頭の良さは遺伝で決まる?こどものIQを「30」上昇させるのに必要な要素、頭の良さは遺伝か環境か

頭脳 遺伝

こどものIQ(知能指数)

「自分の頭はいい方か悪い方か」「家族は頭は良い方か」「どうしたら頭がよくなるか」という風に一度は考えたことがあると思います。

多くの人が考える一般的な「頭の良さ」は「IQ(知能指数)」で考えられます。理想とする頭の良さがこの数値で決まるというわけではありませんが、一つの可視化できる基準として存在します。

知能指数(ちのうしすう、,英: Intelligence Quotient, IQ)とは、数字であらわした知能検査の結果の表示方式のひとつである。知能が高いほど数字が大きく、知能が低いほど数字が小さくなる。知能指数の算出には2種類あり、「生活年齢と精神(知能)年齢の比」を基準とした従来の方式と、「同年齢」を基準とした方式がある。現在では従来の方式は、「同年齢」基準よりも使われなくなりつつある。また、検査によってはより細かい「言語性知能検査」と「動作性知能検査」も決定する。従来のIQは「精神年齢 ÷ 生活年齢 × 100」の式で算出され(後の「種類」参照)、100に近いほど出現率が高い

ウィキペディア参照

こどもの頃って異様に頭の良さとか気にしましたよね、こどもの時ってみんな対して能力に差がなく大きな違いが無いので、「頭の良さか能力の全て」みたいな思考に陥りがちだった気がします。

そんな理由で、こどもにとって「IQ」は結構大事な要素になる可能性は高いのですが、親にとってもこどものIQというのはかなり心配になるものです。

「自分のこどもは頭がいいのか」「他の子に後れを取ってしまわないだろうか」「生活に困ってしまわないだろうか」「他の子より秀で欲しい」などなど、気になることは尽きないです。

そんな心配の中、親が疑問に思うこととしては、「IQは遺伝できまるのか」「私達が影響してるのか」「どうやったらIQが上がるのか」「私達ができることはあるのか」という所です。

なんとなく大人になった私達が今からIQを上げるのは無理ってわかりますよね、上げれてもそこまで努力してあげる必要を感じません。

しかし、「現在成長中の我が子の脳を伸ばしてあげたい!」というのは殆どの親が思っていることでしょう。

なので「IQは遺伝できまるのか」「IQは環境に影響するのか」という点を解説してきたいと思います。

IQは遺伝で決まるのか

親子

親のIQ(知能指数)が高いと、こどものIQも高くなるのか、という疑問について、

結論から言ってしまうと、「遺伝の影響は大きい」という結果が出ています。

IQが遺伝に依存するのか調べた実験が下記のようになっています。

158組の別々に育てられた一卵性双生児(同じ遺伝を持つこども)を分析した結果では、IQの遺伝率は「75%」でした。さらに同じ環境で育った一卵性双生児と二卵性双生児のIQの遺伝率を比較すると、一卵性双生児の方が良い結果がでました。

つまり、環境要素より、遺伝要素が大きくIQに影響する、ということになります。その他に実施された研究でも、IQは遺伝が影響している結果が多く、「50%~70%」が遺伝の影響を受けている結果になっています。

やはり遺伝とIQは無視できない関係ですね。「頭の良さ」って努力でどうにかしたい要素の最有力候補ですので残念な気もします。

他にも収入の50%近くが遺伝であったり、音楽の際のは90%ほども遺伝と言われていたりします。

誰でも夢を語れる世の中の割には、理想通りにいかないで挫折する人が多いのが現実です。悲しいですがそんな現実が少し納得できる仕組みな気がします。

好きなことで生きていくにも、遺伝や才能という部分は考慮しておく必要があると思います。

環境でIQを伸ばす

上記で「IQは遺伝」と説明しましたが、「なら、努力しても無駄なのか?」「環境を整えることは無意味なのか?」という疑問が出てくると思います。

そう聞かれれば、「努力も環境もIQに大きく影響する」という返答になります。

IQは遺伝に大きく影響されはしますが、それが全てではない、ということです。IQを上げるには確実に努力も環境も重要になります。

ある養護施設のこども達を別に施設に移し、養母による愛情ある育児を受けさせたところ、IQが「30」ほど上昇した例があります。

このことから、IQを上げる為には、人との接触であったり、愛情が大きく影響する事がわかっています。

頭のいい親を持つことが、頭の良い最大の理由となる、これは変えようののない事実ではあると思います。

しかし、生まれた後からも、親の愛情や育て方でもこどもの能力は大いに伸びる可能性を秘めています。

人間の脳は大きく発達すると、環境の影響を受けずらくなります。より遺伝子の影響を受けやすくなるのです。

逆に言えば、遺伝子の影響を受けにくいこどもの状態であれば、親の態度や回りから得るものが脳の発達に大きく影響されるのです。

IQはたった「5%」でも変われば、人生に大きく影響するでしょう。人の人生というのは能力を競う場面が本当に多いです。

同じ生き物であるからこそ、ほんの少しの能力数値の差が大きく勝敗分けます。

スポーツなどもそうですね。「ほんの少し」の差を縮める為、差をつける為に、何年もの時間を費やしてトレーニングを重ねます。

走る速さも「0.1」秒でも変われば世界が変わります。この事実は頭の良さでも変わることはありません。

受験などでも、たった「1点」が違うだけで何百人と差をつけることだってあります。もしこれが合格ラインぎりぎりの点数であれば、「合格」「不合格」という結果で、とてつもなく大きな違いです。たった一点の差であったとしてもです。

人生はそんな場面の連続です。「勝ち」「負け」で判断することが多いからです。

そんな重要な能力値が環境や育て方で「30」近く変動する可能性があるとなれば、その影響力は無視できないものです。

こどもの能力を最大限生かしてあげる為にも、こども環境をしっかり整えてあげることができるようにしてあげましょう。

賢い子に育って欲しい

「子供のIQが気になる」というのは、親が自分の子供に賢く育って欲しいと願うから気になる事です。

しかし、「知能指数」が能力の全てではありません。正直言って今の世の中で、ずば抜けた能力を持ち「優秀」と思われる子は「何らかのスキルを持っている子」です。

さらに、一つの高い能力を持っている子は他の能力も伸びやすいです。全体的なステータスの底上げになります。

なので、賢い子に育てたいというのなら、子供の興味に寄り添い、何らかの役に立つスキルを磨いてあげることが一番です。

そういった将来役に立つ能力などを纏めた記事は下記に纏めています。気になる方は併せて読んでみてください。

頭の良い賢い子に育てる方法、赤ちゃんから取り組める脳の発育方法 | DISA LOG

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シィダ

「脳」をテーマに情報を5年以上発信しており、人生が豊かになるような脳科学の記事を書いています。最近では「人工知能(AI)」に興味を持ち、「ChatGPT」や「Stable Diffusion」を触っています。AI画像生成が趣味で、「X(旧Twitter)」に挙げて遊んでいるの良ければ覗いてみてください。

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