心が折れやすい人・心が折れにくい人の特徴、意外な人が仕事で潰れてしまう理由
意外な人が仕事で病む
あなたの周りにはストレスで病んで休職してしまった、仕事を辞めてしまった、という人はいますか?
クレームに耐えられない、責任がお重くてしんどい、人間関係でギクシャクしてやりづらい、仕事で心が折れてしまうなど理由は様々です。
いろいろな理由があるのはわかるのですが、その中でもたまに「え、あの人が?」というような人が病んで休職したり、仕事を辞めたりする話を聞きます。
実を言うと、私達が思っている「精神的に強い人」「心が折れづらそうな人」というのは、案外そうでもなかったりするのです。
あなたは「気が強い人」って、精神的に安定していて心が折れづらいと思いますか?
ストレス社会と言われる現代ではこういった話はよくされているので、もはやこの流れで「気が強い人」って聞くと「実際は脆い」みたいなイメージがありますよね。
よく聞く話によれば、「気の強い人」「真面目な人」「意識が高い人」は精神的に病みやすい、みたいに言われています。
実は、精神科の医者によると、「心の折れにくさ」は気の強さと関係がないのです。
「気の強い人は実は病みやすい」のパターンだと思った人は多いでしょう(笑)実は気の強さは関係ないことが多いのです。
真面目過ぎて潰れてしまう、みたいなことは想像できますが、責任感が強く逃げない分そのままメンタルが強くなっていくことも多いですよね。
しかし、気の強さや真面目さなどの要素が関係ないとなると、心が折れる人と折れない人の違いがわからなくなります。
実は「折れる人」と「折れない人」で違う「ある要素」が影響しているからです。
今回はその違いを解説していこうと思います。ストレスによる影響はどんな人であっても受けます。なので、ストレスの影響を受けづらくする知識は誰もが持っているべきでしょう。
すぐにメンタルがボロボロになる人は是非この記事を参考にしてみてください。
自分を追い詰める人
上記にて、精神科の医者によると「心の折れにくさ」は気の強さと関係がないと言いました。
ではどのような人が「心の折れやすい人」なのかというと、それは「自分で自分を追い詰める人」です。これが病んだり心が折れてしまう大きな要因と言えます。
逆に「自分自信を追い詰めない人」は「心の折れにくい人」がかなり多いです。
「気にしなければ無敵」そんなことは皆わかっていることです。しかし、それでも気にしてしまうのが人間というものでしょう。
それでもまずは、「自分を追い詰めているのは自分自信」ということを意識する必要があるのです。この意識があるかないかだけでもストレスによる影響は大きく変わるはずです
「自己否定」の段階を踏まない
この話題になると、「完璧を求めすぎない」「ありのままの自分を認める」という解決策がよく上げられますよね。
解決策として私も間違っていないと思います。しかし、そう意識しても解決できないことが多いのは、自分で自分を追い詰めていることを自覚できていないからだとも考えれます。
自分を認めるって難しいんですよね。「自己否定」→「自己肯定」では結局自分の求める状態ではないので不満が残るのです。
「完璧を求める」「自分を認められない」は現状を変えようとする意欲でもあります。自分を追い詰めている原因になっているのかもしれませんが、不要な感情かと言えばそうとは言い切れないでしょう。
現状を良しとする考え方では「挫折・傷心」→「自己否定」→「自己肯定」で終わってしまっいていると考えると、解決できているとは思えないですよね。
よく見る解決法は「自己否定」の後で解決しようとするパターンが多いのです。何も考えないと「自己否定」まで行ってしまうので、まずは何よりも先に自分で意識して「自己否定」の段階を踏まないようにしましょう。
自分を肯定するわけでもなく、自分を否定するわけでもありません。現状を把握して変えることを辞めなくていいのです。
「現状の把握」を意識する時は「客観視」を意識するといいです。無理に自分を受け入れなくても認めなくてもいいです。無理に自分を否定したりもしなくていいです。
ニュアンスで言えば感情を切り離して考えることです。冷静に「今の自分を知る」ようにしましょう。そうすれば落とし所や頑張りどことが明瞭になります。
いろいろ言っていますが、とりあえずは「自分で自分を追い詰めない」、「自己否定」の段階を踏まない、「自分の現状を把握する」ことを意識しましょう。
ストレスを溜めない人の特徴
一般的にストレスが多い人の特徴はよく語られていますが、ストレスが少ない人にも特徴があります。
ストレスが溜まりやすい人から見たら、思いもよらない思考回路をも持ち合わせていることもあるので参考にしてみてください。
まず、ストレスを溜めない人の基となるのは「調和・均衡」「心の平静」と言われています。
・周りの目を気にしない
・相手の立場で物事を考える
・言動がゆったりしていることが多い
・勝ち負けにそこまでこだわらない
・時間を気にしすぎない
・焦らないし詰め過ぎない
これを見て、「自分に無理、こんなゆったりした生き方は性に合わない」と思った方もいるかもしれません。
ですが、それでも問題はないです。全部真似しろということではないので(笑)自分ができそうな要素を取り入れてみましょう。
とりあえず「ストレスを溜めない人はこんな感じなんだな、こんな風に思っているんだな」と頭に入れておくだけでもいいです。
重要なのは受け取り方です。なんでも決めつけたニュアンスで受けるとのが一番ダメです。どんなことでもケースバイケースがあります。落ち着ている方がいい時もあれば、キビキビしている方がいい時もあるに決まっています。
上記を見て、「とろい」「意識が低い」「我がたりない」「効率的じゃない」などと受け取るか。「ゆとりがある」「自由がある」「協調性がある」「冷静である」と捉えるかはあなた次第です。
必要な要素を取り入れて、必要な場面で適度に出すことができる。それができる人が理想なのではないでしょうか。そんな理想を意識できずに、頭を固くして決めつけて生きている人が多いのです。
ストレスを溜めない要素としては、「ゆとり」と「冷静さ」が必要になります。とりあえずこの二つだけでも意識して生活できるようにしてみましょう。
周りを見れなくなったり、自分が分からなくなったりするのはこの要素が足りないからです。
周りをみて、自分を見て、どんなことでも自分の意識化に置き、時間の流れを心から楽しめるようなゆとりを持ちましょう。
情緒が安定するように意識できるだけでも、一歩引いた視野の広い考えや行動が取れすようになりますよ。
「心が折れにくい人」の条件、意外な人が仕事で潰れてしまう理由