オナ禁止をすると目覚めが良くなるのは本当か?脳科学の観点から仕組みを解説
「ハゲが治る」「モテるようになる」「ムキムキになる」「集中力が上が上がる」「体臭が良くなる」「男性ホルモンが増える」などなど、
そんな男性の願いを叶えるような効果があると一時期ブームになったのが「オナ禁」です。過去に挑戦したことがある人も多いのではないでしょうか。
今でも議論と実験は続いており、効果のあるなしはどちらも一定数いる印象です。一応、「科学的根拠はない」に落ち着いてる感じもしますね。
そんなオナ禁について、今回は「朝の目覚めは良くなるのか」という点を脳科学的に解説していきたいと思います。
「脳科学的観点」なので、体験談や都市伝説などより信憑性のある「事実」や「仕組み」を基に話していきたいと思います。
やはりオナ禁は「脳」が強く影響する題材なので、関連する記事は作成していこうと思いますので、よければ併せて読んで頂けると嬉しいです。
ネットに蔓延るオナ禁情報について
この記事もネットに流れる情報の一つと言えますが、少なくても「科学的根拠」を疎かにはしないようにしています。
何故か自信満々にいろいろな情報を発信し、「絶対効果がある」と言って、自分の思ったことや体験談だけを話す情報はあまり信じないようにしましょう。
確かに、「一人一人の意見」は大切な情報です。しかし、それを念頭に人の意見を見てると、都合の良い情報を取り入れがちです。
その見方だと、三つの否定意見が合っても、一つの肯定意見で「私もそうなるんじゃないか?」と思ってしまいますからね。
何より、それなら殆どの人が成功し、もっと公の場で情報が多く流れているはずです。過去に実践したことがある人もいると思いますが、「実際に効果を強く感じましたか?」
それがオナ禁に関して一番の信憑性になると思います。
因みに私の意見としては、脳への影響を考えると確かに「オナ禁による変化や影響はある」という感じです。大事なのは正しい知識と仕組みを理解することです。
睡眠とオナ禁に関連性はあるのか
まず、「睡眠とオナ禁に関係性があるのか」という点です。これは他のことにも大きく関係する部分になりますが、「ホルモンバランスに影響する」とう点で影響がでます。
よく「性行為」「自慰行為」の後は眠くなる、と言われていますね。この題材は影響が早く強いので、科学的な観点で優先的に分析されています。
そもそもホルモンとは、身体に何らかの事象があった際に、それに影響して身体に分泌されるものです。
なのでこの場合は「オナニーにより分泌されるホルモン」があるということになります。
2015年に「A.sansone博士」による研究では、射精により「プロラクチン」「バソプレシン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「オキシトシン」「一酸化炭素」が放出されることが明らかにされています。
この放出されるホルモンが睡眠に強く影響があると言われているのです。
睡眠と目覚めに関わるホルモン
オナニーによって分泌されるホルモンの「プロラクチン」が睡眠に強く影響すると言われています。
プロラクチンとは周期性のあるホルモンであり、寝る直前に上昇し、明け方頃に最も濃度が高くなります。そして目を覚ますことにより減少する、というサイクルを繰り返しています。
また、血中のプロラクチン濃度が高くなると、強い睡魔に襲われることも明らかになっています。
自慰行為は夜に行う人が殆どだと思います。つまり、夜に自慰しプロラクチンを通常より多く分泌させてしまうと、ホルモンバランスが崩れて朝が起きづらくなるのです。
言ってしまうえば、普段からオナニーをしている人がそれを辞めると、「朝起きやすくなった!」というより、正しいホルモンサイクルになったことで、目覚めを悪くしていない、という表現が近いです。
何もしていなかった幼い頃のように朝を迎えるれるようになる人もいるでしょう。睡眠とはホルモンの影響を強く受けます。それを乱す行為をしなければ、起きやすくなる可能性は高いです。
因みにプロラクチンは「賢者モードになるホルモン」とも言われています。
- ・自慰行為で「プロラクチン」というホルモンが分泌される
- ・プロラクチンは周期性のあるホルモンである
- ・夜にプロラクチンを分泌させると、明け方のプロラクチン量に影響が出る
- ・オナ禁は「目覚めが良くなる」のではなく、「目覚めを悪くしない」が正しい
自慰行為による体内時計の乱れ
上記では自慰行為により分泌される「プロラクチン」の影響を説明しましたが、プロラクチンだけでなく、同様に分泌される「バソプレシン」も睡眠に影響があると考えられています。
バソプレシンは近年の研究により、「体内時計をコントロールするホルモン」ということが解明されています。
体内時計と言えば睡眠ホルモンである「メラトニン」ですよね。バソプレシンはメラトニンの分泌にも関係していると言われており、自慰後のバソプレシン分泌による影響で、睡眠を誘導していることも明らかになっています。
- 通常のリズムから外れたタイミングでのバソプレシン分泌
- バソプレシン分泌によるい体内時計の乱れ
- 体内時計の乱れによる影響で朝が起きづらい
という流れがあると示唆されています。
結論
オナニーによって分泌されるホルモン「プロラクチン」「バソプレシン」の影響により、睡眠や目覚めに関わるホルモンバランスや体内時計の乱れが起こります。
よって、その乱れを無くすオナ禁は「睡眠改善の効果がある」と結論付けてよいでしょう。
「良くなる」というよりは改善ですね。乱していた行為を辞めて通常に戻っている、というのがどちらかというと正しいかもしれません。
またプロラクチンは、テストなどの通常より脳を酷使する状態であったり、強いストレスを感じたり、激しい運動の際にも分泌されるので、プロラクチンが分泌される射精後には、「激しい運動と同等の負荷がかかっている」と脳が錯覚するようです。
そこから考えれば、強い倦怠感も納得がいきますし、他の原因が絡んできてもおかしくないですよね。
とりあえず、睡眠の質に拘る人は、一度オナ禁を実践してみてもいいかもしれません。
特に、何らかの理由で睡眠のリズムが狂ってしまった。という人にも効果があるかもしれません。本来の人が持つ「正しい睡眠のリズム」を自然に実行できる可能性が高いです。
睡眠リズムが崩れた・夜眠れない人には
睡眠で強く悩んでいる方は、オナ禁だけでなく、もっと直瀬的に効果のある睡眠改善が求められます。
寝心地・枕について
「寝心地」で悩んでいる方は枕に問題があるかもしれません。睡眠環境やオススメの枕に関しては下記の記事で纏めていますので、気になった方は覗いてみてください。
精神的・心のリラックス
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睡眠時間が足りているか確かめたい方
そもそもちゃんと自分は寝れているのか、睡眠障害によりパフォーマンスが低下していないか、などなどを確認したい方は下記を覗いてみてください。
モテることが目的の方は
そもそも、オナ禁の目的が「モテるようになる」「ムキムキになる」ということの為なら、オナ禁でなくてもいいです。
殆どの人の解釈だと、オナ禁=男性ホルモンの増加、だと思うので、それならサプリメントなどを活用してもっと効果的で確実に増やした方がいいです。
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