好きと言われると好きになりやすい心理、告白された人を意識してしまう理由
意識させる
好きな相手ができたら、まずは相手に自分のことを意識してもらえるようにしますよね。
恋愛において「気になる人」「意識してしまう人」「目で追ってしまう人」になるのは重要なことです。
何気ないことから意識するようになって、眼で追っていたら好きになっていた、なんてことは珍しい事ではないです。
男性の場合で相手を意識するのに「顔がタイプだった」という意見をよく聞くと思います。
それを聞くと、「やっぱり顔なのか…」という考えになってしまう人もいると思います。
ですが、案外そんなこともありません。男性は自分が相手を意識した理由を「外見」の要素で考えてしまいがちですが、理由を細分化した時に、親密度や割とちょっとしたキッカケや出来事の方が多かったりします。
その例として多いのが、「何度か会っていると徐々に」というパターンが多かったりします。
相手のことを知っていったり、仲良くなっていくうちに少しづつ意識していくこともあるのです。「会う回数が多い」というのが大きいですね。
何度も会っていると相手の頭の中で存在が大きくなります。強く記憶に刻まれれば意識することは避けられないでしょう。
ここで本題なのですが、相手の頭の中に残るほどの印象を与える、及び残る方法と言えば、今回の記事タイトルにある通り、「告白」です。
告白ほど相手の意識に残るものなんて殆どありません。間違いなく他の人たちより相手の意識に強く介入する事でしょう。
実は、「何度か会っているうちに」の次くらいに、相手を意識するパターンとして多いのが、「相手の好意を知る」ということです。
集団でいても「自分のことが好き」という存在がその中にいたら、意識の殆どはその人に持っていかれますよね、当然のことです。
告白ほど、相手に自分の好意をわかりやすく伝えれる手段はないですからね、どうあっても効果は絶大でしょう。
しかも、「相手に強い印象を与える」と「相手の好意を知る」という好きになる大きな二つの要素が組み合わさっているので、実質的に告白は相手を一番意識させれる行為、と考えてもいいでしょう。
今回は、その時に相手に働く心理で、なぜ好きと言われると好きになりやすいか、という点を解説していきます。
・相手の印象に残る必要がある
・好意を知ると意識しやすい
・好意を伝えつつ強い印象を与えるのが告白
好意の返報性
好意の返報性というのをご存じでしょうか?「返報」は、他人が自分にしてくれた行いに報いる、又は、他人から受けた恨みに仕返しする。という意味がありますね。
好意の返報性は、人が持っている「好意に対しては好意的に対応したがる」という心理です。
自分に対して好意的だったり親切に思ってくれている相手の事は好意的に思えますよね。
こちらも親切に接したいし、嫌われたくないし好かれるように振る舞いがちです。これが「好意の返報性」となります。
この感情の面白いところは、どんな相手にでも働きやすいという点です。
そこまで仲良くないグループの人であっても、好意的にされたら嫌いにはなれないです。それどころか「本当はいいやつらなのかな?」とそのグループ全体の印象にも影響するレベルです。
漫画でも敵側の人間と仲良くなるパターンってよくありますよね。
「何かわけがあるのではないのか?」と、どうにか理由を付けてまで自分が好きになるように理由付けし始めるほどに影響します。
実はこれにはちゃんとした心理的理由があります。
人間は認められたい欲をもっている
人は誰であっても「誰かに認められたい」「高い評価を得たい」「みんなに好かれたい」「注目を集めていたい」という欲求を持っています。
この欲求は結構強いです。注目を集める為ならなんでもやる人を見たことがると思います(笑)
好意的にされる、というのはその欲求が満たされている状態になります。
「その欲求を満たしてくれる人」となれば、手放したくないのは当然ですよね?人の所有欲にまで働きかけます。
人の欲求はとても強いです。なので私達はそれを上手くコントロールして生活しています。
しかし、コントロールするのは大きめのその人の生活に影響する表面上の欲求だけです。
そういった意識しづらい深層心理に働きかけるような心理はコントロールしていない人が多いです。そもそも気が付けてすらいない人ばかりです。
そこが人の「隙」になります。行動で人の心理・感情を動かすことは可能だということを知っていて欲しいです。
・相手がどんな相手でも働きやすい
・どうにか理由を付けてまで好印象にする
・「好かれたい」という欲求はとても強い
・「好かれたい」という欲求はコントロールしづらい
先に特別な存在になる
意中の相手の周りにはライバルが多くいるはずです。その人の生活の全てを把握しているわけでもないはずなので、自分の目の届かないところでも出会いがあるかもしれません。
人の関係は突然大きく進展することもよくあります。ぐずぐずしていたら他の人に先を越されてしまうかもしれません。
「そうは言ってもタイミングが…」ってなりますよね(笑)しかし、そのタイミングは皆さんが思っているより早い可能性があります。
たとえばですが、あなたの気になる相手の周りに5人の女性がいたとします。
まだ誰一人としてあなたの気になる相手とは特別な関係とかでもなく、好意も抱いていない状態です。
このままでは誰とでも特別な関係になる可能性があります。それはあなたでは無い可能性の方が確率だけでみれば高いでしょう。
しかし、そんな中あなただけが誰よりも先に告白したとします。
そうなれば勝率はかなり高くなるでしょう。何せ、相手は告白されたあなた以外に意識がいきづらくなるからです。何をするにもあなたを意識し続けるでしょう。
告白するのが危険であれば、それとなく好意だけを伝えるのも手です。
先に「自分に好意のある特別な存在」になることができれば、他の人よりも有利になることでしょう。
これに関しては、成功するしないは置いといて、早いもの勝ちであることは間違いないでしょう。
好意を伝えると関係が良くなる
アメリカの恋愛関係について調べた実験にて、相手に「好きだ」と伝えているカップルは交際が長続きする傾向にあるという実験結果がでています。
好意を伝えなくて関係がこじれる夫婦やカップルの話しは割と聞きますよね。やはり、相手の気持ちを知る事と、自分の気持ちを伝えることは、円満な関係続けていくうえで重要だと思われます。
「言わなくてもわかっている」というのは検討違いの考えかたです。ちゃんと言葉にして「好き」と伝える行為は効果が違います。
照れ臭くても相手を思うのならちゃんと伝えることが重要ですね。
言葉にするのがあまりにも恥ずかしい人は、「好意」が伝わるような行動をしてあげるのもいいかもしれません。好意を伝える方法は言葉だけではありませんので。
「好意」を受け取り、相手から認めれている、という感情を得ると性的な魅力が増すともいわれています。
カップルで好意を伝えることは何もリスクはないですし、リスクが無い割には様々な恩恵があります。何より「好き」って言われると安心しますよね。
相手の為にも自分の為にも、できるだけ好意を伝えてみましょう。
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