行動やしぐさから相手の心理を読み解ける

あなたは人と会話をする際に何に気を使って会話をしますか?相手の事を考えないで自由に発言したりはしないはずですが、会話の内容にだけ注意をしていませんか?

確かに会話を円滑に進めるには相手の発言を読みとることが重要ですが、「相手の発する言葉のみ」では情報が不十分です。

言葉は心にもない事をであってもいくらでも発することはできるからです。嘘をつくもりがなかったしても無意識に言葉を返してしまうことだってあります。

ですが、「行動やしぐさ」、とくに「しぐさ」に関しては言葉と違い、コントロールすることが困難なため、その人の心理状況が如実に表れます。

時としてその情報は会話より重要になることでしょう。会話の内容以上に相手の情報を多く正確に得られます。

会話というのは殆どの人が人生で一生していくものです。会話から相手の多くの情報を得られるようになるだけで、仕事からプライベートまで大きく影響するでしょう。

今回は相手のしぐさや行動から心理状況を読み取り、会話で優位を取ったり、仲良くなれるように話を進めたり、時には嘘を見抜ける手助けになるスキルを紹介させていただきます。よければ最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

相手との親密度を確かめる際の心理学を記載した記事はこちらです。併せて読んでみてください。

ストレスによるなだめ行動

会話をしていると意識的に手を動かして身振り手振りを使ったりすると思いますが、その中に「無意識」で行ってしまう行動があります。

相手に自分の意思を伝えようと勝手に身体が動いてしまう行動を「ノンバール行動」と言いますが、この行動を無意識にしてしまう事によって、自分で意図することなく心の内を晒しているのです。

例えば「頬を手で触る」といった無意識に顔の一部を触ってしまう行動があります。この行動は不安や脅威を感じた時に取りがちになります。

こういった行動を「なだめ行動」といい、無意識にしてしまうノンバール行動で緊張をなだめようとした結果なのです。

このなだめ行動は動物にも見られる行動で、猫が爪を立てたり、犬が身体を舐めまわしたりするのと一緒で、ストレスを感じた際に脳から勝手に指令が来て行ってしまう行動です。

このなだめ行動を理解し意識して相手を観察するだけでも、「こいつ動揺してるなぁ」って見識をもって会話ができるようになるのです。

・首を触る
嘘をついている可能性が高い。後ろめたさを感じている
 
・頬や顔を触る
緊張している可能性が高い。焦ったり不安を感じている
 
・額を触る
不快感を感じるている可能性がある。怒りや敵意を感じている

相手の心理状態を顔と手を見るだけで簡単に把握できるのってかっこよくて気分良くないですか?相手の心理状態を予想立てることができるだけでも会話で大きく優位に立てます。

相手との差は「知っているか、知っていないか」というだけなのにです。一度、意識して観察してみてください。

なだめ行動
不快感、脅威、不安を感じると、ストレス状態になった脳が通常状態に直そうと身体の部位に命令を下さ。

不安を感じると膝を触る

座っている時のなだめ行動で、不安を感じた際に「膝を触る」という行動をとる場合があります。

面接などでもチェックされる行動で、置いている手が膝を擦るように触れていたら「緊張しているんだな」と見られている場合があるでしょう。面接は机もなく全身が見渡せるようになっていますからね。

このような「膝を触る」という行動以外にも、いろいろな種類のなだめ行動があります。細かくて初見じゃわからないことも多いですが、普段から話す友達や、恋人からはその人の「クセ」を見つけれるよう意識するのもいいかもしれません。

目から得られる情報は多い

人の視線にも心理的状況が現れます。一般的な心理表現でもあるくらいなので皆さんなんとなくは視線が思考とリンクしているのはわかると思います。焦ってると「眼が泳ぐ」とかも言いますもんね。

ですが、後ろめたさがあれば視線を逸らす、くらいの認識しかないと思います。実は視線を向ける方向で相手から読み取れる思考に違いがあるのです。

まず、何かを思考する時は「視線を上に向けます」これは言われてみればわかりますよね?思い出したり、考えたりするときに視線が上を向きますよ。

そしてここから見上げた方向が「右」か「左」かでまた思考している事が変わってくるのです。

実は左方向の場合は、「過去」の事を思考している時に向きます。過去の思考なので、なにかを思い出そうとしている時は左を見上げます。

試しに何かを思い出そうとして見てください。顔が左上を向こうとしませんか?

右方向の場合は、「未来」の事を思考している時に向きます。未来の事なので、これからの事を何か思考している時は右を見上げます。

これも試しに考えてみてください。「今日の晩御飯何にしようかな?」って考えた時は右上を見ていませんか?ここで左上を見上げていることは殆どないと思います。

もちろん上記のことは個人差があるので絶対という事はないのですが、結構な方が共感できたのではないでしょうか。

これは相手が「思い出してみる」「考えてみる」と言った場合に、上記と逆方向を向いていたりしたら、嘘の可能性があるかもしれません。

思い出そうとするフリをして、「なんと言って誤魔化そうかな?」と考えてる場合は右方向みてる、ということがあるので相手の思考中の視線にも意識を向けてみましょう。

・左方向
「過去」についての思考、何かを思い出そうとしたりする時に向く
 
・右方向
「未来」についての思考、これからの事を考えている場合に向く
右脳と左脳による思考の違い
右脳は空間、直観を司り、左脳は計算、言語、倫理的思考を司っています。視線もこの影響を受けています。視神経は脳に繋がる過程で交叉しているので、「右脳は左目」「左脳は右目」となります。簡単にいってしまうと、思考中に左を見る人は右脳を使っているため、直観的な人です。逆に右を見る人は左脳を使っているので、倫理的、計算的な人、という事になります。

緊張とまばたき

これもなんとなくわかるかもしれませんが、まばたきの回数が多くなっていると、「緊張状態」の可能性が高いです。

正直これはかなり注視しないとわからないレベルなのですが、緊張している人はまばたきに落ち着きがなくなります(笑)

平均的に1分間「6~8回」くらいまばたきをするそうです。なので1分間に10回以上していれば、なんらかの理由で緊張している可能性が高いです。

目を見る際はまばたきにも意識をしてくおくとよいでしょう。

足の動きから性格を把握する

足から得られる心理情報はかなり多いです。上記で書いたようなしぐさは足にも多く出ます。

足でできる感情表現でいえば、仁王立ちがあります。堂々とした姿勢は相手に何も言わなくても自分の意志を強く示すことが出来ます。仁王立ちしている場合は従順な気持ちを表してるそうです。それほどに足は感情を強く反映できるものなのです。

これが無意識で出てしまうとなれば、相手の心理情報が強く表に出ているのと一緒です。これを利用しない手はないでしょう。

因みにいろいろなパターンでしている場合が多いですが、「足組み」は不安を抱いている態勢だそうです。これに関しては癖で組んでいる事が多いと私個人的には思うので、軽い知識として把握してもらえたらいいかなと(笑)

相手が話に興味を示しているかはつま先を見ればわかる

人間関係を崩さず円滑に会話を進めるには、相手の話に興味がある態度を取りながら話を聞きますよね。多くの人が難なくこなせていることでしょう。そのせいで大概の人が本当に興味を持っているかどうかを見抜くのは困難です。

いい大人ならどんなに興味が無くてもちゃんと顔を向けてしっかりと表情を作り会話をしてくれるでしょう。ですが、顔を取り繕うことが出来ても足まで気を回せている人は少ないです。

そこで見るのが、相手の「つま先」です。

つま先が相手に向いている場合は興味を示していて、好意を持って接している可能性が高いです。ですが、つま先だけ別の方向に向いている場合は、関心を示していなかったり、退屈してしまっている、という場合があります。

言われてみれば、取り繕う時に相手に顔向けて表情作るけど、真正面から受け答えするのが億劫になっているので、気持ち何か逸らしてしまいますよね。

その結果がつま先に出ているのではないかなと思います。簡単に確認出来て今までの経験的にも信憑性高いので是非意識してみてください。

合コンでも使える足で分かる女性のタイプ

立っている女性って足をクロスさせている事が多いですよね。実はその足をクロスさせている位置からもその女性のタイプを知ることができます。

クロスさせている位置によっては、その女性が「マゾヒスト」だという事を知ることができるかもしれません。

・中央付近でクロス

まず、足を中央付近でクロスしている女性の場合は、「養育的欲求」が強い可能性が高いです。

養育欲求とは、守りたい、助けたい、慰めたい、ことへの行動意欲が強い人です。母性本能が高めの人の可能性がありますね。

・足首でクロス

足首のあたりで軽くクロスしている女性は、被虐性欲、服従心が強い、いわゆるマゾヒストのような性格の可能性が高いです。

男性としては、女性の「S」か「M」か、の情報は結構重要になってきますからね(笑)

合コンなどで、相手がどんなタイプの女性なのか、というのは凄く気になります。そんな時こそ心理的知識の生かし時だと思います。

・中央付近でクロス
足を膝あたりで、がっつりクロスしている女性は母性本能高めの可能性が高い
 
・足首でクロス
軽く足首あたりで足をクロスしている女性はマゾヒストの可能性が高い

座った時の足の状況から性格を知る

今度は相手が座っている時の足の動作で性格を知ることができます。これはなんとなく見た目通りになるのでわかりやすいと思います。

アメリカの臨床心理学者のジョン・ブレイザー博士による人間性心理学の実験では、女性1000人を対象にした、座っている時の足の状態と女性のパーソナリティ関連を分析したのだとか、すると足の動作が性格的特徴に関連するということが分かったそうです。

・膝を開いて座る

自分に対して、膝を開いて座っている場合は、相手が心を開いて可能性が高いそうです。確かに膝を開く行為ってかなり無防備な感じがしますもんね。

異性愛の傾向も強いのだとか、男っぽい座り方ってイメージがありますし、なんか納得のいく心理傾向です。

・膝の上に足を乗せる

片方の足首を膝に乗せる状態は「パーソナル・スペース」を大きく取る事項顕示欲が強い性格だそうです。

確かに態度がでかい人がしそうな態勢のイメージがあります(笑)あと、大きく場所を取る態勢で自分の領域を確保したいときってありますもんね。

・足を揃えて座る

足を開いて座るのとは逆に、足を綺麗に揃えて座る場合は、秩序欲求・構成欲求が強い人です。

足を揃えて座るのってよっぽど意識している時くらいですもんね。日頃から揃えて座る人はかなりわかりやすい性格をしているのではないでしょうか。

かなり几帳面な印象です。整理整頓など綺麗に纏めたり、きっちりした性格の人が多いのだとか、これもイメージ通りですね。

・膝を開いて座る
心を開いている。異性愛の傾向にある
 
・膝の上に足を乗せる
パーソナルスペースを大きく取りたがる、自己顕示欲が強い
 
・足を揃えて座る
秩序欲求・構成欲求が強い、几帳面な性格の可能性あり

今回は目、顔、手足の動作などから相手の心理を読み取る方法を紹介した記事でした。意識して会話できるようになれば大いに役立つと思います!身体的な心理情報を得られると会話から得られる情報も大きく変わってきます。心理情報を駆使して自分の優位になるように会話を進めましょう!