SNSが奪うのは時間だけではない

皆さんは毎日隙あらばスマホを触って生活していると思います。今や1日2時間以上触るのが当たり前、という人割合の方が多いと言われるほどです。

寝っ転がっているだけで至福の時間を手に入れるのでやめられないのも当然です。買い物をするにしても、いろいろなショッピングサイトやフリマアプリを巡るだけでも楽しいし、YouTubeなんて開いてしまったら、30分は動けなくなるでしょう。

今となっては、YouTubeを開いて30分で現実に帰ってこれたらまだましな方でしょう。一時間以上動画を見漁ってそのまま寝てしまう人も多いです。

そんなスマホですが、触っていたらとても長い時間を無駄に過ごしてしまいますよね?それはもう皆わかっている事だし、他に優先することがあれば改善策を考えようとすることも今は普通の事です。

ある一定数の人が「スマホ断ち」を考えるようになってきています。とんでもない時間吸われますからね、当然のことです。

しかし、スマホの危険性が「時間を取られる事」だけではないことを知っていましたか?

無駄なことが多いとはいえ、一応大量の知識が入ってくるし内容としてはいいのでは?

と考えている人も多いと思います。

実は、その内容にも私たちの人生に悪く作用する要素が大量に詰まっているのです。

そのなかでも、「SNS」は悪い要素の宝庫になっています。この内容は私たちの脳に無自覚に作用してきています。

特に、「勉強しないといけない」「○○の練習をしないといけない」「○○を進めないといけない」と言う人のモチベーションを大きく落とす危険があります。

SNSって利用する人はほぼ毎日チェックしますよね?そしてその中には「TL」というものが存在します。このTLがより、その悪い要素を脳に侵入させていきます。

「SNS」が脳に作用する力はとても大きいです。手軽に脳が欲する「刺激」と「知識」を大量に与えてくれます。故に影響力が強くなるのです。しかもそれを毎日欠かさずやっていとなれば、簡単に日々の生活にも影響してくるでしょう。

今回はそんな「SNS」の内容がどのように脳に影響してくるかを記事にしました。「時間を取られてしまっている」「やらなきゃいけないことに手が付けれていない」という方は心当たりが出て来るかもしれません。

恐らくこれからの人生において、私達はもうスマホを手放すことはありません。最悪もっと凶悪なものが生まれてきます(笑)

そんな一生付き合っていくもを正しく利用していけるように、どういった危険があるか把握できるようにしましょう。

SNSの結果報告による罠

「SNS」の危険な要素としてあるのが「結果報告」です。

TLを眺めていたら、「○○できた!」「○○達成!」といった報告が溢れていますよね?褒めてもらいたかったり、自分の事を皆に知ってもうには、こういった結果報告が一つの方法として有効です。

「○○している」とかだとパンチが弱くて、あまり皆の反応を得られない事が多くなるので、

「今○○作ってる」というより「○○出来上がった!!」の方が多くの反応を貰えます。こういったタイプのSNSは、多く反応を貰うためにやってるようなもんですからね(笑)

「そんなことはわかっている」「SNSはそんなもん」って反応になると思います。こういったことは皆さん理解しているとは思います。しかし、このような「結果報告」を眼にした時に、私達の脳がどうなっているか知っていますか?

基本的には「できたこと」です。その過程を知ることは少ないです。ていうか基本的にないです。

その場合に、その人がどれだけ努力してきたか、それだけのことを成してきたか、ということは考えずに、「自分以外の人達はどんどん前に進むし、どんどん課題を達成していっているな」と感じてしまいます。

実際は、どんどん前に進んでいるわけでもないし、自分が出来たこと、達成したことを報告しているだけです。ましてや、SNSなんで、嘘をついている可能性だって大いにあります。

ここもSNSの怖いところでです。真に受けてしまうし、どんどん「自分は遅れているな…」という気分になります。そんな情報が大量に流れているのだから当然です。

他人の「成功」や「達成」は、周りから「できた感じ」を突き付けれているようになるので、自分だけ置いて行かれているように考えてしまい、「自己肯定感」が下がり、やる気をなくしたり、物頃を先延ばしにしてしまうようになります。


「自己肯定感」の大事さは下記の記事で説明しています。良ければ併せて読んでみてください。

自己肯定感は脳を成長させ、嫉妬は脳を非活性にさせる。おめでたい人間は強い | DISA LOG


成功報告を見るとモチベーションを下げる

「最近何かと先延ばしになっている」「なんとなくやる気がでない」という人は、こういった成功報告を見過ぎている可能性がある、という事です。

特に最近の人は、何かを始める際にそのジャンルの人とSNSで繋がることが多いです。そうすると絶対に自分より先に進んでいる人たちに囲まれることになります。

当然ですよね、そういった人たちを参考にしたり、目標にする為にSNSを始めたのですから、ですが、それが理由でやる気をなくしてしまっているとなれば元も子もないですよね。

とは言え、心あたりはあるともいます。「どうせ頑張っても上がいる…」と思ってしまったら、頑張るのってとてもしんどいですよね?これは誰でも同じだと思うし、目標や憧れに対するモチベを簡単に上回ってしまう程の絶望感です。

なので、無心でがばりたい、と思う人は、一度SNSから離れてみましょう。どんなことであったも努力を重ねることが必要なのは大前提です。

SNSを見る度にやる気を失っていたら、いつまでたっても前に進むことはできません。思いきってその界隈から離れてみれば自分を大きく成長させるキッカケになるかもしれません。

そして、成長した後にSNSに戻り、報告して自分のモチベに繋げましょう!SNSを有効活用するにはこれ一番です。だらだら毎日見るのは損をしているだけかもしれませんよ。

いい訳を口に出さな

何かを先延ばしにしたり、自分が出来ていない事に対して、そのいい訳や理由を人に話したことはありませんか?

「宿題終わらしてないけど漫画読み始めちゃって終わらなかった(笑)」「テストが近いけどゲームにハマってしまって…」「最近仕事が忙しくて○○できていない」などなど「自分が望んでいない状態」を人に話していませんか?

こういったことを言葉にしてしまうと、その状況を自分で肯定してしまうことになります。脳内で「だからしかたないな」って感覚になっていまうのです。

それを人に共有することによって、自分の「怠慢さ」を相手促進してしまうことにも繋がるのです。

確かに、うまくいっていることを相手に話してもただの自慢話にしかなりえない可能性が高いです。失敗談の方が笑い話としても有用でしょう。

しかし、そんな話ばかりしていても、自分の「先延ばし癖」が酷くなるばかりです。そんな話ばかり聞いていると、「周りも遅れているし大丈夫だろう」って怠慢が伝染していきます。

なので、出来なかったことやいい訳を言葉にするのではなく、自分がどうしたいか、どうやって行きたいか、などを言葉にできるうようにするといいですね。

理想ばかりを語るのではなく、「どのようにして」や「どれくらいがノルマ」などと、相手に伝える事で、自分のやることや成功のビジョンを明確化するのもありです。

いい訳を言葉にせず、他の人のいい訳に対しても、そのまま受け止めずに疑問を抱けるように日頃から意識を変えていきましょう。

SNSが奪うのは時間だけではない!SNSは夢や目標を遠ざける!TLを眺めるとやる気を失っていく