休憩にスマホを触ってはいけない理由、集中力を上げる休憩の取り方

集中できない

集中できない

集中するにはメリハリが大事で、作業は途切れさせず一気に進めるべき、途中にある一回の休憩で思いっきり休んで、またずっと作業に没頭したほうがいい

このように考える人は多いと思います。実際それが適切な場合もあるでしょう。作業に集中できるようになるまでに時間がかかりますし、休憩が多いと集中が途切れるように感じます。

しかし、根を詰めて働いている時こそ、ちょっと歩いてコーヒーを買いに行ったりしてしまいませんか?何か甘いモノを求めて席を立ったり、なんとなく外の空気を吸いに行ってしまったりします。

実際、人の脳はひとつのことだけに集中し続けられない仕組みになっています。

人というより生き物の本能と言っていいでしょう。一つのことにだけ気を取られていては危険です。食べるのに夢中になっていて、近づいてくる敵に気が付かない、みたないことになってしまいます。

「一時間くらいで集中が切れてしまう」と思っている人は、集中力が足りないのではなく、そういった脳の仕組みが働いているからと理解しておきましょう。

集中できる時間はいろいろ言われていますが、ハイパフォーマンスを望むのであれば「20分前後」を意識するといいでしょう。

長時間一つに集中し続けることはできない

集中できない

一つのことだけに集中を持続させ続けると、後々の集中力に悪影響がでることが研究でわかってます。

子供が学校で何度も休憩を挟むように、大人も職場で時々休憩をとる必要があるのです。

「集中はきれてきたけど、今でメールを返してしまおう」と、流れで仕事進めていませんか?そんな時って、頑張って着手したもののなかなか手が進まないものです。

何とか終えても纏まりのない文章になっていたり、誤字脱字があって修正が必要になってたりします。そうなるとしんどい思いをしてやった割には余計に時間をくってしまうでしょう。

ちょっと一息でもいいので休んでみてください。わざわざ席を立たなくても目を瞑って数分何も考えないのもありです。

周りの目が気になる人は目を瞑って上を見上げるといいです。何か考え事をしているように見えますしし、そうでなくても一呼吸ついているのが伝わります。

短い休息は集中力が上がる

休憩 一息 背伸び 集中

ノリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究にて、短い休息をとることにより、集中力が向上することがわかっています。

上記でも軽く説明していますが、何度も同じことを繰り返していると脳はだんだん集中力を失っていきます。

時計の秒針ってずっと音がしていますよね。ですが普段の生活の中で聞こえることは少ないです。そういった音を気にしなくなるのと同じ原理だそうです。

針でなくともずっとなっている音って気にならなくなってきますよね。音が止まって初めてそこそこな音がなっていたことに気がついたりします。

同じ情報が繰り返し入ってきていると、脳がその情報を無視してしまうのです。

なので、逆に数分間程度の短い間でも別のことを考えると、本来の仕事に戻った時により集中できるようになります。

研究では、短い休息を挟みながら長いタスクを終えた被験者は、50分間もパフォーマンスの低下が見られなかったそうです。

因みに、休憩をとらなかった被験者は時間が経つにつれてパフォーマンスが低下したそうです。

脳に負荷のかからないことをする

「同じ情報を与えなければいい」となれば、途中でやることを切り替えれて、脳に与える情報に変化をさせればいいの?という疑問が出てき方もいるかもしれません。

しかし、そういった複数のタスクを行ったり来たりする、いわゆるマルチタスクのような状態は、別の理由で脳が混乱して負荷がかかります。

まぁ、あれもこれもといろいろなことに手を出すと脳のスペックはわかりやすく低下してしまいますよね。

何か別の仕事に手を出すのではなく、脳がリフレッシュできることをしましょう。

少し外を眺める、軽く散歩をする、人と雑談をしてみる、などの簡単なことで構いません。ちょっと気分が変わるようなことが効果的です。

注意点としては、似たようなことは避けましょう。長い会議の休憩に雑談をしたり、文の精査や資料の確認後に本を読んだりと、脳が同じように働くことは休まりません。

「会議で話が纏まらない…」なんて愚痴から雑談なんて始めたら、結局会議中と同じように解決策を考えようと脳が働いてしまいます。

ここで全然関係ないことを考えるよりも、なにも考えないで過ごした方が唐突にいい案が浮かんだりするものです。

休憩時のスマホは逆効果

スマホ

私達は少し時間が空いたらすぐスマホの画面を開いてしまいますよね、なんとなくわかっている方もいると思いますが、スマホは脳と眼を疲弊させます。

「気分転換♪」くらいの気持ちでスマホを触ってしまいますが、スマホから得られる視覚情報や刺激はとても脳が休まるものではないです。

休憩が終わりスマホを閉じて席に戻った時に、気力がなくなっているのを感じ体力回復どころか多大な疲労感を感じた経験がある人は少なくはないでしょう。

どうしてもスマホを触りたい場合は、長時間の休憩が可能な際に、最初の数分間で終わることをお勧めします。間違っても休憩終わり際に画面に集中することが無いように気を付けましょう。

タイマーを使って集中してみる

砂時計

「よし!集中しよう!」で集中できたら苦労しないですよね(笑)集中しようと思えば思うほどにスマホが気になってしまう人は多いでしょう。

そんな人におすすめなのがタイマーです。気分的にも「スタート!」で動き出すので始めやすいです。終了時刻も決まっているので「何分間は集中する」とモチベも落ちづらいです。

ついでに休憩時間もタイマーをかければ、ついつい休みすぎたりしないですみます。スマホで動画みだしたら止まらなくなりますから…

おススメは「25分間」作業の「5分」休憩です。「25分」→「5分」→「25分」→「5分」で繰り返しましょう。

最近はタイマーもいろいろな種類があって、買うと少しモチベがあがります。お気に入りのタイマーを用意して活用しましょう。

シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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