今の時代ダイエットを意識しない人はいないでしょう。たとえ痩せている人であっても、油断して考え無しに食べ飲みしていると一瞬で太ってしまいます。

「肥満」「ダイエット」などなどのことを考慮して生活している人が殆どです。

しかし、それでも太ります。私達はもうずっとこの課題を抱えており、いろいろなダイエット器具やダイエット食品が誕生していますが、それでも皆ダイエットや健康を意識した食事制限に失敗しています。

ではなぜ失敗するのかというと、それは痩せる為に着目する場所を間違えているからです。

まず、私達が意識しないといけないのは、食事の仕方でも、食べるモノでも、ダイエット法でも、ダイエット器具・食品でもありません。最初に着目する必要があるのは自身の「脳」であるべきだからです。

食べるのも太るのも自身の体内で起こっていることです。「太る痩せる」は食事できまります。そして、食事を意識し決めるのは「脳」です。痩せる為には外ではなく、中を知り変えていく必要があります。

なので、今回は痩せる為に必要な「脳知識」の解説をしていきます。健康的な食生活にもダイエットにも前提として必要なことなので、しっかり把握しておくようにしましょう。

食べてしまうのはドーパミンが影響している

ではまず、「何故食べ過ぎてしまうのか」という点から解説していきます。そうしないと「どうしたら食べ過ぎないか」を説明していけないので、

食べるのを我慢できない原因は「ドーパミン」の影響によるものです。

ドーパミンとは簡単に言ってしまえば幸せホルモンです。分泌されれば幸福感を得ることができます。砂糖などを摂取した際に過剰に分泌されます。

そしてドーパミンが過剰に分泌されると、その行為でしかドーパミンを分泌することできなくなり、そこから依存にしてしまう人が多いのです。

肥満気味の人はドーパミンが出やすい

ドーパミンは人によって分泌量が違います。なので、ドーパミンが分泌されてやすい体質の人は、他の人よりも自制するのが難しい場合もあります。

ダイエットの成功率にも影響があり、痩せやすい人・痩せにくい人がいる原因の一つでもあります。

さらに、研究によって肥満気味の人はドーパミンが分泌されやすい事も判明しています。

肥満気味の人は通常の人よりもチョコレートの匂いや写真に対して、高い注意力が発揮されたらしいです。これは標準体重の人よりも依存しやすいことを意味します。

この影響はとても大きく、ドーパミンをコントロールできなければ、正直言ってダイエットを本人の意思で成功させるのは極めて困難、と言い切ってしまってもいいでしょう。

ここを意識できないとダイエット成功は難しいです。どんな方法を試そうとドーパミンに脳が支配されていると根本的な解決ができないで、結局太ってしまうのです。

ドーパミンをコントロールして食欲をコントロールする

食事をしている女性 食欲のコントロール

上記にて、「ドーパミンの分泌量は体質によって違う」と言いましたが、だからと言って体質によって痩せられないというわけではないです。

ドーパミンはコントロールすることが可能です。コントロールさえできれば、ダイエットの成功率は大きく変わってくるでしょう。

現代の私達の身の回りには手軽に摂取できる高カロリーなものが溢れています。逆にコントロールできないとダイエットは成功しないと思ってもいいでしょう。

ドーパミンの量には限界がある

まず知っておかなければならいなことは、「ドーパミンは無限にはでない」ということです。

総量は決まっているので、食事以外でドーパミンを消費してしまえば、食事でドーパミンを分泌してしまおうとすることを避けることが可能です。

「映画に夢中で手が止まってしまった」
「ゲームに熱中していて眠くならなかった」
「集中してずっと何も飲み食いしなかった」

という経験をしたことがあると思います。人の仕組み的に長く集中しないようにできているので、上記までが無くとも「そういえばお腹すいてるな…」みたいな状態まで食べなかったことがあるはずです。

これもドーパミンによる影響です。そしてドーパミンの分泌量には限界があります。このように食事以外でドーパミンを消費することができれば、食事に意識は向きづらくなるでしょう。

実戦的な方法とで言うと、「何かを食べたくなったら別のことをする」といいです。

普段から注意を他に向けることを意識できるようにしてみましょう。

「甘いものが欲しくなる」→「糖分0のモノを食べる」
「アルコールが欲しくなる」→「炭酸水を飲む」

こんな感じで似たもので誤魔化すのもありです。人は何か身体に入れれば、満足しないまでも空腹感は緩和されます。

しかし、「そんな小さい我慢もしんどい」と思うかたも多いと思います。

これはあくまで基礎的に頭に入れて置くべき知識です。前提になります。ほんの少しだけでもいいので意識するようにしてください。これからの人生でこれを意識できるだけでも食生活は大きく変わります。

我慢は難しいです。代用しても我慢できないことの方が多いでしょうが、失敗してもそれでもこのことを頭に入れて置いてください。後々大きな変化になってくるでしょう。

「ドーパミンを食事以外で消費する」ということをできるだけ意識してみましょう。

食事に集中すると食べる量が減る

実は食事中に別のことに気を逸らしていると、必要以上に多く食べてしまいます。

テレビを見るスマホを見るおしゃべりをするなどなど、日頃から食事中に別のことに気が向いている人は多いと思ます。しかし、この行為はダイエットの妨げになります。

逆に、食べる事のみに集中することができれば、その後の食事量は減ることが分かっています。

食事による快楽をしっかり認識することで、少ない食事でも必要な量を食べたと脳に認識させることができるのです。食べることに気が向いていないと、脳はどれだけ食べたか正確に認識できません。

食べていることを意識できないのであれば、食事を抑えるどころか余計に食べてしまうのは当然ですよね。

食べる量を減らしたい方は必要以上と感じるほどに食事に集中するようにしましょう。

食欲を満たすだけではなく、匂いを楽しみ、味を楽しみ、しっかり噛んで食べることが大事です。お腹が空いてるからと胃に流し込む食べ方はしてはいけません。確実に太りやすくなります。

仕事中になんとなく隣に置いたお菓子に手を伸ばしてしまっていませんか?何も考えずに口に運び続けていませんか?この場合、食べた量の正確な快楽は得られず、なんとなく感じる甘さに期待しつづけ依存している状態です。

つまむのはいいですが、しっかりと味を感じてゆっくり食べましょう。面倒ならとりあえず「ゆっくり食べる」ことだけでも意識するといいです。これだけでも大きなダイエット効果があります。

集中することで出る「βエンドルフィン」や「セロトニン」は、増えるぶんだけドーパミンを抑えることができます。

・集中してドーパミンを抑える
・ゆっくり食べる

上記だけでも意識できるようにしましょう。

リフレーミングで拒否する

リフレーミングとは物事を別視点で捉える心理学用語です。結構影響力の強い心理で、日常的にいろいろなことに使えます。

このリフレーミングを「誘惑の対象」に行います。例えば、お菓子を我慢できない人は「お菓子は甘くておいしい物」ではなく、「食べたら身体がだらしくなる食べ物」と考えるようにしましょう。

そう脳に刷り込むことにより、お菓子に対してドーパミンが出なくなります。

実際、リフレーミングは危険回避をする為の人間の本能です。どれだけ美味しそうでも、その食べ物に毒が入っている認知すれば、それを口にしようとは思いませんよね。

自分の命を危険にさらしたり、不快な目に合うようなことは、どうあっても脳が拒否します。「身体がだらしくなる」という身体的な悪影響は効果的に働きます。

この刷り込みを毎日行っていれば、脳はそれを信じようとします。印象もなかなか変わってきますよね。リアリティを出すために、できるだけ正しい情報をネガティブにしましょう。

選択肢を無くす

冷蔵庫の中身 開いた冷蔵庫

やはり誘惑の対象を視認してしまうとドーパミンの分泌が誘発されます。誰もが考えよく言われることですが、身の回りに誘惑の対象を置かないようにしましょう。

正直言って、たとえ家に置かなくても近くのコンビニで簡単に買えてしまいます。しかし、買うまでに確実に時間を稼ぐことが出来ます。その時間で上記のことを意識するだけでもダイエットの助けになるでしょう。

冷蔵庫に置いておかない、選択肢に上がるようにしない、などの、食べてしまわない環境作りをできるだけ意識することが大事です。

いっそ対象に「もう二度とこれは食べない」くらいに思う方が成功率は上がります。

「たまにはいいかな」
「最近頑張ってたし」
「今日は特別」

と理由を付けてしまいがちです。一度はこの思考に陥った経験があると思います。

そうやって一回手をだしてしまうと、高確率で近いうちにもう一度手を出してしまいます。頭の中に選択しとして出る時点でもうダメなのです。

人の意志は弱いです。

選択肢にあるうちは絶対に抗えない

ということをしっかり意識しておきましょう。

コーヒーでドーパミンを分泌

コーヒーを持った女性

何かに集中する、となればコーヒーですよね。カフェインはドーパミン分泌に役立ちます。飲むと幸せな気持ちにもなれますし大好きな人は多いでしょう。

ブラックで飲めばダイエット効果も期待できるし、口の寂しさを紛らわすこともできます。「コーヒーダイエット」というダイエット方法があるくらいですからね。

最近では「ダイエットコーヒー」というものもあります。気になる方は併せて試してみてはいかがでしょうか。

オススメで言えば「DD BLACK COFFEE SLiM」という、イソフラボン配合でダイエット効果も高く、「チャコール」「ココナッツオイル」が入っており、健康的で綺麗に痩せる効果が期待できます。

効果的に痩せつつ、美容と健康を意識したダイエットがしたい方は、是非試してみてください。

コーヒーで痩せたい方へ