ストーカーと子育ての関係

「ストーカー規制法(ストーカー等の規則等に関する法律)」って2000年11月頃に施行されたのを知っていますか、昔からありはしたのでしょうが、深刻化し問題化されたのは私達の世代になってからなのです。

酷い時には殺人事件にまで発展する事もありますし、たかがストーカーと侮れななくなりました。

もともと英語には「stalk(ストーク)」という動詞があり、これは人や動物を捕えたり害をくわえるために忍び寄ることを指している。「ing」という接尾辞をつけて動名詞化することで行為を指したり、「er」という接尾辞をつけて人(行為主)を指したりしている。特定の人を執拗に追跡したり、それによってその人を悩ませたり怖がらせる人がいる、ということが社会的に知られるようになった当初は、事態に法制度が追いついていなかったが、やがてつきまとい行為(ストーキング)は犯罪行為であるということが判例や立法によって明確化された。なお、英語の「stalking(ストーキング)」は、自然な日本語では「つきまとい行為」や「つきまとい」という。概念や表現が定着する日本では独特の経緯があったので「ストーカー行為」と独特の表現をすることもある。本記事内でも「ストーカー行為」と表現することがある。

ウィキペディア参照

現代において、なぜストーカーが問題視され始めたのかというと、やはり最近の子育て事情が昔と大きく変わっていることが原因である可能性が高いと言われています。

主な原因としては「愛情不足」や「甘やかして育てること」が上げられます。

少子高齢化に伴い、子育てをする若い世代が貧困化していることも大きいですね、貧困化の影響で子供の面倒を見る余裕がない、金銭面の問題により働きづめで子供との時間がとれないなど…

金銭面の余裕の無さは親の精神に大きく影響しやすいです。子育てのストレスも相まって、虐待やネグレクトは大きな問題となっています。

そうなると、愛情不足に陥った子供が増えてしまいます。愛情不足は子供の成長に多大な影響を与えます。今回の題材になっている「ストーカー」も、愛情不足による可能性も高いと言われています。

ストーカーと子供の愛情欲求

親子

上記にて「愛情不足」が問題として記載していますが、そこは普通に子育てができない時の問題点であって、通常の子育てが可能であればまず問題となりません。

では、ちゃんとした子育てが可能な環境下で、なぜストーカーが生まれてしまうのか、甘やかして育ててるとどうなるのか、を説明していきます。

過保護による影響

『人はなぜストーカーになるのか』の著者、岩下久美子さんは、ストーカーについて下記のように記しています。

「ストーカーの愛情欲求は3、4歳レベルである」
「子育てによる虐待と過保護。相反する極端な子供のへの接方はストーカーを生む」

「愛情欲求のレベルが子供と一緒」という表現が納得しやすいですね。愛情が足りないまま大人になる、又は愛情に対する認識が成長しない・変わらないまま大人になってしまう、ことが原因になってしまうという点が分かりやすいです。

子供の頃の脳の成長はとても重要で、後々に成長できなかった部分を補うことは基本的に困難です。

ストーカーになってしまう人は母親の愛情を無心で求める子供の精神状態のままになっているのです。

母親に愛を求める思いをストーキングの対象に求めてしまいます。これは必ずしも親が悪いというわけではありません。

では、何が問題なのか、どういったところが違いストーカーになってしまうのかというと、それは甘やかして育てることで出る「認知度の違い」となります。

・ストーカーは「愛情」の認識レベルが低い
・脳の成長していない部分を大人になって成長させるのは困難
・親からの愛情を求める段階のまま大人になるとストーカー化しやすい
・問題は愛情への認知度の違いにより起こる

「認知度の違い」に関しては下記項目から説明させていただきます。

ストーカーと一般的な認知の違い

プレッシャー

好きな人に会いたい、かまってもらいたい、振り向いてもらいたい、自分だけを見ていて欲しい、こういった気持ちは誰でも持ち合わせています。

「独占欲」であっても誰もが持っていることでしょう。「独り占めにしていたい」という気持ちは普通の事です。

こういった誰もが持つ感情と、ストーカーとではどこが違うのかというと、

「相手が嫌がっているかどうか、そしてそれを理解できているかどうか」

という点になります。だいたい小学校の高学年くらいになると、人は相手の立場を考えて物事を判断し行動ができるようになります。

これを「相対的関係性の認知」と言います。

相手のことを考えて行動ができるようになることで、人の嫌っていることを理解し、人の心を知ろうとし、人を思いやった行動がとれるようになります。そうやって人にやさしくすることが出来るようになるのです。

ところが、ストーカーに関してはその認知度が低い傾向にあり

甘やかされて育つと自分の愛情ばかりを優先し、相手のことを考えて行動する事ができません。

これを「妄想性認知」といい、実際には相手が恋愛感情を持っていないにもかかわらず、本人は愛されていると信じて疑いません。

甘やかされて育てていると、基本的に怒られないので、相手の思考を認知しようとしません。常に自分中心に物事を考えてしまいます。

ここまでくると、まわりの人が指摘しても治すことはできないでしょう。そうなれば矯正させられるより、まずまわりから見捨てれらる可能性が高いです。

自分の理想では愛されているはずなのに、相手は振り向いてくれません。

そこで現実と妄想の溝を埋めようとして、「自分は嫌われていない、○○だから見てもえないんだ」と何かしらの理由を付けてストーキングを始めてしまうのです。

・人の気を惹きたい気持ちは誰でも持っている
・普通人との違いは相手の気持ちを理解できているかどうか
・小学生高学年くらいでは相手の立場から考えて行動できる
「相対的関係性の認知」が低いとストーカーになりやすい
・甘やかされると自分への愛を優先していまう人になりやすい
・「妄想性認知」が強いと周りが離れていく
・ストーカーは強い妄想により、自分に都合のいい理由を作り出す

ストーカーにしない為にどうしたらいいか

親子

子供をストーカーに育ててしまわない為にも、必ず相手の気持ちを考えて行動させることが大事です。

「相手のことを考える」という思考は、脳の成長にも大きく貢献し、頭の良い子に育ちやすいです。

相手のことを考えない子は、感情で物事を決めたり、何も考えない行動をしがちになるので、大きくなった時にリスクを考慮できずに犯罪などを犯しやすくなります。

「なんでも思い通りにはならない」ということをしっかり教え、我慢することをしっかり教えましょう。

甘やかして育てていると、「なんでも思い通りになる」「自分は皆に愛されている」と思い込んでしまいます。

悪い事したら怒る、周りのことを考えない行動は咎める、これは性格の矯正ではなく、子供の脳の成長の為、としっかり親が理解しておきましょう。

最近は子供の個性を伸ばそうと、放任主義な傾向が強いですが、教育と自由は別物です。

ごっちゃに考えて叱らない親がいますが、それは子供の将来を潰しているのと同意です。子供の輝かしい未来を見据えるなら、子供に良い能力を身に着けて欲しいなら、しっかり注意しましょう。

甘やかすのと愛情を注ぐのは違います。人の心を考えて理解できる子にしましょう。

・子供には相手の気持ちを考えて行動させることが大事
・「相手のことを考える」という思考は、脳の成長にも繋がる
・リスク管理ができる子は犯罪予防の意識も高い
・「なんでも思い通りにはならない」ということをしっかり教えておく
教育と自由は別物、放任主義で個性は伸びない
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