仕事ができない人、ミスが多い人になってしまう原因・努力ではなく脳の状態が影響する
ミスが多い、ミスをするようになった
どんな人であっても、どんなに能力が高くても、どれだけの経験があっても、人というのは「ミス」を絶対に防ぐ、ということはできません。
しかし、重要な場面でミスが無かったり、日頃からミスが無い、ミスしても全然問題無い範囲で済む、といった具合をずっと維持できる人がいますよね。
それに比べて、自分は相変わらずのペースでミスをするし、だからと言って仕事が早い訳でもない、と悲観している人もいでしょう。
そういった人が「絶対ミスをしない!!」と、強引に意識を高めて仕事に望んだとしても、結局どこかでミスをしてしまったり、長い期間その状態を維持することが出来ないことが殆どです。
上記以外のパターンで、「昔は特にミスが多い訳ではなかったのに、最近ミスが目立ってくるようになった」、という人もいます。
世の中、仕事のミスに悩んでいる人だらけです。「自分には能力が無い…」と落ち込んで、自己肯定感が下がることにより、本当に能力が低下して大きなストレスを抱えたり、働くことに苦しさを感じてしまう負の連鎖に陥いってしまう人も少なくありません。
それだけ仕事の「ミス」というのは私達に大きな影響を与えます。
社会で「仕事のできる人」と言うのは評価を得ますよね?では、仕事ができる人というのはどういった人間かと言うと、勿論業種にもよりますが、「ミスをしない人」です。
仕事が早く営業成績がいい人がいるとします。しかし、どれだけ成績が良くても、もしその人に「ミス」が多ければどういった評価になると思いますか?
その人の評価は恐らく「仕事のできない人」となってしまいます。
いくら仕事が早くても、いくら成績が良くても、「ミスをしないこと」は前提条件であり、その+ポイントが「ミス」というマイナスポイントを上回ることは殆どないでしょう。
逆に、すごく仕事が早い訳でも、成績がとてもいい訳でもない、けどミスは殆どない、という人はどうでしょう。やれることがやれているのならこの上ないですよね。
とても頼れる存在になりますし、間違いなく「仕事ができる人」と、評価するでしょう。
自分の仕事仲間として考えた時も、「成績が良くてミスが少しある人」と、「平凡な能力だけどミスは少ない人」であれば、「平凡な能力だけどミスは少ない人」を選ぶ人が多いと思います。
「仕事でミスをしない」というのは、前提条件でもあり、仕事の評価ポイントとしても大きく役に立つのです。
そもそも「ミスが少ない人」というのは、成績もよくて仕事が早い人が多いのは皆さんよくわかっていると思います。
今回の記事は、少しでも仕事でミスを出さないようにする為の情報となります。
ポイントととしては、「ミスをする人」と「ミスをしない人」には能力以外の特徴があります。昔はミスが無かったのに、年を重ねてから、少しづつミスが出てきてしまっている人、にも当てはまる事です。
上記に心あたりがある人は是非読んでみてください。
脳の疲れとミス
人の脳はとてもハイスペックです。多くの情報を取り入れ、多くの状況を把握し、計算し、思考し、順番建て、判断し、確認し、記憶し、と様々なことを処理し続けています。
ハイスペックが故にこれだけの事を何時間もこなし続けています。これがミスの要因となる一つです。
頭の中がごちゃごちゃになってしまっているのです。
情報量も多い、やることも多いじゃ脳が追いつけなくなり、ミスが出始めるのは当然です。質の悪いことに脳と言うのは疲労を感じづらいです。
「脳は疲れない部位」とも言いますね。脳が疲れるという状況の捉え方によりますが、スタミナの切れのように、呼吸がしづらくなったり、動けなくなったりするわけではありません。
脳の疲労は「頭が回らない」「思考が纏まらない」というスペックダウンしている、という形で現れます。なので最悪の場合だと、自分がミスをしても気が付けない、考えが纏めれなくなって気が付く、ということが多いです。
ミスが多い人は上記のような脳の状態への意識が薄い人が多いです。「自分の頭が回っていないな」と気が付けるだけでも思考の切り替えがしやすいです。
ミスがでやすくなる条件
・頭の中がごちゃごちゃになっている
・脳の疲労を意識できていない
上記の二点を意識するだけでもミスは減らせます。
「頭の中がごちゃごちゃになっている」に関しては、頭の中を整理する必要があります。それは下記項目で説明します。
「脳の疲労を意識できていない」に関しては、脳をリラックスさせるよう意識するだけでも大きく効果を得られます。
20分ほど深い集中が続いたら、上記の方法をこまめに実践するだけでもだいぶ頭が回るようになります。一度試してみてください。
ポイントとしては、「ミスが出てしまう脳の状況」にならないように意識する事です。ミスをしないように、ミスを修正できるように、ではなくて、ミスをださない状態を維持しましょう。
デスクの状態と脳の状態
上記項目にて、頭の中がごちゃごちゃになっているとミスがでやすい、という旨で説明しました。では、どうしたら頭の中をスッキリするのか、ということを説明していきます。
まずはデスクを綺麗にしてください。
デスクの状態は脳内と同じ状況になっている、ということを理解しておきましょう。
ついついデスクの上を散らかしてしまう原因は、物事を判断したり選択したりする前頭葉が衰えてしまっているからです。
デスクが整理できない人は、「物事を整理して考える」ことが出来ない状況になっています。仕事で頭の中がごちゃごちゃで仕事の段取りを上手く組めない人はかなりミスをする確率があがります。
仕事の効率も落ちてしまいますいし、意識は分配されて脳が疲れやすくなります。
これを言うと、「デスクの上が汚くても仕事ができる人もいる」という意見も出てくると思います。しかしそんなことはありません。少なからず影響はあります。
デスクが汚い状況下でも仕事ができているのは、まだまだ脳が若く元気で、もともとの頭の回転が速いからです。仕事に悪い影響が出ていなくても、少しは能力に影響しているのでせっかくの能力が落ちてハンデを背負っているような状況になってしまっています。
仕事が難しくなってきたり、年齢を重ねて頭の回転力が衰えてきた時にはミスが増えていく原因になりかねません。
これが上記でも記載している、「ミスが増えてきた人」になってしまう原因です。物事や思考を整理する考えがなので、能力に頼りっきりだった人は脳の衰えの影響を受けてミスが目立つようになるのです。
いろいろと原因や脳内の話をしましたが、やることはとてもシンプルで簡単なことです。
・デスクを片付けられない人は思考もぐちゃぐちゃで物事を整理して考えきれない
・「物事を整理して考える」という思考を持ち、デスク回りを綺麗に保てるようにすれば、物事に正しい優先順位をつけやすく、脳がスッキリしてミスが少なくスマートに仕事を進めやすい
上記の事を意識して仕事に臨んでみてください。自分の思考が散らかっていないか意識して、物事も身の回りも整理するように意識していみましょう。
整理方法・環境作りなどの情報を纏めた記事はこちら↓
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