この記事は、日本の法律において、性別が同じである二人が結婚できるように改変を促す記事ではありません。

「脳科学」の観点と現状から、同性愛者の「心理的」「身体的」な状況や事実で判明していることを伝える記事です。

世界が問題視していることを知る為、自分や自分の身のも周りに優しくできるようにする為、一つの知識として見て頂くようお願いします。

「同性婚」について思うことがある方は「 日本のパートナーシップ制度」を覗いてみてください。

同性愛者と現代社会

全員がわかっている事だとは思いますが、「同性」を好きになる人は社会に受け入れられづらいです。

「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシャル」「トランスジェンダー」「クィア」他の呼び方があるかもしれませんが、こういった性的少数派の全てがそうです。頭文字をとって「LGBTQ」と呼びます。

「全ての国が」とは言えないですが、現状を言えば、少なくとも日本は寛容ではないと言えるでしょう。

表立って差別は無いとしても、まず自分で自覚するところから苦悩が始まり、周りと違うことに自分がどう生きていくか思考する人が殆どです。

普通は自分の好みを「治す」「変える」「隠す」という思考にはならないでしょう。しかし、誰に言われるまでもなく自分を偽ることを思考するところから始まります。

それほどに私達全員が「社会に馴染めない」と無意識下でも意識することなのです。

もちろんそこで「心理的」「精神的」な問題が発生します。なので、何故そう思ってしまうのか、どうのような影響がでているのか、を下記から解説していきます。

同性愛者の自殺率は高い

まずは同性愛者であることの「心理的」「精神的」影響についてです。正直に言ってプラスに働いていることよりマイナスに働いていることが多いでしょう。

アメリカで「若者の死因」について調査が行われました。そして死因の理由の2位に「自殺」があるのですが、その自殺で特に多いのが同性愛者の自殺だったそうです。

この事実は同性愛者に多くの苦悩があることを表しています。やはり自分自身で悩み苦しみ、未来に活路を見出すことが困難で絶望してしまうことが多いのです。

もちろん罪を犯したわけでもなく、誰かを傷つけたわけでもありません。ですが、それほどまでに自分を追い詰めがちなのです。

特に若者の自殺の理由に多いのが「いじめ」です。同性愛者であることが必ずしも原因になっているとは言えませんが、関係が無いとも絶対に言えないでしょう。

人が命を諦める原因となる多くの理由は、「精神的な迫害」です。

私達は「手を出さなければ」「無関心であれば」「関わらなければ」自分は悪くない。そう思ってます。「何もしなければ何も悪くない」「悪い事をしなければ問題ない」と考えます。

そういった認識を1人1人が改めて考える必要があるかもしれません。

同性愛者が認められづらい一つの理由

同性愛者が社会に受け入れられづらい理由はなんだと思いますか?その答えはいくつもあり、完璧に理由を言い切れる人はいないでしょう。

しかし、その点に一つの観点を持った人たちがいます。まずその点は「法律」です。法律は間違いなく社会を形成する要素の一つです。私達の社会的考えは法律を基準にしていることも多いでしょう。

法律的に認められていることに関しては、私達も肯定的になります。そこで考えらたのが「同性婚が法律で認められている場所」ではどのように違いあるのか、という点です。

同性婚が認められている場所と認められていない場所

ジョンズ・ホプキンス大学のジュリア・レイフマンはアメリカの同性婚が認められている32州と、認められていない15州で、1999~2015年までの統計を調べました。

この調査の目的としては、

「法律によって同性婚が認めれている場所では、同性愛者のストレスは軽減されるのではないか?」

ということを確認する為です。法律=社会で認められている環境では生きやすいく、ストレスも減ることで自殺率も下がるのではないかと考えたのです。

結果として、「1回以上の自殺未遂の割合」は、同性婚を認めていない州の方が高い事が明らかになっています。

また、法律の改正により「同性婚を認めるようになった州」においても、改正後と改正前で違いあり、同性婚を認めるようになった後から「7%」ほど自殺未遂が減っていることが確認されました。

法律で同性婚が認めらることによる効果

上記のことから、「同性婚が法律に認められる」ということは、社会的にも受け入れられることにも繋がる。ということがわかったのです。

法律=社会的に受け入れられると、同性愛者のストレスは軽減させる効果がある言っていいでしょう。

この法改正の目的としても、世界的に「少数派だからと言って差別させない」ということを目的に改正れているとそうです。

このことから、「差別してはいけない」「いろいろな人がいる」という意識を変えるようなやり方ではなく、そもそもの差別的思想にならない環境を作ることにも意味があると思えます。

この方法はとても困難なことです。これからも多くの思考が必要になってくるでしょう。しかし、このような調査や研究もあり、理解のある社会の形成は以前より進歩はしているように感じます。

同性愛者であることを隠すこと

上記でも言いましたが日本では同性婚は認められていません。これからも認められることが無い確率も大いにあります。そしてその改正が必要だとも言いません。

以前、同性愛者が苦悩することは避けられないのが社会の現状です。同性愛者であることを隠す方が生きやすいことも変わりません。

隠すことにより大きなストレスを抱えることも避けられないでしょう。現代は理解のある人の方が多いですが、間接的な差別を常に受けることになります。

そういったことを踏まえたうえで、オープンにして堂々と生きるのもいいと思いますし、上手く隠して社会に馴染むのも一つの手です。

理解ある人同士で交流したりするのも心理的な対策になると思います。重要なのはそういった対策をする上で自分を追い詰めない事です。

精神的なダメージ、最悪自殺などに繋がってしまうのは、自分自身を強く攻めてしまっている傾向の強い人です。

この記事を読んだ人は、周りにそういった人がいる、自分自身が当てはまる、関心があり知りたかったから、などの人でしょう。

「理解」は自分から周りの救いに繋がります。「同性愛者にある苦悩」を理解して、自分や周りに優しくできるように意識していきましょう。

同性愛者の自殺率が高い、同性の結婚が認めれない事による影響と同性愛者の生きづらさについて