Youtube時代の始まり

今やテレビと並ぶ…いや、人によってはテレビ以上の存在となっているの動画視聴型コンテンツが「Youtube」ですね。

YouTube(ユーチューブ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンブルーノに本社を置くオンライン動画共有プラットフォーム。アクティブユーザー数は、2022年1月時点で25億6,200万人(うち定額制サービス契約者数は8000万人以上)であり、ソーシャルメディアとしては世界第2位。アレクサ・インターネットランキングによると、Google 検索に次いで2番目にアクセス数の多いウェブサイトである。

ウィキペディアより引用

昔はネットを触る人くらいしか日常的にみるモノではなかったのですが、今となっては子供から年配の方までも毎日のように観られるコンテンツとなりました。

時間の合間にでも、何か作業をしながらでも、寝る前に、起きたらとりあえず、という感じで見ることが多いでしょう。

「一日の終わりにベッドでYouTubeを見ながらだらだらするのが生きがい」

という方もいるくらいです。「YouTubeが生活の一部」という方は今は本当に多いです。私も行儀は悪いかもしれませんが、ごはんを食べながらテレビを見るよりもYouTubeを開いていることが多いです(笑)

正直言ってテレビよりも高い確率で「自分のみたいモノ」が見れるのがYouTubeの強みですよね。

そして私が考えるYouTubeの最大の強みは「誰でも自分のみたいモノ」を見れることです。老人だろうが子供だろうが、自分の興味があるものを簡単に選んで見ることがYouTubeでは可能です。

「誰にでも見られるモノ」となれば「ビズネス」として皆が注目するのは当たり前ですよね。今では芸人から芸能人、個人から大企業と幅広くYouTubeビジネスが展開されています。

ここで一つ思い出してみて欲しいのですが、今では当たり前となったYouTubeビズネスっていつから始まったと思いますか?

体感で言ってもまだ新しい感じもするし3か5年前くらいから?って感じがしますよね。記事タイトルにもしているのでもう何となくわかっているとは思いますが、実はかなり長いです。

この記事は「YouTubeビズネスがどれほどの長さになっているか」「これからのYouTubeビジネスはどうなっていくか」という点を紹介して考察していきます。

今「YouTubeで○○!」と聞くと、「そんな安定しなさそうなモノで…」「時間やお金を投資するのは不安…」「もうオワコンじゃない?」など、「真新しさ故の不安」も、「もう活発ではない業界」という感じもして、古くて安パイなのか、新しくて活発なのかよくわからない状態だと思います。

そんなYouTubeに対しての疑問がある方は、この記事で、これからのYouTubeがどうなっていくか、どう付き合っていくか、ということを考える際の参考にしてみてください。

HIKAKINが本を出して…

YouTubeビジネス

YouTubeで成功した人、となると誰でも真っ先に頭に浮かぶ人物は「HIKAKIN」さんですよね。

「ブンブンハローYouTubeでお馴染みにヒカキンさんですが、YouTuber界の原点にして頂点であり、2021年にはYouTubeチャンネル登録者数1000万人突破という偉業を成し遂げました。

Youtuberとしての活動だけでなく、YouTuberの事務所「UUUM」の設立と共に同社のファウンダー、最高顧問に就任しており、「Youtube」という一つの業界の最前線を駆け抜けてきた一人と言えます。

こんなにいろんなことをしていてもチャンネル登録数も伸び続けているって凄いですよね。動画投稿以外の活動も活発だから伸びるというのもあるかもしれませんね。

そんな誰もが知るヒカキンさんですが、Youtubeで成功を収めたと周りから完全に認知され、有名になりきった頃あたりで本を出したのを知っていますが?

一般的な認識でも、ヒカキンさんが本を出し始めた(成功者として有名になった)くらいで、YouTubeがビジネスとして成り立つと把握し始めた頃だと思います。

その本を出したのがいつなのかと言うと、なんとちょうど「10年前」になるのです。

この記事の作成日が「2023/07/12」なのですが、ヒカキンさんの本の発売日が「2013年7月29日」になります。

私にはかなりの衝撃でした。

「ええ!!ヒカキンさんが有名になってもう10年以上経つの!????」

ってなりましたね。割と同じように思う人は多いのではないでしょうか。しかし、考えてみてください。当初の認識では「無料で観れる動画なんて趣味で出すもの」「ビジネスに繋がるなんてまずない」みたいなものでした。

でも今はそうは思いませんよね。何かとビジネスの拡大を狙う時は「Youtube戦略」は当たり前のように出るモノとなっています。

上記では「真新しさ」なんて言葉を使いましたが、私の認識が間違っていただけで、もう「Youtube」は立派な一つのビジネスとして確立されて長いコンテンツなのです。

時が経つ早さって本当にえげつないですよね(笑)気が付いたら認識も変わっているというのに、印象はそのままなことって実は多いのかもしれません。

ポイント
・HIKAKINが本を出して10年経つ
・Youtubがビスネスとして見られ始めて10以上経つ
・今では「Youtube戦略」は当たり前になっている

今のYoutubeビジネス

今のYouTubeの状況から考察され、「Youtubビジネス」はこれからも伸びていくるし廃れることも暫くはない、という感じになっています。

上記でも記載しましたが、「Youtube戦略は当たり前」の時代です。どんなことでもYouTubeで一枚かませるのが今の流れでしょう。

私のようなブロガーの間でも「ブログ・SNS・Youtube」を平行して行うのが主流です。実際かなり効果のある戦略と言えるでしょう。(私はできていませんが笑)

企業側がPRの為に動画を作るなんて今ではどこでもやっています。そうなってくると必要になってくる人材もかなり増えますよね。

その中でも特に、「動画作成・編集スキルを持つ人」の需要はとても高くなっています。

「動画投稿をしていた」「○○万再生の動画がある」というのが実績のようなプラス評価として見られることも増えてきているのです。

「動画投稿してました!」「youtuberしてました!」が評価に繋がる時代がくるなんて思いもしませんでした。職種によっては面接で強みとして言える場面がもうあるのかもしれません。

「資格」のような扱いをされる技術なんてのも出てくるかもしれませんね。というか私が知らないだけでもうあるかもしれませんし(笑)

考えてみれば、以前はそれがネットページなどを触れる人であったと考えると、広告媒体が移っただけで当然の流れのようにも感じます。

Youtub広告による宣伝効果

youtubビジネスで忘れてはいけないのが「広告」ですね。正直、何度も何度も同じものを見せられてうんざりすることが殆どです(笑)

しかし、やはり宣伝効果は凄まじいものです。どんなに興味が無くても「頭に残る」という状態にしさえすれば勝ちと言えるでしょう。

どんなコンテンツであっても、まずは「認知」させることが最優先です。その点YouTubeはバッチリです。幅広い世代から全てと言っていいほどのジャンルにより圧倒的な分母を稼げます。

やはり「多くの人がいる」というだけで本当にどんなモノであってもそのコンテンツを最強にするんですよね。多くの人に「認知」させることが可能なYouTubeの需要は凄まじいです。

この需要がある限り廃れることはないでしょう。しかも、ある程度ではありますが、そのユーザーにあった広告をみせるようにするシステムが確立されているのもポイントが高いです。

YouTubeの弱点

ネットの情報

YoutubeはGoogle 検索に次いで2番目にアクセス数の多いウェブサイトなだけあって、ユーザビリティももちろん高いです。

基本的にはその人が興味のあるもの、関連性のあるもの、とユーザーが好みそうな動画が観れるようになっています。

逆に言えば関連性の無いものに触れる機会はかなり少ないと言っていいでしょう。因みに新規投稿者の発掘やジャンル外に触れれるなど、そこらへんのシステムは「ニコニコ動画」なんかが優秀だと言われてたりします。

故にテレビCMや商品のプロモーションなどと違って、一般消費者に見てもらえることが確約されていないのです。

ただ単に広告契約しているなら話は別ですが、「YouTube戦略」をするつもりで、どれだけ時間をかけても、どれだけお金をかけたとしても、作成した動画が全然見られない、ということは平然と起こります。

これは結構大きなデメリットですよね。多大な時間とお金をかけても全く利益を得られない、というリスクは避けられないのです。

YouTubeビジネスの将来性

確かに上記のようなデメリットはあります。しかし、長い目で見ればそれは無駄にはならないと考えられます。

動画作成の経験や技術者の獲得、Youtub戦略を行った経験値やデータ、そういったものはYoutubが廃れない限りは個人でも企業でも後々生かせることだと思います。

動画作成・編集技術なんて他のサービスでも間違いなく活かせますからね、これからの時代にも長く需要があると思います。

なので、「YouTubeビジネスに将来性はあるのか」という疑問に対して、私は「将来性はある」というのが結論となりました。これからYouTubeビジネスを始めようと思っている人は頑張ってください!

YouTubeビジネスに将来性はあるのか、HIKAKINが成功してから10年以上経っているという事実