好感度の上がる褒め方、貶したり本音を言っても人に好かれる会話術、

イチャつく

褒める人は好かれる

あなたは褒められると嬉しいですか?ほぼ全員が「褒められると嬉しい」と回答すると思います。

どんな人であっても、貶してくる人よりも褒めてくれる人に好意を持ちます。

人には「好意の返報性」というものが存在しているので、「好意に対しては好意的に対応したがる」という心理があります。

自分に対して好意的だったり親切に思ってくれている相手の事は好意的に思えてきますね。

人は常に「褒められたい」という欲求もあるので、とにかく褒める人は好かれやすいです。詳しくは下記の記事にも纏めているので、良ければよんでみてください。

そんな、ただするだけでも好感度が上がる「褒める」という行為ですが、実は少し工夫するだけで、より大きな効果を得る事が可能です。

「褒め上手な人」っていますよね、ただひたすらに褒めて来る人ではなく、今までに「この人に褒められると嬉しい」と思える人に会ったことがあると思います。

実はそういった人は褒め方に工夫をして、褒めることに特別感を持たせているからなのです。

ただただ沢山褒められても嬉しくなくなりますよね、ありがたみが無くなると言うか、なんか慣れてきて特別褒めれるようなことをした感じがなくなります。

せっかく褒めても相手に喜んでもらえないのなら、褒める意味すらなくなりますし、とても勿体ないです。

なので今回は、相手により喜んでもらえる褒め方について解説していきます。

貶してから褒める

褒める

褒め続けると、特別感が無くなる、嬉しさが薄れる、となれば、どうやって褒めるのがいいかわからなくなりますよね。

「たまに褒めるとか?」って考えになると思います。確かにそれだと特別感はでますが、少し時間がかかってしまいますし、実用性があまりないです。

全然褒めないまま関係がおわってしまっては元も子もないので(笑)

実は、より好感度を高める褒め方は、「最初は貶してから褒める」なのです。

褒められた際の心理実験

アメリカの心理学者「エリオット・アロンソン」「ロバート・D・リンダー」が行った、褒められた際の心理を解いた実験があります。

こ被験者は4つのグループに分けられ、次の4つのパターンの対応をしました。
 
①最初から最後までプラスの評価をし続ける
 
②最初から最後までマイナスの評価をし続ける
 
③最初はマイナスの評価をし、その後にプラスの評価を受ける。
 
④最初はプラスの評価をし、その後マイナスの評価をする
実験結果
③、①、②、④の順で被験者は評価を下した相手に対して好感を持ちました。

結果は、最初はマイナスの評価をして、後々プラスの評価をした時が一番好感があった、という結果になっています。

これはなんとなくわかりますよね、不良少年が更生すると、人一倍に良くなったように感じますし、第一印象が悪かった人と仲良くなったら異様に仲良くなれたりします。

これは「褒める」ことに関しても例外ではありません。

最初から褒め続けるよりも、一度貶してから後々褒めると、より好感度が高くなるのです。

しかし、この話を聞くと、「一回貶すって難しくない?」「貶した時点で嫌われそう」って考えてしまうと思います。

実はそう難しくありません。「貶す」を意識しすぎなくていいのです。

貶して褒めるのは簡単

例えばあなたがクッキーを焼いてもらったとします。


貶さず褒めるパターン
「美味しいよ!焼き加減も最高!」

貶して褒めるパターン
「少し焦げて見た目があれだけど、味が最高に美味しいよ」


あなたは言われてどちら嬉しいですか?

恐らく「焦げてるけどおいしいよ」の方が好印象に感じたのではないでしょうか。

一度貶しているから発言に現実味を感じます。本心で美味しいよっていってるんだな、って感じますよね。

後は見た目さえどうにかすればいい、という次の課題も明確になり、得る物もありますし、良い印象になります。

ひたすら褒めるパターンは、こちらに気を使っているか、面倒くさくて適当に言っているようにも感じもします。本心かどうかが疑わしいのです。

必ずしも無理に貶さくても大丈夫です。相手に対してクッキーのように本心を交えつつ、良い所を後から褒めてあげればいいだけなのです。

最後に褒めてあげる、こう聞くと簡単に思えてきませんか?

後から貶すのが最悪

逆に後から貶すと印象はかなり悪くなります。実験結果でも、④の最初はプラスの評価をし、その後マイナスの評価をするが一番印象が悪いです。

「いい人そう!」って最初に思った人が、良くない人だった時に、好感度が大きく下がるのはなんとなくわかりますよね。

悪そうな顔の人が悪い人なら、特になんとも感じませんが、いい人そうな顔で悪い人だった場合は、悪い顔の人よりも悪い人に感じてしまいます。

上記のクッキーでも「味が最高に美味しい、けど見た目が悪いな」って言われたらどう思いますか?

全く同じこと言っているのに、かなり印象は悪くなったのでないでしょうか。

後からマイナスの発言はしないように注意しましょう。かなり嫌われてしまいます。

何を褒めればいいか

「どこを褒めればいいかわからない…」「別に褒めても喜ばれない…」という人もいると思います。

「どこを褒めればいいのか」というは、人によっては難しいことかもしれません。

「別に褒めても喜ばない…」という人は、褒める所を間違っている可能性もあります。

なので、どういったところ意識して褒めればいいのか、ということを解説していきます。

相手が関心をもっていること

これが結構重要だったりします。自分が一生懸命になっているものを褒めれれると、ニヤけてしまうのはみんな一緒でしょう。

逆に、別に好きではない、得意でもないことを褒められても嬉しくないですよね。女性に対して「結構力持ちだね」なんて褒めても基本的には喜ばれることはないでしょう。

相手が関心を持っていることを褒めてあげましょう。こだわっていることなどもありです。

こだわっていることを「自我関与」といい、人を褒める時は、この自我関与の高いところを褒めると嬉しく感じます。

例えばですが、あなたの彼氏が車好きだったとしたら、運転などを褒めてあげると喜びますよね。

ゲームが好きなら、横からプレイを褒めてあげるのもいいでしょう。鍛えているのでしたら、体格を褒めてあげるとかなり気分がよくなることでしょう。

相手の好きな物から探せば、相手を喜ばせれる褒めるポイントはいくらでもあります。

ビジネスでの知り合いであったり、相手のプライベートなどをまだよく知らない場合は、相手の仕事ぶりを褒めてみましょう。

自分の仕事に関心をもっていない人は少ないですからね、困ったら仕事関連を褒めてみるのもありです。

話題にしやすいですし、いろいろと聞き出すことも簡単です。

嘘やお世辞は控える

嘘やお世辞に関しては気が付く人が多いです。やはりなんとなくどこかで態度に出てしまいます。

何より自分に変な癖がついてしまいます。思ってもないことを言いながら相手に愛想笑いをしてると無意識でもやるようになってしまいます。

この悪い癖がついている人が沢山いるんですよね。意識して回りを見てみればすぐわかると思います。「あ、この人上辺だけを取り繕っているな」ってわかります。

これが完璧に良くないこと、とは言いませんが、嘘をつくことはやはりデメリットが多くなります。

嘘をついて相手を褒めるより、自分が褒めれるところを見つけれるテクニックを身に着けた方がいいです。

相手にお世辞を言っていることを見抜けれなくなるし、嘘をつく必要もありません。

まぁ、これに関しては、できるだけ、でいいと思います。軽くでもいいので、嘘やお世辞は少なるできるように意識してましょう。

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シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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