友達以上恋人未満から抜け出す方法、きっかけに繋げる会話やテクニック
友達であったり、友達以上に仲が良い相手に対して、「今の関係では無く、もっと特別な関係になりたい」と思ったことがある人もいると思います。
実際、こういったケースはなんとなく相手の気持ちがわかることが多いです。しかし、中には「本当に気持ちがわからない」「気持ちに距離を感じることもある」「かなり微妙な関係性だ」という場合もあります。
今回の記事は、そんな人に「今より相手の信頼を得る」「さらに距離を縮める」「意識してもらえる」きっかけになるような会話の仕方を解説します。
・相手から信頼を得やすくなる
・関係を変えるキッカケとなる会話内容
友達以上恋人未満
遊びに誘ったら来てくれるし、よく遊びにも誘われる。友達以上の関係を感じるも、明確に特別な関係にもなりきれていない状態になっている方はそこそこ多いです。
付き合いが長かったりするとこういった「あいまいな関係性」を続けてしまいがちです。お互いが現状に甘えてしまっていることもあります。
そのような関係を「友達以上、恋人未満」と言ったりしますね。このフレーズは、2人の関係が友達以上の親密さや感情を持ちつつも、恋人としての関係にはまだ慣れていない状況を表現するために使用されたりします。微妙な関係を表しており、その言葉の意味する状態は結構広いです。
男女のどちらにもある事ではありますが、こういった関係性を好むのは特に男性が多く、ハッキリさせない事により自分の都合を通そうとする人もいたりします。
曖昧な分、扱いが難しい
関係をハッキリさせていない為、都合のいいところも多くありますが、関係に脆い分があります。
ありがちな話ではありますが、タイミングを間違えて踏み込んだり、相手にその気が無ければ今の関係性まで崩してしまうこともあります。
逆にそういったことを危険視しすぎてしまい、お互い進展を望むことが困難になります。
人によって関係性の捉え方が大きく異なる、ということを理解していないと、気持ちを伝えた際に考えもしなかったような結果になる可能性も把握しておく必要があります。
自己開示による関係性の進展
友達以上恋人未満の関係を抜け出すには「自己開示」を行うことが有効です。簡単に言ってしまうと、自分のことを話すと相手も自己開示を行うようになり、お互いの信頼度や親密度が上がりやすく関係が深くなりやすい、という心理効果が期待できます。
友達以上に親密な関係であるのであれば、簡単な情報は相手が知っている状況になります。どんな趣味が好きで、どのような仕事をしていて、人間関係や家族構成について、どんな生活をしていてと、特別な関係になる為に必要最低限な情報は伝わっています。
やはり、そのような情報が伝わっている上で、付き合いがあるというだけでもかなり期待できる状態といっていいでしょう。
さらに、その状態からもっと深い情報を相手に伝えることによって、相手のより深い心理に近づく方法が「自己開示の返報性」を利用したものになります。
自己開示の返報性
自己開示は自分の感情、思考、経験、信念、および個人情報など、自分に関する情報を他人と共有することを指します。
わかりやすく言語化しやすい内容で言うと、「自分の本音」及び「自分の弱み」などを相手に伝えると、自己開示に繋がりやすいです。
こういった内容を話すことによって、相手から好感を得やすくなったり、もっと寄り添うような感情を引き出しやすくなります。
そしてここで、相手に「自己開示の返報性」が働きます。
一方が自己開示を行うと、相手はそれに応じて同じように自己開示をしたくなるのです。人というのは自己開示を行った相手には特別扱いをしようとするものです。
「自分のことを深く知っている人」と考えれば、その人の扱いは大きく変わってくるでしょう。
どんなことを話せばいいか
基本的には上記でも書いたように「自分の本音」及び「自分の弱み」などを話せばいいですが、それ以外にも自己開示できる内容はあります。
例えば、自分の育ってきた環境や、どのように思って生きてきたいか、などでもいいです。
話しやすい内容で言えば、「将来的に自分はどうなっていたいか」などでもありです。この内容であれば話終わった後に「あなたはどうなりたい?」と返しやすいくていいです。
ポイントは「普段人には話さないような内容」を考えてみるといいです。そういった自分の心象の深いところを見せてあげましょう。
こういった内容は
「私を信頼してくれている」
「頼りにされている」
「自分のことも知ってもらいたい」
といった感情を結びつきやすいです。相手に心を開いてほしいと思ったら、自分の心を開くようにしましょう。
・普段人に話さない情報を話すとよい
・「自己開示の返報性」が働き、相手も自己開示を行うようになる
・自己開示をした相手を特別扱いしたくなる心理がある
・「自分の本音」及び「自分の弱み」などを話すと良い
・心を開いてほしければ、自分の心を開くと良い
返報性を利用した心理は恋愛に大いに役立ちます。「好意の返報性」という心理も下記記事で解説していますので、併せて読んでみてください。
どのようなシチュエーションで話すか
普段通りの内容の会話は、やはり「いつもと同じ状況」で話しがちです。上記のような少しだけ特別な会話をしたいのであれば、「いつもと少し違う状況」と作ってみましょう。
そこまで難しく考えなくても問題ありません。行きつけの飲食店に行く機会があれば、少し気分を変えて普段いかないカフェに行ってみましょう。
公園のベンチで昼食を取ってみるのもありですし、何なら軽い散歩などでもいいです。意識する点を言えば、「会話がメインになる状況」を作るようにしましょう。
良くない例としては映画などの鑑賞系を観る予定の時や避けた方がいいです。視た後もその作品の観賞に浸りたいですからね。その後の会話で全然違う話をされてしまうとなんか冷めてしまいます。
逆にジョギングやボーリングなどの身体を動かすような遊びの後なら全然ありです。程よい疲れは会話に意識が向きやすいです。軽い感想を言い合った後にでも話てみるとよいでしょう。
・会話がメインになる状況を作る
・鑑賞系の遊びの後は避ける
・運動度などに話すと会話がしやすい
家族との親密度でわかる関係性
相手が自分のことをどう思っているか確認できる以外なポイントがあります。それは「自分と相手家族との関係」があるか、という点です。
「家族の話しを頻繁にされる」
「実家で遊んだことがある」
「親に会ったことがる」
ということがあれば、これからの関係にも期待が出来ると言っていいでしょう。
「家族」で付き合いがあるということは、「これからも長い付き合いをしていく」という意思の心理的表れの可能性が高いです。
関係を絶ちたいと考える人に家族と接点を持たせようとは思いませんよね?
そんな人の家族の話をしたりもしないですよね?
逆にこちらから話を振ってみるのもありです。「家族ってどんな感じ?」と聞いて、反応が相手の反応が良ければ他の展開に繋げることもか可能でしょう。「実家はどんなところ?」「話してみたいな」と続けてみるのもありかもしれません。
嫌がられた場合
家族の話題を出して嫌がられてしまった場合は、まだ相手に信頼されていないか気が無い可能性もあります。家族のことを知られるのって結構なことですからね。
信頼していてもなかなか話さない人もいるかもしれません。そんな場合は自分の家族の話をしてみましょう。
話の流れで相手も話してくれるかもしれませんし、何だったら「会ってみたい」と言ってくる可能性もあります。自分の家族に会いたいという人は、かなり期待できると言っていいでしょう。
恋愛観を話題にしてみる
そこまでオススメの方法ではありませんが、思い切って恋愛観を話題にしてみるのもありです。なんとなく相手が察してもらうことが目的ならかなり効果的でしょう。
しかし、やはりこの手の話しはどうしても雰囲気が変わります。さりげなく意識させることが目的なら悪手になりかねません。
特に女性に多いですが、異性の好みの話しをしたり、自分の恋愛観を話すことに抵抗がある人が実際にそこそこいます。相手が少しでも言いづらそうであればすぐに話題を変えることをおススメします。
話が盛り上がないとその後に気まずくなることもありますし、特に男性の方は下手したら幻滅されたり、セクハラと捉えられえることもあるので注意するようにしましょう。
これはどんなことにでも言えることですが、仲が良い相手であっても話題によっては相手に距離を置かれるかもしれない、ということを意識する必要があります。
LINEで日常会話をしてみる
LINEなどの連絡アプリで日常会話って特別な関係にだけ許される特権みたいな風潮がありますよね。仲良くなりたい相手であっても意識させる為にこの手段を取ったことがある人もいるのではないでしょうか。
何気ない会話を続けて「相手に特別に思われているな」と自覚した経験がある方も多いと思います。わかりやすく誤魔化しやすいとてもいい手段です。
「ただの友達でここまでのやり取りはないだろう…」と手軽に意識させることができるかもしれません。
「会話がすぐに終わる」「連絡が全然こない」ということが続けば、相手はそれ以上の関係の進展を望んでいないのかもしれません。
ですが正直、「友達以上」の関係を抜け出すために有効な手段かと言われてば微妙なところです。もう気が緩むような関係になっているのであれば薄い反応が殆どでしょう。
特に男性相手であれば、頻繁な会話は面倒に思われることも多いです。関係性を見計らって行うようにしましょう。
おでかけをきっかけに
食事をきっかけにデートをしてみるのもありです。雰囲気のいいお店、少し高いレストラン、軽い旅行などなど、特別な関係でなくても仲が良ければ誘うことが可能です。
お洒落なお店も美味しいレストランも皆大好きです。誘われて嬉しくない人はいないでしょう。そこで誘って断られるようならもはや嫌われています。もしくは関係を終わりにしたいのかもしれません。
魅力的なモノで釣って非日常な雰囲気を二人で体験しましょう。心が動く可能性は充分にあります。そんなことを意識しなくても、しっかり自分が楽しみさいすれば損することはないです。
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友達以上恋人未満から抜け出す理想の方法、きっかけに繋げる会話やテクニック