ですがこのサイトを見ている方なら、その「意識の差」に気づいて改善しようとしている分他の人より前に進んでいる人たちだと思います。
今回の記事はそんな人たちの少しでもいいので力になれたらいいなって思います。あくまで参考程度で見ていただければ幸いです。もっといろいろと力になれるよう記事を書いていきますのでよければ他の記事も見てみてください。
人が一番能力を発揮できる状態を解説・ニュートラルな状態に自分の意志でなれるようにする