セックスだけでも親愛度は高くなる、性行為の回数を重ねることによる脳への影響

セックス

一度体の関係を持った相手に対しては勝手に良い印象を持ちやすくなる。という心理はよく言われることですね。

実際、一度関係を持った人に対して以前とは違う見方になるのは当然でしょう。逆に、関係を持った後も距離感が変わらない、という人の方が少ないと思います。

それでも、「性行為を重ねるだけで、心から相手とより仲良くなれるのか」と聞かれれば微妙に思うでしょう。

今回はそのあたりを「性行為がどう脳に作用するか」という点から解説していこと思います。

性行為による脳回路への影響

参考資料
First Brainwide Map Shows How Intimacy and Mating Rewire the Brain
https://news.utexas.edu/2024/02/22/first-brainwide-map-shows-how-intimacy-and-mating-rewire-the-brain/

上記のテキサス大学オースティン校にて行われた研究で、オーガズムの回数によって起こる脳の再配線について語っています。

実験用ネズミで解明されたことを語っており、「オーガズムによって起こる現象は、人間でも同様の効果が促進される可能性がある」とのことです。

この研究内容を簡単に言ってしまうと、男女の性行為による性的快感は「絆」の形成に影響する。ということを言っています。

セックスという行為だけでも人は脳(心理的)から仲良くなれる、親愛度を高めれる、ということです。

射精と親愛度の関係性

上記にて「セックスという行為だけでも絆が深まる」という内容でお伝えしました。では、なぜ性行為だけで絆が形成されるのか、という部分を行為時による脳の活性度で説明します。

ナゾロジーより引用
記事「オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明!」

実はスタンフォード大学が発表したマウス研究により、メスにはオスの射精を検知し活性化するニューロン(脳の神経細胞)が存在することが分かっています。

上記の画像データからもわかる通り、交尾の回数及び射精の回数が、相手との関係を形成する脳の回路と同じなのが見て取れます。

言ってしまえば、カップルでオーガズムを感じる行為そのものが、脳内で相手との絆を形成する行為になっている、と言ってしまってもよいでしょう。

体の相性の重要性

上記でも記載したように、カップルで感じるオーガズムが脳に作用し相手との絆や親愛度を高めます。なので、オーガズムが感じづらいとその作用が働きづらくなるでしょう。

脳科学の観点から見ても、体の相性はパートナーと関係を築いていくうえでかなり重要な要素と考えられます。

「好みや性格は合わないけど体の相性はいい」と感じたことはありますか?

体の相性がいい人に対しては、性格や条件がそこまで良くなくてもそこそこ好印象を抱くことが多い、と感じる人は多いのではないでしょうか。

体の相性が良く、オーガズムを感じやすい事より、脳内で相手との良好な関係を築くニューロンが働きやすくなるのです。

逆に、条件の良い相手でも体の相性が良くないというだけで、気持ちが全然乗らない、なんとなく好きになれない、と思ってしまうのもこれが原因なのかもしれません。

体の相性が原因で浮気をするケースも少なくありません。パートナーと二人で気持ち良くならないと脳に作用しないこと考えると、体の相性は妥協できないことなのかもしれません。

セックスした相手に好意を持つ

恋をする 妄想 機嫌がいい

上記でも軽く触れていますし、この題材で必ず語られることと言えば、「関係を持った相手には好意を持ちやすい」という部分です。

この心理は男性ではなく女性に強くみられます。違いは男女で性行為への「感覚」の違いによるものだと言われています。

どちらも「子孫を残す」という目的ではありますが、男性にとって性行為は「できるだけ多くの子孫を残す」という感覚が強いです。

しかし、当然ですが女性は妊娠に繋がる行為です。妊娠となれば、自分を保護してもう必要が出てきます。そうなれば守ってもらう役割を担ってくれるのはパートナーのみとなります。

その役割を担った相手を突き放すのは危険です。本能的にも嫌うことは避け、依存できるように考えるのは自然なことです。

これにより上記項目で説明したセックスによる脳回路への影響も大きくなると考えれば、女性は男性よりも関係を持った相手に対して執着しやすいと言えるでしょう。

⇩行為に対する考え方の違いを詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。

セックスの頻度と幸福度

幸福

これも有名な話ですが、「セックスの頻度と幸福度は比例する」というのを聞いたことがありませんか?そうであれば、セックスレスの割合が多い日本には無視できない問題でしょう。

アメリカのシカゴ大学が約2万5000人に対して行った調査にて、セックスの頻度と幸福度は週1回の頻度までは比例するという結果が出たそうです。

因みにですが、ただ回数が多ければいいというわけでもなく、「週二回」「週三回」と回数が週一回より多くても、特に幸福度に関係はなかったそうです。

重要なのは「頻度」だそうです。一定の頻度でセックスを行っていれば、良い関係を築け幸福感を得られるとのことです。

しかし、セックスレスになったからと言って夫婦仲が悪くなるわけではないようです。

セックスレス
prtimesアンケート調査記事より引用

上記はセックスレスの夫婦の仲の良さアンケートの結果グラフですが、セックスレスだからと言って仲が悪い、とは言えない結果となっています。

子供がいるかいないかも大きく影響してしまいますし、タイミングにもよるかもしれませんが、夫婦仲とセックスの頻度は関係が無い可能性も一応否定できません。

セックスにより親愛度や絆が深まる、という調査結果もあり、セックスレスになったからと言って関係が悪くなるわけではない、という調査結果も存在します。

それであれば、「関係の形成」という段階でセックスが重要になってくるのかもしれません。

シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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