アンチエイジングに取り憑かれる人が増えている。美意識が高いほど陥る神経症

アンチエイジング 肌を気にする

アンチエイジング

今の時代、一度は商品の広告などで「アンチエイジング」という言葉を聞いたことがあると思います。

アンチエイジングとは「坑老化」「若返り」といった効果を意味して使われます。「アンチ」は反対の意味で、「エイジング」が老化の意味なので、老化の逆で若返るといった感じです。

語呂も良く頭にも残りやすいので、正直言って商品の売り文句として作られた感じはしますね(笑)

基は抗老化医と呼ばれ、医学の一種で老化を防ぐために行う行為の総称とされています。これだと固く馴染みづらいので「アンチエイジング」という言葉が使われるようになったと思われます。

抗老化医学とは、人間の本来の姿、本来の寿命、至適な状態に心身ともに持っていくことを目的とする、医学及び周辺科学をも含む集学的医学である。その根底には検査学や診断学、従来医学を含む。範囲は一般診療科目全部、運動生理学、栄養学+東洋医学、美容外科、美容皮膚科、エステ、アロマ、ハーブ、補助栄養学、代替補完医学、音楽・芸術など多岐にわたる。

Wikipediaより引用

このアンチエイジングの効果により、注目を集めるようになった食べ物や健康食品もあり、美容市場や健康市場に大きな影響を与えています。

40歳以上をターゲットとした高級化粧品、エステやサプリメントからボトックス注射やヒアルロン酸注射、ケミカルピーリングフェイスリフトなどなど、女性の注目を集め続けています。

そんなアンチエイジングですが、軽く健康や美容に拘るくらいならいいのですが、憑りつかれているようにアンチエイジング効果狙って商品や美容法にのめりこむ人が出てきています。

のめりこみすぎるといい事はありません。そんな人にどういった危険があるか、どのような心理になっているかを今回は解説していきます。

若さにこわだわる理由

不安な女性

なぜ女性はこんなにも若さにこだわってしまうのかというと、日本は若い人が褒められる風潮にあるからです。

年齢を重ねた女子を軽侮する雰囲気があり、それを知っている女性も若さを意識せざるを得ないのです。

男性は年をとったとしても、それが魅力となる自然の風潮があるのですが、女性はそのようには見られない傾向にありますね。テレビを見ていても女優としての寿命も短く、毎年毎年新しい人に切り替わっていきます。

「アラサー」なんて言葉があるのも原因かもしれません。この言葉には「結婚適齢期」「子供」「身体的衰えのはじまり」などなどの意味が揶揄されています。

それを誰もが悪意なく使っています。悪意はなくても意味を汲み取ることができるので考えさせらてしまうことになるでしょう。

ドイツでは若い女性がちやほやされることはないそうです。それどころか成熟した女性を好む傾向にあるのだとか、

ドイツ社会では若い女性が好きであることを公言すること自体が恥ずかしいことだと記事で読んだこともあります。

今の日本のように若さを意識しすぎる風潮よりも、年齢を重ねることがメリットとしっかり理解できている人が増えるといいですね。

老女優症候群

老女優症候群

「老女優症候群」という言葉を知っていますか?若い時に美人ともてはやされた人が罹りやすい精神病です。

若さを失い、それに伴って容姿が衰えていくことにストレスを感じ、人格をも否定されているように思い込んでしまう人がいます。

そんな思い込みからアンチエイジングなどの若さや美容系のものに走ってしまう心理状態のことを老女優症候群というのです。

どれだけ美人で魅力的な女性であったとしても、年を重ねるにつれて容姿は衰えていくものです。これは仕方のないことなのですが、

自分が美人であるという意識が高い人ほどこの成り行きを受け入れることが難しかったりします。

受け入れられないストレスから「アルコール依存症」や「薬物中毒」に陥ってしまう人もいます。

何一つ悪いこともなんて起きていないというのに、幸福感がなくなり深刻な神経症になってしまうのです。

若いころにちやほやされた人ほど、中年になった時に人間関係に苦労したり、精神的に病んでしまう人が多いそうです。

それ故に、若さや美しさへの執着や「過去の栄光」を引きずってしまい、考えを切り替えることが難しいのだとか、人は自分の意識一つで見えている世界が変わります。

一度「美しくない自分なんか…」というメンタルに入ってしまった人は、老いを楽しもうという考えになれないのです。

身体が衰えても

おばさん 更年期

老女優症候群になってしまったり、気にしすぎて病んでしまったり、若さを求めていろいろな商品にのめりこみすぎない為にもまずは、老いと容姿の衰えを受け入れましょう。

人は必ず歳をとります。それは必ず全員に起きる現象です。そんな変えられない事実を受け入れないで抵抗しても自分が消耗し疲弊していくだけです。

アンチエイジングなども「健康に気を遣う」くらいの意識から離れないようにしましょう。自分がのめりこみすぎかどうかは少し考えればわかるはずです。

老いに抗うのではなく、衰えきった時に自分に何が残るかを考えて生きていく方が有意義ですし、未来の自分の為にもなります。

確かに女性にとって容姿の衰えは気にしない方が難しいです。しかし、だからと言って気にすればどうにかなるものでもないです。

歳をとることに対してストレスを感じたり、お金を使いすぎたりするよりも、楽しいことに使ったり未来の為に貯金している方がよっぽど精神的にも身体的にもいいです。

正直言って気にしすぎるストレスの方が老化を進めるでしょう。

歳をとることを楽しんで笑顔で過ごしているほうがよっぽどアンチエイジング効果があると思います。過去を引きずるよも今をどう生きるか考えて過ごしていきましょう。

シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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