上司に要望を通しやすくする方法・休みの申請・提案退職の話しをする時は右側を陣取ると良い

上司

上司に話しかけるのは緊張する

上司に話かけるのって勇気がいりますよね。特に怒っていたり機嫌が悪い訳でもないのに謎の威圧感を感じてしまいます。

タイミングを間違えて辛辣な態度を取られてしまい、軽くトラウマになっているいる人も多いのではないでしょうか。

まぁそれに関しては、誰しもが経験する事ですし馴れていくしかないのですが、どうせだったら話しかけた要件が上手く通るようにしたいですよね。

確認であったり、提案であったりと、せっかく勇気を出して話しかけたのであれば「NO」と言われたくはないです。

特に休みに関しては、断られることはあまりないと分かっていても、とやかく言われるのは避けたいです。ネチネチ言われたあげく「休むならこれは済ましとけ」なんて仕事回されたら最悪です。

そんな時の為に今回は、相手が心を開きやすくなり要望が通りやすくなる心理術を紹介します。

全く苦労することなく活用できるうえに、やるのとのやらないのではそこそこ差が出るテクニックなので、試しにやってみてください。

要望を通したければ右から話かける

確認を取る

人間の心理の基になっているのは、体の構造からきている場合が多い事を知っていますか?

例えばですが、人体の弱点は心臓になっているので、人は無意識の内に心臓を守ろうとする心理が働いているのです。

なので、弱点が近くなる左側に立たれると圧迫感を感じてしまいます。

軽く想像して見て欲しいのですが、そこまで近しい関係ではない人に話しかけらえる際、左から話しかけられるのと、右から話しかけられるのとでは、精神的にどちらが楽に感じますか?

恐らく多くの方が『右側から話しかけられる方が楽に感じる気がする』と思ったはずです。

不利な位置である左を取られるより、右を取られている方が警戒心は薄く、安心しているような感覚になりやすいのです。

『突然殴りかかってくることなんてありえないし、そんなことで変わらないだろう』

って思う方もいるかもしれませんが、生物である以上これは無意識にでも働く心理です。例えばあなたの目の前に身長が2メートルの人がいたとします。

何かされるわけでもないのに、絶対に「威圧感」を感じますよね。人は警戒しないでいられない生き物なのです。

警戒している緊張状態の時と、リラックスしている状態なら、リラックスしている方がこちらの要望を通しやすいですよね。

機嫌の悪い上司や怒りっぽい上司の気に触れる確率も減らすことが可能です。機嫌の悪い時に不利な位置取りをされると、気がたちやすくなりますからね。

これはセールスの場面でもよく使われるトリックで、客の右側から話しけることで警戒心を緩めることが可能になります。

接客業をしている人は教わったことがあるかもしれませんね。当然話しかけてもビックリされないように、ゆっくり右から近づいてくることが多いと思います。左から来られるとビックリしやすいです(笑)

相手の警戒レベルを落とせれば、こちらの話しを聞いてらいやすいですよね。接客業で面倒になるのは警戒心が高い客ですから(笑)

上記で話しかけた場面を想像してもらった時に『どちらも変わらない』『右から話しかけられても楽に感じない』という方に関しては、また、違う理由が存在しますので、それは次の項目で解説します。

ポイント
  1. 人は弱点が近い左側を警戒する心理がある
  2. 左側に立たれると圧迫感を感じる
  3. 右側から話しかけられると警戒心が薄くなりリラックスしやすい
  4. セールスなどの場面でも右からくることが多い

左利きには効果が薄い

右から近づいた際に警戒心が薄れるのは、右利きであることが多い、というのも理由の一つです。

相手と利き腕を挟んでいることで、『何かあれば対応しやすい』『右手で自信を守れる』という安心感があるからです。

上記でも説明したように、人は警戒しないではいられない生き物です。ほんの些細なことであろうと、安全であればあるほど心理的に落ち着くのです。

そうなると『左利きの人には効果があるの?』

という疑問が出てくるはずです。もちろん利き腕は関係があり、左利きの人は効果が薄れてしまいます。

そこまで大きな効果は見込めなくなるので、それを踏まえたうえで実践するようにしましょう。

仲良くなりたい時も右から

会議

飲み会などのコミュニケーショの場があったとします。その際も仲が良くなりたい人から右側に座るようにするといいでしょう。

意識してきた人は少ないと思いますが、両隣に人がいる時は右側の人の方が話しやすかったのではないでしょうか。三人しか座れない椅子なら左側にいる時は話に混ざれていないことが多かったと思います。

飲み会でお酒が入ってリラックスしている状態になれば、より心をゆるしやくなることでしょう。

思い切って仲良くなりたい上司の右隣に座ってみましょう。いつもより楽しく会話ができるかもしれません。

異性の声をかける時にも使える

異性に話しかける時に「警戒心」は無視できない要素ですよね。特に男性から女性に話しかける場合は、相手が警戒しているかいないかで、後々の成功率に大きく影響することでしょう。

気になる異性がいる場合は、上記と同じように右側を位置取るようにしましょう。合コンなどでも意識できるといいですね。

右側を心がけているだけで、あなたへの警戒心はかなり薄まってくれるはずです。

偉い人の言葉を借りる

指を指す

とりあえず否定から入りがちな上司っていますよね?自分の渾身のプレゼンがよくわからない理由で通らないこともあるでしょう。

そんななかなか首を縦に振らない相手への対抗手段として、「偉い人」の言葉や成果を利用しましょう。

「○○で教授を務めている人の研究結果からわかるように、この商品にはニーズがあると思われます。」と言えば、「OKを出す」理由を作り出すことが可能です。

人は「権威」や「専門家」の意見にとても弱いです。これはどんなことにでも言えますね。セールスでも当たり前にずっと使われているテクニックです。

「専門家の○○さんが」なんて言われれば、とりあえず効果があると納得してしうまのうと同じ原理です。

この記事を書いている私ももそうです(笑)有名な心理学者が行った心理実験を基に書かれた論文や本から得た知識を纏めて書いています。

ここでは、「アメリカの○○大学教授、心理学者の○○さんが行った実験にて…」見たいな紹介の仕方をしていませんが、私が実験を行ったわけでもないのに、そういった資料をみて、それを完全に信じて記事を書いてしまっていますからね(笑)

「OK」を出さない理由は、「OK」を出せる理由がないからです。データや権威のある情報が無いと、判断するその人の責任になりますからね。

そういった責任逃れにもできるし、信じれる理由を用意できれば、自分の要望は通りやすくなるのです。

その割には、偉い人の言葉を借りるのは簡単です。相手を丸めこみたい時はそういった「専門家の意見」などをの権威を持たせることを意識して見てください。

シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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