休みがとれない、意見を言えない、損をする性格と得をする性格について解説
よく聞く損をする性格
「損をする性格」「得をする性格」って聞いたことあると思いますが、どういった人が当てはまると思いますか?
「損をする性格」であれば、よく聞くのが「真面目な性格」ですよね、働き者でしっかりしている人が、不真面目な人間の分も仕事を被ったりしてしまう、というようなエピソードを聞いたことがあると思います。
先に言ってしまうと、この記事が指す「損をする性格」は「真面目な性格」ではありません。
「真面目な人」というのは瞬間的に損をすることは多々あるかもしれませんが、最終的に大損することは少ないです。日々のことをしっかりこなすことに労力を使わなくなるからです。
逆に「得をする性格」では、不真面目な人間を指しそうですが、そういった人間は最終的に大きく損をすることが多いです。
普段の積み重ねというのは人生において、とても大きな力を発揮します。普段から真面目にできる人間はとても大きな実績や成果を得やすいです。これは日々の真面目な姿勢からしか得られないかけがえのないものです。
普段から不真面目な人は、真面目さや努力が必要な場面で頑張ることが非常に困難になります。日々の小さなことですら頑張れない人は能力を発揮する前に動けなくなる可能性が非常に高いです。
「真面目に」をするだけで大きな労力を消費してしまうからです。
堕落することは脳を衰えさせることになります。人に仕事や、やることを押し付けてさらに仕事をこなしたり作業をこなす人は殆どいないでしょう。人に押し付けるような人はそんな時に怠惰を貪っています。
さらに仕事をこなす人はだいたい、自分のことを効率的に終わらしてどんどんやることを済ましていきます。人に押し付けたりサボったりすることなど、不真面目なことが自分にプラスにならない事を知っているからです。
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本当に損をする性格
それでは、実際に「損をする性格」とはどういったものになるのか、という事を説明していきます。
今から説明する実際に損をする性格の人は、「真面目な性格」の人が陥りやすくなるので、それが「真面目な人は損をする」と言われて安くなる原因にもなります。
「申し訳ありません」が口癖
人に話をかける際にとりあえず「申し訳ありませんが」「申し訳ございませんが」という言葉を使っていませんか?
これだと何に対しても「申し訳ない気持ち」を表すことになります。人に頼み事をする時などにはいい、と思っているかもしれませんが、その頼み事は本当に申し訳ないことなのか、という事を一度考えてみて欲しいです。
「申し訳ありませんが」が口癖の人は損をしやすい性格です。
つい「申し訳ありませんが」と使ってしまう人は、悪い事をしているわけでものないのに、その事柄に無駄に罪悪感を抱いてしまっています。
例えば有休をとる際に「申し訳ありませんが、休みを頂きたいのですが…」という感じで、かなり下から上司にお願いする人がいます。
そんな人は、無駄に嫌味を言われ続けることでしょう。本人としては嫌味を言われないで穏便にすまそうとして、低姿勢で言っていると思いますが、かえって好き放題言われるきっかけになりかねないです。
「罪の意識を持っている」と表明しているようものです。相手に優位な立ち位置を与えてしまっています。
そもそも有休なんていつ何時にとってもいいものです。そんな人ならなおさら、ある程度の気を使ったタイミングで申請することでしょう。
そこまで周りの事を考えたうえで、当然の権利を申し訳なさそうに、さらには嫌味を言われながら取るなんてかなりおかしなことです。
「申し訳ありませんが」は自分を下に置くことばです。この言葉を連発していると相手から軽んじられて見られるのは当然です。
こちらとしては、相手に気遣いから生じたものであったとしても、それが相手に必ず伝わるわけではありません。伝わっても周りに気遣いばかりして気が弱そうと思われかねないです。
おまけに世の中は誰かの優位に立っていないと気がすまないような人も多いです。そんな人が優位を取ろうとするのは、努力をしたりして上の人間に取ろうとするのではなく、意味もなく周りに気を遣う弱い者に対してです。
こういった細かいことがいじめなどの原因にもなったりします。「不要な気遣いは損をしてしまう可能性がある」という事を意識できるといいですね。
得をする人の特徴
上記のように「申し訳ありませんが…」と言いながら、低姿勢で有給を申請して損をする人もいれば、逆の態度で得をする人もいます。
それは「申し訳ありませんが…」を一切使わない人です。
そんな人は「有休をとります」と堂々と申請します。有休をとれるのがあたりまえである、の姿勢を崩さず、自分が正しく当然のことを言っている、という態度でいます。
逆にそういった人は嫌味を言わません。「仕方ないな」くらいの態度で即座に許可が下りることが殆どでしょう。
受け手の印象も大きく変わります。申し訳なさそうにこられると、「悪いことをしているんだな」ってイメージになりますが、申し訳ない感じが無い姿勢でこられると、「当然のことなんだな」ってイメージを持ちます。
申し訳なさそうにすることによって、本当に申し訳ないことになってしまっているのです。
日本の文化として、「謝れる人間は大人」みたいないところがあります。なので「謝罪」がとても偉い事のように解釈されているのです。
ですが、アメリカなどでは、先に誤った方が自分の非を認めたことになる、という考えがあったりします。日本は簡単に謝りすぎなのかもしれません。
「申し訳ありませんが」という言葉が悪い言葉、というわけでは勿論ありません。
ただ問題なので、それが口癖になってしまっていないか、という点です。何も考えずにとりあえずで使うには、デメリットもある言葉なのです。
無駄に罪悪感を感じていると、びくびくした態度になりがちです。口癖になっている人は「申し訳ありませんが」の使い所を意識して使うようにしてみましょう。周りの見る目も変わってくと思います。
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