女性の性欲の強さは男性によって決まる。女性の性欲を高める方法について
「女性は男性より性欲が強くない」
「自分の彼女はセックスを好まない」
「私のパートナーは性欲が無い」
そんな風に考えていたりしませんか?
もしくは、「やっぱり容姿による」「時間が経って興奮しなくなっているのだろう」などなど、それらしい理由をみつけて、彼女や妻から相手にされない、興奮させきれないと思っていませんか?
他の記事でも説明したことがあるのですが、多少差はあれど、女性も男性と同じように性的なことばかり考えています。
「女性だから」という理由で性欲が弱い、ということは無いのです。
今回は脳科学的に、女性の性欲はどのようにすれば強くなるのか、どうすれば末永く充実したセックスをパートナーとすることができるか、という点を解説してきます。
セックスのテクニックは重要ではない
まず初めに、「女性を興奮させるには技術が重要」という認識を正す必要があります。
男性の思考は行為に重点をおきがちです。その為、こういったジャンルのあらゆる情報の中で、行為中の「○○の仕方」みたいな情報が横行しています。
多少の技術や知識は確かに必要になりますが、その情報は「より性欲を刺激する」という点であり、あくまでプラスαなものばかりなのです。
基本的な女性の性欲の仕組みを把握していない状態で行っても、期待したほどの効果は無いと考えていいでしょう。
まず重要のなのは「女性がどうやって興奮していくか」を知ることです。
性欲の強い弱いではなく、男性とはまず興奮の仕方が全く違う、ということを理解しておきましょう。
女性が興奮する仕組み
男性は相手の容姿が魅力的であれば、1分以内で性的に興奮する生き物です。
ここでもう大きく違います。女性は相手が魅力的な容姿をしていてもすぐに性行為をしたい欲求にかられたりしません。
女性はシチュエーションに興奮する生き物なのです。
シチュエーションとは「場所」「立場」「状況」「情勢」のことです。女性がAVを見ても興奮せず、恋愛ドラマ・観音小説・ロマンス映画などに興奮する理由がこれです。
かなり大雑把に言って、「過程」がかなり大事、と言ってしまえば理解しやすいかと。
関係が成就するまでどれだけの苦労があったか、どれだけお互いに想いを募らせてきたか、どれだけドラマがあったか、というシチュエーションに興奮しています。
なぜかモテる人っていますよね?そんな男性は「女性が興奮する状況」を作るのが上手い人だからなのです。
そんな状況から性欲が刺激されセックスをすると、より相手を「好き」と脳が認識してしまうのが人間という生き物です。好意というのはそこまで特別な感情ではないのです。
「容姿を整える」「技術を磨く」そういったことも大事です。しかし、相手の気持ちが欲しいなら相手を落とせるシチュエーションに重点をおくことを意識しましょう。
「いや、シチュエーションってどうするの?」
ってなる方も多いと思います。そんな状況作りに関しては下記の項目で解説いたします。
興奮する状況
三つの基本
・敬い紳士的で情熱的に接する
・自分の好意の対象とし、魅力的であることを伝える
ピンとこない方もいるかもしれませんが、上記が基本的な考え方です。相手を意識させ、敬い紳士的な対応をし、自分が好意的であり、相手に魅力を感じていると伝えることが大事です。
ポイントは気持ちを感じることができる「関係性」です。
悪い言い方になってしまいますが、男性は関係性が浅い時に、特に性行為への意識が高いです。それ故に女性に対してとても紳士的になっています。
そして、実際その態度に女性は悦びを感じ、大切にされているという感情から好意や興奮の感情を湧き立たせるのです。
付き合う前・付き合いたて
正直言って、付き合い始めはさほど意識しなくても上記のような、女性の感情が揺さぶられるようなシチュエーションは出来上がります。
「一緒にいるだけで緊張する」「新しいこと・新しいものを一緒に体験する」何をしても何を見ても初めての経験です。
そんな「一緒にいることが特別」な状態であれば、そこまで興奮させることを意識しなくていいでしょう。
楽しみ、仲を深め、思い出を増やすことに女性は悦び興奮します。「興奮させたい」と思うのであれば、一緒に過ごす時間を特別にしたり、大事な時間にしてあげましょう。
抽象的な説明に感じる方もいるかもしれませんが、やはり大事なのは関係性です。
「何をすれば興奮する」を意識するのではなく、「どう関係性を深めるか」を意識しましょう。
その関係性に気持ちを感じ、その相手に対して初めて女性は性的に興奮するのです。
マンネリ化してきたタイミング
お互いのことが良くわかるようになり、一緒にいるだけでは特別に感じなくなることで、女性が興奮しなくなる状況は、案外すぐに来ます。
半年以内には性的に興奮しなくなる、という人も結構いるでしょう。
男性は相手が目に前にいれば性的に興奮しますが、女性はマンネリ化した関係性に興奮しなくなってきます。
しかし、ここで多くの男性が間違った解釈をします。
確かに新鮮さの無さからくる性欲の減衰はあります、「最初の頃とは違う」そんな風に考えてしまうことでしょう。
ですがこの減衰の原因は「男性側の言動」だったりするのです。
上記でもいいましたが、女性の性欲や興奮度は関係性に依存します。関係性とは日々の繋がりです。
マンネリ化しだしたタイミングだと、最高に紳士的だった頃とは全く違う態度になっているでしょう。
連絡を返す回数は減り、親身になって話しを聞くこともしなくなり、特別扱いしなくなります。
関係を重視する女性にとって、そんな扱いの変化を感じたら興奮することができなくなるのも当然です。
要望に応えるだけの対応をする人も増えるでしょう。不満は募り、身近にいても繋がりを感じとれず、それは性欲の減衰として強く表れるのです。
女性を興奮させるには
記事の纏めにもなりますが、女性は気持ちからくる関係性・シチュエーションに興奮します。
なので、「興奮させるセックステクニック」なんてことは考えず、女性が喜ぶ、心遣い、言葉、行動、敬意、感謝、愛を贈りましょう。
そういったことを考えない人が多いせいで、女性は「気持ちが足りない」、男性は「セックスが足りない」という状況になるのです。
女性は心から性的興奮を得る脳の仕組みをしている、ということを理解しましょう。
愛を感じずにセックスできるのは、基本的に男という生き物だけと考えた方が良いです。
「男性脳」「女性脳」の違いによるものです。生き物の仕組みと割り切って合理的な行動をとってみましょう。
やがてその行動に気持ちが乗り、心から相手を想う気持ちに変えることができるのも、人という生き物の仕組みです。
どちらにも言えること
この記事の内容は、人間という生物の特徴を書いています。「女性が」及び「男性が」と記載している部分に関しても、両方の性別に多かれ少なかれ言えることでもあります。
男女関係なく、「人という生き物には、そういった一面があるよ」程度の気持ちで、知識として持っていただければ幸いです。決して断定するものではありませんのでご了承ください。